- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065154847
作品紹介・あらすじ
特別査察官からの執拗な圧力に対抗して、病理医・岸京一郎は「あの男」と手を組む!臨床と病理の連携で、移植治療にそびえ立つ「壁」に挑む医師たち。雑誌掲載時から話題を呼んだ腎移植治療編、決着!宮崎不在の病理部を描いた、病理学会編も収録!
感想・レビュー・書評
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毎巻のことなんだけど、壁を殴って、ゴミ箱を蹴り飛ばしたくなるような現状で身体も心も限界まで使って「医師」として「患者」を救うことに奔走する姿を見ると本当に胸が苦しくなる。
身内に医者がいるもんで、実際その激務、誠実であろうとすればするほど負担が増していって、現場はそういう真面目な医師達の献身で成り立っているんだということを少なからず見ている。
家族なので、そんなにボロボロになる前に休んでくれよって思うんだけど、でも目の前に救わなくてはいけない患者さんがいて、それを放っておくような人間ならそれはそれで頬を引っ叩くかもしれない。
本当に頭が下がる。
岸先生って、めっちゃ人のこと、信じてるんだよね。
皮肉屋に見えて現場の、個人の抱えてる問題に関して的確に切り込むし放っておかないし、委ねつつ譲らないという。
そういうとこがたまらなく好き。
んー、もうちょっと良い言葉がある気がするけど。
そして今回は宮崎、布施コンビの可愛さ爆発で。
宮崎先生、いいよね…「もっと打ちのめされたい」とか思っちゃうとこがきちんと変態でイイ。
恋バナが全っ然盛り上がんないとこもイイ。
全然応援する気が起きない本郷もイイ。頑張れ。無理だけど。
知りたい。もっと。
人知れず努力を惜しまず、全てを捧げて仕事をする人達のことを。もっともっと。
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表紙の岸先生、人間の命を救うのを生業とする主人公がしていい表情じゃないでしょ(笑)。
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一村先生がモテるの超分かるぞ。学会いいな。サバト。
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特別査察官からの執拗な圧力に対抗して、病理医・岸京一郎は「あの男」と手を組む!臨床と病理の連携で、移植治療にそびえ立つ「壁」に挑む医師たち。雑誌掲載時から話題を呼んだ腎移植治療編、決着!宮崎不在の病理部を描いた、病理学会編も収録!
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まさか万城目にそんなウラ(?)があったとは。
現在はWHOの安全基準で問題ないとされている修復腎移植かー。勉強になりますね。先進医療(条件付)として承認されてる。
万波誠 - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%87%E6%B3%A2%E8%AA%A0
病気腎移植 - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%97%85%E6%B0%97%E8%85%8E%E7%A7%BB%E6%A4%8D
次は壊死性筋膜炎。デブリードマン、陰圧閉鎖療法(コメントのみ)とか、少しでも聞いたり知っていたりすると、なるほどと読みやすい。 -
キリキリとした緊張感あふれる腎移植、学会、夜中の手術と三様のストーリー。宮崎先生、表情に自信が表れてきてとても頼もしい。それだけ誠心誠意仕事に取り組んでるからだよね。今自宅待機ですが、私も自分の仕事に自信を持って10割!と断言できるよう地盤を固めよう。学会、楽しそう。こういう交流会、医師だけじゃなくてほかの業種でもないかなあ。ウェブで見てみようかなあ。勉強しなきゃ。プロの仕事ぶり、意識を見せつけられてとても刺激受けました。倍返しは気持ちよかったー。
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いかんよね、シロウトの検索は。調べるのはいいけど調べ方を間違うとひどい目に遭う流れ。いまどきはいっぱいいるんだろなあ…
そしてザッキーが楽しそうでよかったです(・×・) -
学会側はわいわいしてて、病院側は緊迫感があって、面白かった!榊野さん、いいキャラしてるなあ(笑)
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物語は、腎移植っていう、だいぶデリケートなところに。かつて『新・ブラックジャックによろしく』で味わった、最悪の記憶が蘇ったけど(今思ってもあの展開は酷かった)、本作では、岸先生のキャラを上手く活かして、納得のいく仕上がりになっていたのでひと安心。いや~、ビクビクしました。違う視点としての学会風景とかもあって、やっぱ面白いです。
著者プロフィール
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