- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065151594
作品紹介・あらすじ
森見登美彦、熱烈推薦! 自らの揺籃の地、奈良を舞台に綴られる“本陣”達也の物語――。円居挽、二度目のデビュー作、ここに誕生。
感想・レビュー・書評
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濃い緑の香りが行間から香ってくるような、軋む床の音が聞こえてけるような舞台設定、好きだなぁ。
ルヴォワールシリーズは未読だけど、これ単体でも楽しめました。
行った「復讐」の内容が詳細には語られてないところが、遠い思い出語りのような雰囲気で逆に印象に残った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ルヴォワールシリーズの外伝的作品。達也に再び会えるだけでも嬉しいが、あまり本編では描かれなかった達也の越天学園時代が描かれるとなれば読まないわけにはいかない。「DRDR」はドラクエ未履修のため、そこまで楽しめず無念。越天学園シリーズは大いに楽しんだ。その他、とある人物の元ネタは分かる人には爆笑もの。そしてこの上なく綺麗な幕引きに、実に満足しながら読了した。
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我々にとって、かつて世界は奈良であった。
この本は「復活の呪文」である。 -
【収録作品】DRDR/友達なんて怖くない/勇敢な君は六人目/な・ら・らんど/京終にて/ふっかつのじゅもん
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2019.7.22読了。
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ファミコン世代には懐かしいドラクエの話。
本陣達也の復讐劇がどんなものであったか、ちょっと気になる。 -
19/05/19読了
好みに合わない、という意味でのほし2つ。
奈良は大人になってからちゃんと訪れていないのでいかねば。 -
あっちこっち置いてきぼりなことろがあるのは、ルヴォワールシリーズの前日譚だったのね。
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【さようなら、青春。さようなら、わたしの奈良ー】
ルヴォワールシリーズ好きなら読んどけ。
奈良にも行っとけ。 -
「お前も正しい青少年として、ゲームに現を抜かすんだ」。
想像力を発揮して余白を埋める。
余白が広くなればそれだけ描くものを選べる。
推理だって考察だって自由になれる。
思い出した。愛しく思ってたこと。
京都のとある一画であの4人は本当に自由に楽しそうに推理を飛躍させていた。
忘れてしまうから、薄れてしまうから、そうならないものに写しておく。
言葉や物語にもそういう機能があって、読み込めばその時のままを手に取れる。
なるほどそれは確かに"ふっかつのじゅもん"だ。
著者プロフィール
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