教養としての健康情報 「それ」本当に信じていいですか? (講談社の実用BOOK)

著者 :
  • 講談社
3.00
  • (0)
  • (5)
  • (3)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 34
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065146699

作品紹介・あらすじ

「鼻にワセリンを塗ると、花粉症がよくなる」「1日6時間睡眠を続けると、徹夜明けのようになる」「インフルエンザが流行したとき、マスクをしたほうが予防できる」「お酒を飲むと記憶力がよくなる」……。いま、医療や健康に関する情報があふれています。
その情報は玉石混淆。本当に信じでいいのでしょうか?
健康情報の取材を続けるNHKチーフディレクターが、経験から言えること。本当に「役に立つ」医療・健康情報は思った以上にシンプル。
そのウソ・ホントを見抜くワザをもつと一生役立ちます。具体例を参考にしながら読む進めていくと「健康情報リテラシー(見極める目)」が身につきます。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シンプルかつ確からしい内容。話すべき部分をすっ飛ばして単純化するような雑さを感じない説明だった。
    本書から、医療・健康情報を見極める「目」が必要なこと、その見極めるためのチェック項目が分かった。
    感情を揺さぶる、根拠のないまたは弱い情報を一度疑い、厚労省・国立研究所などのデータをみてみようと思った。コクランというサイトが気になる。

  • 知ってる

  • 医療・健康情報に出会ったとき、どのように判断し、受け取っていくかの着眼点が読みやすくて、わかりやすく紹介されています。

    日々、ぼんやりと記事を眺め、「そうなんだ!」と素直に受け取ってしまいがちなところのある私には、とても参考になる本でした。

  • 【まこ記入:2023.4.5】

    教養としての健康情報 それ本当に信じていいですか?
    市川衛著

    情報収集として手に取りました。
    フォトリーとしての目的達成度や質問の答えとしては半分くらいしか得られませんでした。
    しかし、ちょっと気になっていたことを整理するヒントを得ました。
    ”感度”と”特異度”について、モヤモヤしていたところだったのです。
    そのことについて、頭の整理ができたので、これで良しとします。
    書籍の内容には、ほぼ触れられてませんでしたが、
    ひとつのトリガーワードから、自分の頭の中のブランチが整った感じです。
    こんな読み方もありですね。
    書籍はつまらないので、すぐメルカリ行き。

    https://www.facebook.com/groups/898247247572913/permalink/1012899839440986/

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50193367

  • 【1冊フォトリーディング】【マインドマップ】
    教養としての健康情報 それ本当に信じていいですか?
    市川衛著

    情報収集として手に取りました。
    フォトリーとしての目的達成度や質問の答えとしては半分くらいしか得られませんでした。
    しかし、ちょっと気になっていたことを整理するヒントを得ました。
    ”感度”と”特異度”について、モヤモヤしていたところだったのです。
    そのことについて、頭の整理ができたので、これで良しとします。

    書籍の内容には、ほぼ触れられてませんでしたが、
    ひとつのトリガーワードから、自分の頭の中のブランチが整った感じです。
    こんな読み方もありですね。

    書籍はつまらないので、すぐメルカリ行き。

  • 前半は医療情報の真偽について、後半はその真偽の判断方法について分かりやすく纏められていました。

    コロナ禍でデマ情報が錯綜する中、感情に囚われず正しいデータを比較参考して判断する方法を知れて参考になりました。

  • とても読みやすく分かりやすかった

    耳は消耗品!
    おたふくは日本やけに多い ワクチン任意の為5000-8000円

  • 文の読みやすさ、伝え方の上手さからか、サクサクと読み進めていけた。健康、医療へのリテラシーを高めていこうという人が導入するのに、程よいボリュームと感じた。
    著者はTwitterもやられているので、動向を追っていきたいと思う。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

いちかわ・まもる 医療の翻訳家。医療ジャーナリスト。メディカルジャーナリズム勉強会代表。京都大学医学部非常勤講師。00年東京大学医学部卒業後、NHK入局。医療・福祉・健康分野をメインに世界各地で取材を行う。16年スタンフォード大学客員研究員。【主な作品】「テレビ」NHKスペシャル「腰痛 治療革命」「医療ビッグデータ」ためしてガッテン「認知症! 介護の新技」など。(書籍)「脳がよみがえる・脳卒中リハビリ革命」(主婦と生活社)「誤解だらけの認知症」(技術評論社)など

「2019年 『教養としての健康情報 「それ」本当に信じていいですか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

市川衛の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×