個人差あります(2) (モーニング KC)

著者 : 日暮キノコ

• 講談社 (2019年5月23日発売)

作品紹介・あらすじ

どこにでもいるような、何の変哲もない、ただの夫婦のはずだった。ある日、夫に「異変」が起こるまでは……。家族をテーマに次々と作品を発表してきた日暮キノコが挑むのは、夫婦の中の「男と女」。空前絶後の衝撃作。

感想・レビュー・書評

[mangatoclassicさんの感想 · 2019年7月14日]

意表を突く設定とリアルな描写でインパクトのあるスタートを切った本作、第二巻も期待を裏切らない充実度。

雪平先輩と地方営業の出張に出た磯森は、そこで先輩と不倫して”処女”を失う。

しかしエクスタシーが訪れた瞬間、なんと磯森は再び男に戻ってしまう！

不倫と再異性化という二つの重い事実を抱え帰宅した磯森は、妻と子作りをする決心を固める。

ここでまたセックスした瞬間に女に戻るんだろうな～なんて思いながら読んでいると、次の章では、薬局で生理用品売ってくれた女の子が追いかけてくる。なんとその子も、異性化した元男だったのである！　う～ん、いい感じにカウンターパンチくらった。これからどうなっちゃうの！？

それにしても日暮キノコの描く女体はエロい。Ｇペンがしなって描き出すたわわなおっぱいに欲情しない男がいるだろうか？

[マンガタリ編集部さんの感想 · 2019年5月29日]

同性としても憧れだった先輩と、異性化して不倫…。
そこまでは「おいおい信じられんなぁ」と
思っていたけれど、まさかの展開で物語の深さが
より増していくことに…そう来るか！（＠＠）
一連の出来事を経たがために
見えるようになったことがあり、
また、だからこそやりにくくなったことがあり…。
そして今巻ラストに待っていたもうひとつの「まさか」。
ますます目が離せなくなってきました。

[ミラコさんの感想 · 2019年5月28日]

雪平先輩ひどいな。

[stkmdfさんの感想 · 2019年5月24日]

ほう、そうきますかあ。

著者プロフィール

日暮キノコ：第29回別冊フレンド新人まんが大賞で佳作を受賞しデビュー。主な著作に『喰う寝るふたり住むふたり』『個人差あります』『モンクロチョウ』など。

「2023年 『喰う寝るふたり 住むふたり 続』 で使われていた紹介文から引用しています。」