新装版 マイ・フェア・ネイバー (KC デザート)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 98
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065148297

作品紹介・あらすじ

大ヒット『花野井くんと恋の病』の森野萌デビュー作、新規カバー&本編その後の描き下ろしおまけ漫画を収録した新装版が登場! 小学1年生の時、ベランダから落ちたところをアパートのとなり部屋に住むユキちゃんに助けられたモモ。この春高校1年生になったモモは10年ぶりにユキちゃんに再会し、ふたたび二人はお隣さんになって…? JK×サラリーマン、年の差幼なじみの傑作ピュアラブストーリー!!

感想・レビュー・書評

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  • 子供の頃ベランダから落ちるところを助けてもらったお隣さんのところに、高校入学を期に戻ってきた子の話。

    押しかけ方がすごいし思い込みが強いけど、実際ユキの生い立ちはヘビーで支えがあるといいのにと思った。
    1人で!と頑張ってきて、家族になるという選択肢に気付いた時のハッとした感じが印象的でした。

    モモの母親が学歴主義というか、言動がどうかと思うところがあったけど、実際の母は普通に子供を心配する人で、ラストの4コマでユキと同類のにおいがすると読んで笑ってしまったw
    モモが最初に言ってた怖さとは質が違う気がするけど、そっちの怖さもあるならより怖いなと思いました。

  • 新装版。読んだことなかったので、読めてよかった。どうなることかと思ったけど、なんだか胸の奥がほわっとする感じ。お互い大事な存在。描き下ろしの本編その後とカバー裏!間違いなくこのふたりの娘はモモよりしっかりした子になるよね。

  • これは良いものを見た(読んだ)。

    「歳の差幼馴染の傑作ピュアラブストーリー」(帯より)

    まさしくであろうと感じる。「花野井くんと恋の病」の作者による隣人ピュアラブストーリー。本作がデビュー作とのこと。

    純粋な恋の物語でこんなやつ現実にいねえよというくらいキャラクターが良い人、良い子すぎるのだが、むしろそこが良い。

    新装版である本作には書き下ろしも収録。こちもとても良いので一読されたし。

  • 小学1年生の時、ベランダから落ちたところをアパートのとなり部屋に住むユキちゃんに助けられたモモ。この春高校1年生になったモモは10年ぶりにユキちゃんに再会し、ふたたび二人はお隣さんになって…? JK×サラリーマン、年の差幼なじみの傑作ピュアラブストーリー!!(Amazon紹介より)

  • ラブストーリーだけど、「家族」のお話。
    素直で一生懸命なモモちゃんが可愛いし、ストイックで大人なユキちゃんがかっこいい。
    きっと二人とも自分を受け入れてくれる、安心できる場所が欲しかったんだろうな。そんな二人が自然と惹かれ合い、いつの間にかお互いがお互いのかけがえのない居場所になっていたことが素敵。
    そしてお互いに背中を押されて、それぞれの心のわだかまりと向き合えたのもよかった。特にユキちゃんがモモちゃんに言った「反射で怖がるな おまえが怖がっているのは本当に『今』のお母さんか?」という言葉が考えさせられた。

    森野先生のデビュー作だけど、一作目なのにコマ割りや構成がすごくお上手!絵は現在と比べると登場人物の表情が固い感じ。書き下ろしで現在の絵と比較できたのもよかった。

  • 読み終わった直後、世界に浸りすぎて、感想書くための語彙力が消失した件について。
    ただただ「尊みが過ぎる」と。
    それしか出てこなくて、心底困った。
    一回り年が違う幼なじみ二人が再びお隣さんになって、季節一巡りする間に、引っ付いたり離れたり、家族と向き合ったり、自分の気持ちに気付いてみたり。
    色々あったけど、この話はやっぱり「家族」の物語だった気がします。
    勿論、恋心もあるけれど、もっともっと大きくて広い愛というか絆というか。
    あんな関係性が築けた二人が、本当に奇跡のように尊かったです。
    新装版書き下ろしで、更にこちらの魂が飛び、カバー裏で更に昇天していくことになりますが……いやもう、ファンサービスが過ぎる。
    大変ごちそうさまでした。

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著者プロフィール

森野萌(もりの めぐみ)
月刊『デザート』(講談社)に『マイ・フェア・ネイバー』が初掲載。同誌で2014年に始まった初の本格連載『おはよう、いばら姫』が『このマンガがすごい!2016』オンナ編にランクインするなど注目を集めている。現在月刊『デザート』で連載中の『花野井くんと恋の病』が、第45回講談社漫画賞少女漫画部門受賞。

「2022年 『花野井くんと恋の病(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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