戦国北条五代 (星海社新書)

著者 :
  • 星海社
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065157091

作品紹介・あらすじ

ゆうきまさみ、推薦!

戦国時代を体現する戦国大名・小田原北条氏五代一〇〇年の興亡
伊勢宗瑞(北条早雲)の伊豆討ち入り(一四九三)に始まり、秀吉による小田原合戦(一五九〇)において没落するまで、五代一〇〇年にわたって関東に覇を唱えた北条氏(小田原北条氏、後北条氏)は、戦国大名研究において常に中心的存在となっている。存在期間の長さ、残存史料の豊富さなどの点からいって、「戦国大名とはなにか」を考える際には、まずは北条氏について解明することが求められるゆえである。早雲の「伊勢素浪人説」否定よりはや三〇年。戦国大名研究の第一人者が、北条五代の政治動向を中心に叙述した通史に、旧版では未収録であった増補原稿を追加。最新の研究動向を反映し、新書として三たびこれを世に問うものである。

感想・レビュー・書評

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  • 専門的すぎて読み難いが、知識になる。
    北条五代の事をもう少し齧ってから、改めて読み直したい。

  • 北条氏はそこまでメジャーではないと思っていますが、歴史の研究者からすると、文章が残っていて(?)研究の中心になるらしい。
    北条氏の100年が、戦国時代の始まりと終わりに大体対応しているっていうのが面白いと思います。

  • 戦国時代、関東に覇を唱えた小田原北条氏の通史。五代にわたる関東経略の推移が詳細に叙述されている。敵味方の変遷が目まぐるしく、戦国時代というものの複雑さを垣間見た気がした。

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著者プロフィール

1965年、東京都に生まれる。1995年、駒沢大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学。現在、駿河台大学法学部教授。著書に『中近世移行期の大名権力と村落』(校倉書房、2003年)、『戦国大名 政策・統治・戦争』(平凡社新書、2014年)、『百姓から見た戦国大名』(ちくま新書、2006年)など。

「2021年 『戦国「おんな家長」の群像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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