- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065156483
作品紹介・あらすじ
エウメネスは恋人・エウリュディケがフィリッポス王の第7王妃となること、自身が「王の左腕」に選ばれたことを知り、引退を決意する。その頃、どこか王子アレクサンドロスに似た男・パウサニアスが不穏な空気を漂わせていた。パウサニアスの過去には何が? そして彼はエウメネスとどこで交差する?
感想・レビュー・書評
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マケドニア王のフィリッポは、脚の怪我のため一休みか。しかし、その間ただ休んでいるわけではない。何かしら次の一手を打っている。主人公のエウメネスは、それに積極的に関わりたいわけではないのだが、結果的には大いに関わってしまっているわけだ。なんていうか、その間の具合が面白い。冷静すぎるやつ(主人公もそうだが)、やたらと必死なやつ、それぞれに面白いが、岩明均のコミックに共通のあっけらかんとしたほのかなユーモアが背景に流れている。これが結構魅力的なのだ。さて、読み終わってしまったので、また2年次の巻を待たないといけないのかあ、やれやれ。いいところで終わったんだよなあ。
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新キャラ・パウサニアス登場。そしてほぼパウサニアスの巻となっている。アレクサンドロス王子と瓜二つながら、獅子に抉られた傷痕が痛々しいその相貌。歴史は彼にどのような運命を割り当てるのか……終盤、オリュンピアス王妃を狙う暗殺集団に独り対峙するネオプトレモス。パウサニアスとの一騎討ち。そんな最中に交わされる、王妃とパウサニアスの滑稽なやり取り。それを見やるネオプトレモスの心の声がいちいち面白い。
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11巻を読む前に10巻から遡って1巻まで再読したのですが繋がっていく様が解けて線となりはじまりの点になるのが圧巻でした。どう読んでもおもしろい。ただ自分が生きている間に完結してくれるだろうか……。
11巻は王様暗殺の件のプロローグ的な話もありつつ。オリュンピアスとパウサニアスはどう関わってゆくのだろう。そして二人は暗殺に向けてどう収束していくのだろう。
また2年後にこの続きが読めるのかしら。その頃には東京五輪終わっているのよね。 -
もう出してくれただけでありがとうございますという気持ちです。
久しぶりに読んで、また一段と線が丁寧というか時間かけてるなーという印象を受けた。
そのせいか余白の情報量が増えてる。
何年ぶりでも、登場がちょこっとでも、エウメネスは変わらずエウメネスで安心する。
で、また気になるとこで終わりましたね。
またしばし徳を積む毎日が始まります。
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神
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マケドニアに関して勉強不足を痛感
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星5レベルだが次の新刊がいつ出るかわからない。星-1
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武力で叩きのめしたかと思えば_次は懐柔_敵勢力の分断と_迅速な外交戦略 没落したオレスティス豪族 地位あるマケドニア貴族 「心がない」ってのも場合によっちゃ武器になる 理不尽に喧嘩を売られた場合は「正義」の心構えて立ち向かい_時に勢い余って相手を殺してしまう事もあるだろう それは王宮内で少々退屈に日々を務める兵達への福利厚生の意味合いもなくはなかったが まるで底知れぬ悲しみと…そして怒り
や、お久しぶりです。ふふふ、面白いでしょ。主人公は架空の人物ですが、周りの時の動きは史実通りなんでしょうね。ゆ...
や、お久しぶりです。ふふふ、面白いでしょ。主人公は架空の人物ですが、周りの時の動きは史実通りなんでしょうね。ゆっくり読んでください。新刊の刊行が遅いですから。
いえいえ。
いえいえ。