猫が西向きゃ(1) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 149
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065145401

作品紹介・あらすじ

漆原友紀(『蟲師』『水域』)の最新タイトルは、”フロー”と呼ばれる奇妙な自然現象を処理するフロー業者・ヒロタと、アルバイトの智万ちゃん(見ため12歳、実年齢35歳)、そして”しゃちょう”(猫)が贈るストレンジなお仕事活劇! 三叉路が七叉路に増殖してたり、物体のカドがぜんぶ丸くなってたり、鏡の中に鏡反転の世界が生まれてたり。そんな変な光景を見かけたら、それは”フロー”。自然もときどき間違えるのだ。

感想・レビュー・書評

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  • 何らかの原因で空間が揺らぎ変貌する現象「フロー」。
    人が風景に心を動かされるように、
    風景も人の想いに動かされて姿を変える。
    変わってしまった風景は異様なものだけれど、
    その原因となった人にとっては心地よいものだったり。
    だから、いつかは元に戻ってしまうことに
    少しもの寂しさを感じたりもします。
    ゆるやかにフローに向き合う主人公たちと、
    ゆるやかに流れていく時間。優しい風景。
    何だか懐かしく、ゆったりした気持ちになるお話です。
    でも、解決を必要とする問題も…どうなっていくのかな?

  • やっぱりこの漫画家さんの漫画は独特の空気を感じるお話ですごく好きだなあ……。
    些細な気持ちから起こるフロー。人らしい思いと姿にほっこりさせられる。続き楽しみだなあ

  • この漫画すきだ。
    生きて家族には会えないて決定した時の描写が絶望的でちょっと泣けてしまった。
    オチはまあペットも家族ですが。

  • んああぁぁぁぁぁ この世界に行きたい。
    猫の楽園に迷い込んで、いっそ帰ってこれなくてもいい。

    ヒロタさんはギンコさんの末裔かな笑

    蟲のいるあの日本の現代を見ているよう。

    しゃちょーがかわいいね。きんたまみたいな口元がかわいい。
    あーかわいい。
    猫ならそりゃわかるよねフローのひとつやふたつ。

    この世界はどうしようもなくさみしいけれど、ひょっとしたら優しくないこともないのかもしれない。

    漆原友紀の作品を読むといつもそんなふうに思う。
    そんなふうに感じられることが、ちょっとだけ嬉しくて、ちょっとだけ安心する。
    猫のかわいいきんたまみたいな口元みたいに、ちょっとだけ口角が上がる。

  • しゃちょうにヤラれる現代版おとぎ話!!面白い!!

  • 漆原友紀の新作。本人曰く、現代もの風景まんがだそうですよ。
    そういわれると、蟲師も風景に圧される場面多かった気がします。あちらは、失われてしまったかつての、といった趣が強かったと思いますが。和洋混在している社会様式なのも、そのせいか。

    今回は、失われつつある風景、といったところでしょうか。

    いや、現代もの風景まんが、じゃなくて。
    じゃあ、何か?といわれると困るのですが。

    郷愁かなあ。読み手の心に染みついた一点を衝いてくるまんがです。

  • いやー、最高です…
    時間のゆっくり流れる感じとかは相変わらずで…
    (志摩冬青時代からファンですー)

  • “不思議”を描かせたら一等素晴らしい、漆原先生の新作。

    「フロー」という不思議現象と、現代を組み合わせた、人情劇のような。
    いまのところは一話完結。
    フローを解決する業者・広田フローを視点に、人々の悩み危うさなどを描いている。

    不思議×等身大の人間たち。



    主人公一味の【(株)広田フロー】は、
    フローの匂いに敏感な猫・しゃちょう、
    フローの考察や予測をたてる広田、
    フロー現象に遭い若返ってしまったチマちゃん。
    最低限の登場人物でじゅうぶんに物語をまわしていく。

    広田が白黒だと、前作のギンコにちょっと似てるのが気になる。でも元々描きわけそんなにしない作家さんだしいいか…。

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著者プロフィール

漆原友紀(うるしばら ゆき)
1974年、山口県出身の漫画家。アフタヌーン四季賞1998年冬のコンテストにて四季大賞を受賞した短編を連作化した『蟲師』でデビュー。同作は第30回講談社漫画賞一般部門を受賞、映画化された。他に『フィラメント ~漆原友紀作品集~』『水域』がある。
2019年現在、『猫が西向きゃ』をアフタヌーンで連載中。

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