高濱虚子 並に周囲の作者達 (講談社文芸文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065143247

作品紹介・あらすじ

文学青年でありながら、家庭の事情でやむを得ず東大医学部へ入学した秋櫻子。在学中に出会った高濱虚子の文章に感銘を受け、自らも作句を始めた秋櫻子は、虚子に師事し、「ホトトギス」の中心的同人になりながらも、やがて虚子の客観写生を旨とした「花鳥諷詠」俳句に反発を感じていく。虚子との出会いと決別までを、松根東洋城、原石鼎、山口誓子、高野素十らとの交流や実作への批評とともに描く、歴史的名著。

感想・レビュー・書評

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  • 自伝・小説として詠めば面白い。
    俳句研究の資料としても一級品であるが、秋尾敏の指摘の通り、水原秋櫻子の眼鏡を解していることを忘れてはならない。
    復刻版を頂いたので感想をもって謝辞とする。

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著者プロフィール

水原秋櫻子(みずはら・しゅうおうし)1892年、東京生まれ。俳人、医学博士。東京帝国大学医学部卒業。松根東洋城、のち高濱虚子に師事。「ホトトギス」同人として、山口誓子、高野素十、阿波野青畝とともに「四S」と呼ばれ活躍。のち、俳句誌「馬酔木」を主宰。新興俳句運動を推進し、石田波郷、加藤楸邨らを育てた。医師として昭和医専(現・昭和大学)の教授を務める。81年没。

「2019年 『高濱虚子 並に周囲の作者達』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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