アルキメデスの大戦(13) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065148266

作品紹介・あらすじ

ドイツから帰還した櫂はついに戦艦「大和」建造を本格的に開始する!!そこに搭載されたのは前代未聞の最新兵器!?そして、来る昭和11年2月26日。櫂は大蔵大臣・高橋是清のもとにいた・・・・。三田紀房が描く激動の日本海軍エンターテインメント第13巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 二・二六事件の時、櫂は高橋是清邸に居て被弾した。そしてこの日から日本は戦争に突き進む。

  • ・120 ロケットの誘導はスルー。
    ・123 扉 下から東京駅からの宮城(皇居)。現八重洲口には川が。暗殺された人に海軍大将が多かったのは、はじめてしりました。
    ・127 東條が永田が殺されたときの軍服を着ているのには、凄みを感じました。

  • ドイツから帰還した櫂はついに戦艦「大和」建造を本格的に開始する!!そこに搭載されたのは前代未聞の最新兵器!?そして、来る昭和11年2月26日。櫂は大蔵大臣・高橋是清のもとにいた・・・・。三田紀房が描く激動の日本海軍エンターテインメント第13巻!!(Amazon紹介より)

  • 11-13巻読了。「大和」反対派から推進派への鞍替え、乗っ取り、認可は得たが実現には幾多の障害が。そして、ドイツへの派遣。金塊を元手に希少金属を買い付け、当初の予定プラス最新の技術を入手。ユダヤ人の亡命を条件にユダヤ人ルートを活用することで。ヒトラーとの邂逅とシュバルツ少佐との関係の深化。帰国後、「大和」建造に邁進するが、身を引いたヒサとの別れも一因となった。そして、急遽高橋是清蔵相に呼ばれ、万が一開戦時の国家予算の見積もりを聞かれ、夜を徹して説明してるうちに、二二六事件に遭遇。撃たれるも一命を取り留め。そして、軍部は開戦へと駒を進めようとして…と。

  • 二・二六事件。
    そうか、この時代の出来事なのかと再確認。もっと太平洋戦争直前のような感覚で読んでしまってました。このクーデターが軍部の政治介入を強め、日本は戦争への道へと突き進んでいきます。
    この結果を受けて、戦略方針を変えざるを得ない帝国軍内の政争が、櫂の目論見を変えていきます。
    何度も何度も、理想の前に立ちはだかる現実をのり越え、時にはすり抜けてきた櫂。どうやって、戦争回避への道筋を歩んでいくのか。そして、最終的に回避できないという歴史があるからには、敗北の瞬間が訪れるはず。
    それはいつなのか、なんなのか。

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著者プロフィール

1958年生まれ、岩手県北上市出身。明治大学政治経済学部卒業。
代表作に『ドラゴン桜』『インベスターZ』『エンゼルバンク』『クロカン』『砂の栄冠』など。
『ドラゴン桜』で2005年第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
現在、「モーニング」にて『ドラゴン桜2』を連載中。

「2023年 『アルキメデスの大戦(32)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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