花野井くんと恋の病(3) (KC デザート)

著者 :
  • 講談社
4.25
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本棚登録 : 859
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065148303

作品紹介・あらすじ

花野井くんのことを好きだと自覚した日生ほたるは、自分からきちんと告自しようと決意! そんな時、小学校の時の同級生・八尾くんと再会したのをきっかけに、恋についてちゃんと向き合うことになり……!? 恋がわからない女子×愛が重すぎる男子の初恋ピュアラブストーリー、まじめにゆっくり進行中です。

感想・レビュー・書評

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  • 健全な少女漫画って感じできゅんきゅんしていいですね!
    ついに両想い!(ホントの)

    まだまだ続くけど、どうなることやら。
    八尾君の動向も気になる。

  • 9話:今までお試しだったけど花野井くんのこと好きになったんだから好きって言おう!と奮闘するほたるちゃんがかわいい。
    タイトル見て、自覚した途端いきなりお泊り〜!?と思ったら、きょーちゃん&彼氏の倉田くんも一緒の勉強会からの流れでした。ちなみに、花野井くんとの登校時、雑談ぽく「明日から雨」って言っててほたるちゃんが奮闘してる間に1日が終わって、おそらく翌日が勉強会=雨で、それが雪になって、って細かい部分も凝ってますね!
    ほたるちゃんは初詣から花野井くんにみんなに仲良くしてもらいたいみたいだけど、花野井くんはほたるちゃんが一緒ならなんでも平気、で人づきあいに興味なさそう。ほたるちゃんはちょっぴりお節介かなあと思わなくもないけど…。好きな子がお泊りするからってドキドキしてる花野井くんがかわいいし、ほたるちゃんのこと待っててあげてて偉いです。(まだそこまで自信がないってことなのかもだけど)
    あ、あと、みんなで食べる夕飯をコンビニに買いに行って、それがレトルトカレーっぽいの、改めてこの作品好きだなと思いました。いきなり人んちの台所使って、下手すりゃ食材すら買わずに料理の腕前披露〜みたいなご都合主義じゃなくてとても好印象です!

    10話:5話にちらっと出てきた八尾くんが9話ラストでほたるちゃんのバイト先の新人くんとして登場!ほたるちゃんと同じ小学校で、過去に友達とトラブった原因の男の子っぽいです。花野井くんが不安そうで、痛々しい…。
    ほたるちゃんがなかなか好きと言えないのは、過去のトラブルから、人は恋すると変わってしまうかもと怖いからなのか…。
    この話で地味にすごいな、面白いなと思ったのは、6話の一緒にいたがりな花野井くんと今回の花野井くんの様子は違うとほたるちゃんが気がついて、過去の苦い経験からこのままじゃダメだ、と花野井くんとちゃんと話をしようとする所です。最近転生ものとかで過去の人生で得た記憶を元に失敗を回避する話はよく読みますが、自分の人生そのままで過去のトラウマを乗り越えようとする話って案外新鮮かもと思いました。
    ほたるちゃんが向き合おうとしてくれてるからかもだけど、花野井くんも闇抱えてそうな割には意外と素直で、不安な気持ちをちゃんと言えるのね。この辺も所謂ヤンデレとはちょっと違っていて、ありそうで意外とない作品だなと思います。
    ほたるちゃんは普通にバイトしてるだけだし、八尾くんとはちゃんと距離とってて何の問題もないのに、なんとか花野井くんを安心させてあげようとして、でも安易なことは言わない・言えないってすごく誠実。2人の仲、もうひと押しだよ〜ってところで、八尾くん、花野井くんのこと知ってるの?とまだまだ波乱がありそう?
    (いや〜でもさ、ほたるちゃん何もしてないのにある意味疑われるというか勝手に不安に思われて、それでも今できる精一杯で花野井くんを安心させてあげようとしてて偉いよな…。愛が重めな花野井くんと付き合ってけるのは愛情深めなほたるちゃんじゃなきゃ無理そう…)

    11話:花野井くんに自然に好きと言うためバレンタインにチョコをあげようと決心したほたるちゃん。リサーチとして里村さんとバレンタインフェアに行くことに…って里村さんに誘われて八尾くんも付いてきちゃった!
    八尾くん、悪気のない距離近タイプかな?チョコは手作りより買ったものがいい派というのは意外だけど、私も同感だな〜。お菓子作りやお料理作るの慣れてる人ならともかく、普段やらないのにバレンタインにぶっつけ本番で作ってそれを人にあげるってどうなのよ…と思ってたら、花野井くん、手作りにチャレンジしてた!(なんかごめん…笑)
    花野井くん、自分が重いとか不安を押し付けるばっかりって自覚はあるんだよな…でも正直不器用だよね…(笑)。ほたるちゃんはそんな花野井くんに親近感や好感持ってるみたいだし、素の花野井くんが見れたことで自然に気持ちが零れ、恋することによる変化への不安も吐露し、花野井くんから前向きな話が聞けたことで遂に告白!
    思えばお試し交際も花野井くんに「できるよ」と言われたことから始まったし、恋することへの変化が悪いだけじゃなくいい方向もあるって、花野井くん意外とポジティブだな…それともポジティブになれたのはほたるちゃんのおかげなのかな。

    12話:ほたるちゃんが告白!両想いだね、ハッピー…と思ったら、花野井くん、嬉しいくせに何試すようなこと言っちゃってんの〜?
    2巻8話でしまむーが言ってた「愛し方が違うって結構大問題」ってことなのかなあ?
    花野井くんのおばあちゃんが来襲して話は中断しちゃったけど、駅での花野井くんの独り言、何なん?怖いんだけど〜(苦笑)。
    街でバッタリ花野井くんのおばあちゃんに会い、花野井くんの家庭環境について話を聞いたほたるちゃん。
    高校生が一人暮らししてるって都合のいい漫画あるあるだけど(笑)、花野井くんの場合は彼に「他の人なんてどうだっていい」と言わせちゃうくらい家庭環境が影響を与えていて、設定としてちゃんと機能していて感心するというか、花野井くんの重さの一因なのかと思うと切なくなります。でも、花野井くんが本当に「他の人なんてどうだっていい」と思ってるかというと、意外と面倒見が良かったり、優しいところもあるんですよねー。
    考えた末、シンプルなメッセージを送ったほたるちゃんと、「来ちゃった」な花野井くん。思えばこの巻では花野井くんが自信なさげだったり不安げな所がよく描かれてましたね。花野井くん、無理しやがって(笑)。
    考え方の違う二人だけど、ちゃんと話し合って積み重ねていくことができれば大丈夫だよね、という、なんとも丁寧な付き合い方をしていく二人のお話。
    一見ありがちな高校生の初恋物語かと思いきや、ここまで真摯に、恋愛に、相手に向き合っていこうとするってなかなかないと思います。
    次巻から、本当の彼氏彼女ですね!

  • マンガアプリで3巻まで読んだ。
    4巻から本屋に買いに行ってしまいました。。。

  • ヒーローの方が愛が重い系、ヒロイン鈍感系が好きな人にはおすすめ!
    ヒロイン自覚後、どう変わるかが楽しみ。

  • 好きって言葉は伝えるには難しい。いっしょにチョコ作りとか微笑ましいし、いい方向に変わっていくのもいいね。ここからが本当の恋人同士。

  • また一味違う、ヒロインの相手役。
    ちょっと執着しがちだけど、これは何か過去がもっとあったりするのかな?

    ふむ、といったところ。
    機会があれば続き読む。

  • 花野井くんのことを好きだと自覚した日生ほたるは、自分からきちんと告白しようと決意! そんな時、小学校の時の同級生・八尾くんと再会したのをきっかけに、恋についてちゃんと向き合うことになり……!? 恋がわからない女子×愛が重すぎる男子の初恋ピュアラブストーリー、まじめにゆっくり進行中です。

  • 本当に二人ともいじらしくて可愛い!
    ほたるちゃんの素直さも花野井くんの不器用さもどっちも尊い!
    恋を通して人が成長していく様子がよくわかる素敵な作品だなぁ。

  • がんばってチョコ作る花野井くん尊すぎた

  • 【あらすじ】
    花野井くんのことを好きだと自覚した日生ほたるは、自分からきちんと告自しようと決意! そんな時、小学校の時の同級生・八尾くんと再会したのをきっかけに、恋についてちゃんと向き合うことになり……!? 恋がわからない女子×愛が重すぎる男子の初恋ピュアラブストーリー、まじめにゆっくり進行中です。

    【感想】

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著者プロフィール

森野萌(もりの めぐみ)
月刊『デザート』(講談社)に『マイ・フェア・ネイバー』が初掲載。同誌で2014年に始まった初の本格連載『おはよう、いばら姫』が『このマンガがすごい!2016』オンナ編にランクインするなど注目を集めている。現在月刊『デザート』で連載中の『花野井くんと恋の病』が、第45回講談社漫画賞少女漫画部門受賞。

「2022年 『花野井くんと恋の病(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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