起業の星 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 75
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065155684

作品紹介・あらすじ

大手不動産会社で専務に命じられ五十人の首を切ったあげく、自らも解雇された田中辰夫。四十九歳の失業者に再就職の道は厳しい。息子の雅人は就職したシステム会社にさっさと見切りをつけ、同級生の相棒とネットで起業をめざしていた。遊んでいるようにしか見えなかった息子も、世間の荒波と格闘していたのか。それを知った父も、大手にはできない新たな不動産サービスを見いだそうとしていた。父と子の再建物語。TBS日曜劇場「集団左遷!!」原作で話題の江波戸哲夫のリストラ再建小説!(『起業の砦』改題)

感想・レビュー・書評

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  • 前向きになれるビジネス小説。
    ピンチはチャンスとは良く言ったもので、どんなに苦しい状況であっても、いま何ができるのか、自分自身の頭でしっかりと考えやり抜くことこそが大事だと改めて感じた。

  • 人生はご縁だな

  • 爽快な終わりで、面白く読めた。いくつになっても挑戦だ。

  • 起業の雰囲気が伝わる小説で面白かった

  • 清々しい気持ちになった!

  • 読了。今年全然本読んでなくてやばいなーって思って本屋でプッシュされてたので買ってみた。自己投影できるような話でもありスラスラ読めた。エンタメ系はやっぱり読めるなー。

  • 不動産業で、活躍した父親。
    しかし、不動産不況に陥り、リストラを担当する。
    自分なりに、そのことを考えて、退職する。
    自信を持っていたが、四十九歳という年齢は
    なんともならない。再就職の壁はあつい。
    一方で、息子も、ネットで起業をしようとする。
    ZOZOタウンの寸法を測るアプリもあったが、
    フィッティングルームを開発する。
    ユニクロの柳井会長のような経営者が出てくる。
    そして、そのアプリが、簡単に盗まれる。
    息子は、懸命の努力をする。
    そして、資金的に詰まった時に、父親に相談する。

    親父と息子の起業物語。
    二人は、互いの立場を 理解していく。

  • リストラに遭った父と会社に見切りをつけた息子。経験か才覚か……父と子の起業物語。

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著者プロフィール

1946年東京都生まれ。東京大学経済学部卒。都市銀行、出版社を経て、’83年作家活動を本格的に始める。政治、経済などを題材にしたフィクション、ノンフィクション両方で健筆をふるっている。『銀行支店長』と『集団左遷』が2019年4月からのTBS日曜劇場「集団左遷!!」のドラマ原作に決まる。近著に『ジャパン・プライド』『起業の星』『新天地』『定年待合室』など。

「2020年 『リストラ事変 ビジネスウォーズ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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