今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね(10) (講談社コミックス月刊マガジン)
- 講談社 (2019年3月15日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065149256
作品紹介・あらすじ
驚愕・壮絶・戦慄の問題作。恋が殺意に侵される――美しくもグロテスクなダーク・ラブ≒サスペンス。
神城卓が片思いの相手・花園魅香に出会った時、ふとよぎったのは「花園の喉元を傘で突き破る」という明確な殺意のビジョンであった。残虐で、残酷で、残忍な世界に囚われた少年が、抗いの果てに辿り着くのは希望か、絶望か!?
ついに最終局面を迎えるえぐま教による聖夜の惨劇。彼らが最後に企てる、教団設立当初からの悲願である「解放宣言」とはいったい……さらに、混沌うず巻く会場には、輝葉祭事件を首謀したあの男と、神城が想いを寄せる彼女の姿が…!?
感想・レビュー・書評
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この作品ほどのラブサスペンスを知らない。恋心が殺意に変化される病『ID(Intellect Destruction)』のシンプルだがインパクトが強いアイデアの勝ち。まさに、ラブがサスペンスだった。その病に準えば、両思い=殺意があるもの同士というのが何よりも面白かった。キャラクターとしては、病の影響で体を武器に変えれるギフト(超能力)を授かった人間が印象的。「名前で呼ばれるの恐縮なんで“人間”とでも呼んどいてください」のセリフはシリアスな笑いを生んでいた。
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