世界で闘うためのスーツ戦略 (星海社新書)

著者 :
  • 星海社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065154373

作品紹介・あらすじ

ビジネスは第一印象がすべて! ルール・オーソドックス・ミニマルを合言葉に、ロジカル&ローコストに完璧なスーツスタイルを創る!

感想・レビュー・書評

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  • 超タメになった本。この本、バイブルにしたいぐらいだが、私自身まったくこれを守れていない。次にスーツを買うときはこの本が基準となるだろう。

    センスだけではなく、あるルールの上にセンスが乗っかるのだという「スーツ哲学」が述べられる。特に、相手への敬意がオシャレにつながるというのは、本当に視座の転換というか、目から鱗だろう。自己満足ではないオシャレというのがこのスーツ本でしっかり示されている。

    相手のために装う方法として、
    シャツと靴下はコットン、
    スーツはウール、
    タイはシルク、
    チーフはリネン、
    革製品は牛革で、黒。
    と、この素材の列挙は参考になる。

    シャツについては、首回りが最重要という。 
    スーツからみえるシャツの袖は1.5センチというのも、店員と会話するときの指摘事項として参考になる。
    シャツは淡い青で、半袖シャツはNGという。
    これを読んでから、長袖シャツが淡い青ばかりになった。夏でも着ている。
    襟はセミワイドのスプレッドカラーという。
    http://www.y-shirts.jp/collar/semi-wide.html
    これほど気品あふれるシャツはもってないので、鎌倉シャツで注文しないといけない。
    シャツは鎌倉シャツ。この本で知った。

    スーツはサスペンダー仕様にする。
    ジャケットは濃紺。
    ストライプの間隔は狭いほうがいいという。

    お値段だが、スーツ四万、シャツ七千、肌色の下着をかう。肌色の下着は、ユニクロのエアリズムでも出てきていて、無印にもあった。ほんとにおかげさまだ。

    靴はいつもきれいにする。
    靴のしわも伸ばす。
    踵も直す。
    ズボン、靴下、靴と次第に色が濃くなるようにする。

    グレーのシャツや、ぴっちりしたのもあこがれるのだが、これはどこかに遊びに行くためのものであり、仕事とは関係ない。信頼を得るための大切なことが散りばめてあった。

  • 参考になりました。

  • ミニマル思考 数、買う理由を明確に

    ビジネスにはLUCKが必要 learning under knowledge 正しい知識を通じた学び

    シャツ 5,900円以上 コットン100%の良質なものの最低額 ×シャリシャリした化学繊維
    スーツ 3万円以上
    ネクタイ 5,000円以上 シルク(絹)100% ディンプル(アナン国連事務総長、ケネディ、ケーリー・グラントのもの綺麗 喪服では×)
    靴 3万円以上
    靴下→ホーズ(膝下までの丈)、コットン ユニクロでは取扱なし 1,500円以上 HALISON

    シャツ 織り方 ブロード(ポプリン)→光沢が自然に現れる織り方 オックスフォード→織り目が見える・カジュアルテイスト ポケット不要 セミワイドスプレッドカラー(襟が100度開いている)

    ジャケット ウール(羊毛)100% 濃紺 ラペル(下襟)8.5センチプラマイ0.5センチ 本切羽4つのボタン ベント(後ろの切れ目)→センター(乗馬起源)、サイド(サーベル起源・荘厳さがある)

    スリーピースのベスト(英・ウエストコート、仏・ジレ)

    靴 内羽根→フォーマル

    ビジネスマン iクラウド普及→荷物を少なくすること可 ブリーフケース一つ

    高学歴、能力の高い同僚→スーツが残念 自分はスーツにこだわり→劣等感のある自分の精一杯の背伸び、足りない部分を外見で補う

  • センスなし、お金なし、時間なしでも
    世界で闘えるスーツスタイルが学べる一冊

    《スーツを着る上で最も大事なものはルールである。》
    ・シャツはコットンのサックスブルー、ポケットは不要で襟はセミワイド
    ・スーツはウールの濃紺、ノッチドラペルで袖は本切羽
    ・タイはシルクのソリッド、大剣の幅はラペルとあわせて8.5cm、などなど

    《スーツスタイルNG集》
    ・白の下着を着る
    ・ポケットにモノを入れる
    ・ズボンよりも薄い色の靴下を穿く、などなど

    スーツを正しく着こなして
    礼儀正しく、誠実で、信頼に足るという評価が得られるように

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著者プロフィール

井本拓海(いもと・たくみ)
1983年生まれ、山口県出身。国際協力事業に従事。
25歳からヨーロッパ、中東、アジア、アフリカなど海外での業務や駐在を経験し、現在1年のうち4分の1は海外勤務である。
各国の官僚や経営者との仕事を通じ、スーツの着こなしはビジネススキルの1つであることを痛感。
それ以降、和洋問わずさまざまな文献にあたり、スーツの着こなしを徹底研究。その成果をまとめたのが本書。
著書に『世界で闘うためのスーツ戦略』(星海社)がある。

「2019年 『教養としてのスーツ センスなし、お金なし、時間なしでもできる世界レベルの着こなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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