個人差あります(1) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 54
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065146767

作品紹介・あらすじ

どこにでもいるような、何の変哲もない、ただの夫婦のはずだった。ある日、夫に「異変」が起こるまでは……。家族をテーマに次々と作品を発表してきた日暮キノコが挑むのは、夫婦の中の「男と女」。空前絶後の衝撃作。

感想・レビュー・書評

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  • 日暮キノコさん、今回のテーマは「性」「性差」。
    謎の症状「異性化」で、ある日突然女性になってしまった
    30代既婚男性が向き合う、「女性」にとっての社会。
    何らかの「壁」にぶつかり、向き合い、
    意を決して扉を開け、表の世界に出ていく…。
    『ふつつか者の兄ですが』でも感じられた
    前向きに生きようとする主人公の姿が、
    この作品でも描かれていきそうです。
    妻や先輩、仕事先の人々など、主人公を取り巻く
    キャラクターたちの配置や設定が絶妙。
    これからの展開がどうなるのかが楽しみです。

  • 自ら望んで性を転換することは今日では珍しくはないし、おとぎ話としては大林宜彦の「転校生」みたいに男と女が入れ替わるというのはあるけれど、男がその人格のまま、ある日突然自分の意思と関係なく女になってしまう、というのはありそうでなかったような気がする。

    そこらへんで生じる様々な葛藤とか戸惑いをうまく描いているなあと思う。

    ブラを買いにいったり、痴漢やセクハラにあったり、生理が来たり、と男時代には考えもしなかった問題に次々に遭遇する主人公。女であることは一つのミッションなのだ。

    中の良い先輩に過ぎなかった雪平への恋心も芽生える。小説家の妻がその成り行きにどう絡んでくるか、楽しみだ。

  • 異性化して遭遇する社会の生きにくさ、面倒さ、ベタなシチュエーションやけど、まだまだあるあるよね。
    異性化の晶、可愛い。

  • 死にかかって女体化したという同人誌みたいな設定。ギャグではなく都合よすぎだけど結構楽しめた。100円ショップ好きなので主人公が勤めてて親近感。年上の小説家とどうして結婚できたのか謎。先輩は妻子がキンプリ風アイドルに夢中で楽しそうで幸せ家庭なのに本人はつまらなそうである。

  • 同じ人、同じ世界が性別が変わることで全く違って見えるのがすごく面白い。
    主人公の男の時と女の時の描き分けが上手い。他の登場人物たちも「こういう人いるなぁ」っていうキャラクターばかりで、個性的だけどリアル。
    晶は性別が変わるという大変な経験をしたわりに、意外と順調そうに見える。もちろん悩んだりはしているけど。
    でも苑子さんのことを考えるとすごく切ない。子供のこともそうだし、夫がどんどん可愛くなって、恋をして、自分よりも女になっていったらめちゃくちゃ複雑だと思う。皮肉にも夫が同性になったことで、二人の距離が縮まったことが余計に切なくさせる。

  • も少し踏み込み期待、痴漢やセクハラとか普通の要らない

  • この作者さんの漫画好きでして。
    ある日突然男から女へ性別が変化してしまったサラリーマンのお話。
    1巻目は序章という感じで。
    次巻では職場の先輩と2人きりで出張に行くらしう、ひと波乱ありそうだ。

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著者プロフィール

日暮 キノコ(ひぐらし きのこ)
第29回別冊フレンド新人まんが大賞で佳作を受賞しデビュー。独学でマンガを描いてきたが、デビュー以後に多くのマンガ家のアシスタントを担当し、研鑽を積んだ。主な著作に、2014年にNHK BSプレミアムでドラマ化された『喰う寝るふたり住むふたり』。アラサーカップルのほのぼのとした日常を描いた。ほか、『モンクロチョウ』『ふつつか者の兄ですが』など。『個人差あります』を連載中。

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