テンジュの国(4) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 116
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065153048

作品紹介・あらすじ

十八世紀、チベット。山間のとある村に住む医者見習いの少年、カン・シバのもとに異国から花嫁がやってきた。彼女の名前は、モシ・ラティ。初々しい二人は、少しずつ距離を縮め、やがて家族となっていく──。チベットの日常と共に描く、花婿と花嫁の物語。


医者見習いの少年、カン・シバと彼の花嫁モシ・ラティ。“競馬祭り”で縮まった二人の距離。皆が穏やかに暮らせるよう、医者としての道を歩むカン・シバのもとには、今日も様々な患者がやってきて…!?  “五体投地”や“沐浴”、そして薬草――。知られざるチベット文化と共に描く、ほのぼの日常物語。

感想・レビュー・書評

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  • 五体投地しながら巡礼する一行との邂逅。カン・シバは薬を塗って治療を施し。五体投地で巡礼する際の作法を知る。これ興味深かった。いろいろな取り決めがあって、なかなかの手間。あと、近所のおじさんが事故死した牛を運ぼうとしてぎっくり腰になり、死んだ牛といっしょに台車で運ばれ、うちに着いたら娘にお姫様抱っこされて恥ずかしがるシーンがツボ。婚約者のラティとの好意がまっすぐ伝わりあってるところもいいなあ、と。

  • 長閑でほのぼのとした絵が好き。4冊目に入って、緩やかにお話しが進んで行くのもいい。
    羊のスープ。五体投地。放生。知らない風習が物珍しい。
    骨をかじるセンゲが可愛いし、新しい薬入れも素敵。
    番外編のペマちゃんのあの感じ、すごいよくわかる!

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