- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065148297
作品紹介・あらすじ
大ヒット『花野井くんと恋の病』の森野萌デビュー作、新規カバー&本編その後の描き下ろしおまけ漫画を収録した新装版が登場! 小学1年生の時、ベランダから落ちたところをアパートのとなり部屋に住むユキちゃんに助けられたモモ。この春高校1年生になったモモは10年ぶりにユキちゃんに再会し、ふたたび二人はお隣さんになって…? JK×サラリーマン、年の差幼なじみの傑作ピュアラブストーリー!!
感想・レビュー・書評
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子供の頃ベランダから落ちるところを助けてもらったお隣さんのところに、高校入学を期に戻ってきた子の話。
押しかけ方がすごいし思い込みが強いけど、実際ユキの生い立ちはヘビーで支えがあるといいのにと思った。
1人で!と頑張ってきて、家族になるという選択肢に気付いた時のハッとした感じが印象的でした。
モモの母親が学歴主義というか、言動がどうかと思うところがあったけど、実際の母は普通に子供を心配する人で、ラストの4コマでユキと同類のにおいがすると読んで笑ってしまったw
モモが最初に言ってた怖さとは質が違う気がするけど、そっちの怖さもあるならより怖いなと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新装版。読んだことなかったので、読めてよかった。どうなることかと思ったけど、なんだか胸の奥がほわっとする感じ。お互い大事な存在。描き下ろしの本編その後とカバー裏!間違いなくこのふたりの娘はモモよりしっかりした子になるよね。
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これは良いものを見た(読んだ)。
「歳の差幼馴染の傑作ピュアラブストーリー」(帯より)
まさしくであろうと感じる。「花野井くんと恋の病」の作者による隣人ピュアラブストーリー。本作がデビュー作とのこと。
純粋な恋の物語でこんなやつ現実にいねえよというくらいキャラクターが良い人、良い子すぎるのだが、むしろそこが良い。
新装版である本作には書き下ろしも収録。こちもとても良いので一読されたし。
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読み終わった直後、世界に浸りすぎて、感想書くための語彙力が消失した件について。
ただただ「尊みが過ぎる」と。
それしか出てこなくて、心底困った。
一回り年が違う幼なじみ二人が再びお隣さんになって、季節一巡りする間に、引っ付いたり離れたり、家族と向き合ったり、自分の気持ちに気付いてみたり。
色々あったけど、この話はやっぱり「家族」の物語だった気がします。
勿論、恋心もあるけれど、もっともっと大きくて広い愛というか絆というか。
あんな関係性が築けた二人が、本当に奇跡のように尊かったです。
新装版書き下ろしで、更にこちらの魂が飛び、カバー裏で更に昇天していくことになりますが……いやもう、ファンサービスが過ぎる。
大変ごちそうさまでした。