ブルーピリオド(5) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.34
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本棚登録 : 698
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065159583

作品紹介・あらすじ

成績優秀、世渡り上手なリア高校男子が絵を描く喜びに目覚め、美大を目指す! 藝大実技1次試験、ハプニングがあったもののなんとか乗り切った八虎。そんな中、龍二が試験を放棄したことを知り2次試験への準備に集中できなくなってしまう…。  読めば何かを始めたくなる! 超話題の伝染性青春漫画、待望の第5巻!

感想・レビュー・書評

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  • "周りの人から見た自分"というものにがんじがらめになっていた二人が、セルフヌードを同時に描き、自分を見つめる作業をしている過程は胸に迫りました。お互いがお互いをケアするのではなく、自分が自分を見つめることで、葛藤に向かい合っていく。きれいなところも汚いところも、かっこわるいところも。一人では自分を見つめることができなかったけれど、なんて名称になるのかよくわからない不思議な関係の二人が、一緒になら、自分を見つめることができたんですね。誰かがそばにいることで。青年期の、自分とは何か悩む過程、自分の凡人さを感じて吹っ切れた部分、何かを描き、受験というプロセスを経て、成長していく様子は、就職率とか、生産性とか、そういう軸なんてちっぽけに感じられるくらい、もっと根源的な問いの答えをもらえる気がします。いい作品に出会えたな。

  • 作品を作る時であっても、人と向き合う時であっても、裸でそれにぶつかることが出来るだろうか。

    もちろん着衣の問題ではなく心の問題だが、この巻ではその「向き合う姿勢」が描かれ、今回も強い感銘を受けた。素晴らしい作品は大概作者の裸を感じるが、そこまで見せてくれたことに感動するのだ。

    芸大の一次試験が終わり、結果が出て、次のステージへ。わずか十日間くらいの出来事だが、非常に濃密。創作とは、自己と向き合い曝け出すことというのを再認する。

    なお余談だが、ワシは曝け出すことがとても苦手だ。

  • 大事な2次試験の2日前。
    揺れるユカちゃんを、八虎はほっとけない。
    ふたりで小田原へ。
    女装のユカちゃんにびっくりしてたのに、
    温かい朝食を用意してくれてた宿の人に
    心が温まる。
    そこでセルフヌードを描いて、さらけ出すことで
    また、一皮むけた感じなのかな。いい関係だと思う。

  • 第17~21話+番外編「美大受験メシ」収録。
    1次試験結果発表前から2次試験直前まで。自身は凡人と気付き安心するとか、自身の裸体を描く際の鮎川の会話とか、八虎の精神面について向きあう場面が良かった。橋田がキモいという気持ちも分かる、自身の良いところ悪いところ真正面に受け止めて考え続けるって難しいよ。体調を崩した八虎、試験どうなる。一方、鮎川は八虎との会話で良い方向へ進めそうだが、実家暮らしはどうなるんだろう。一人暮らしが最良だろうが、祖母が心配だしねえ。

  • ユカちゃんどうなるのかと思った〜!!
    仲がいいのか悪いのか、やっぱりこの二人は良い友達でした!相模旅行が二人にとって良い時間でひと安心

  • ユカちゃんと主人公の関係性は、非常に面白い。
    それぞれが、ヌードデッサンを書くってのは、お互いがそれぞれ自分と向き合う場になってて、なんというか青春というか、芸術家というか。

    それにしても1次は三人かぁ。グッと減ったなぁ。おまけのおすすめランチも面白かった。

  • マンガ大賞取ったので買ってみた。めっちゃ面白い。

  • 熱くなる。圧がすごい。何かやりたくなる。そんなパワーがもらえます。今読めてとても良かったです。ブルーピリオドって青の時代なんですね。彼のたった一つの青い作品か彼の根っこになったんでしょうか。

  • 1次試験突破。博物館。龍二とのセルフヌードデッサン。八虎は自分の至らないところを認識してそこを補うためにフルスロットルで努力できるのが羨ましい。

  • 言葉の1つ1つが胸に刺さる!芸術、受験というテーマであり自分とは繋がりがほとんど薄い世界。胸に刺さるセリフはそんな世界設定を超えてくる!!なにかに悩んだ時や迷走している時に読むと救われるかも!!

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著者プロフィール

山口つばさ(やまぐち つばさ)
東京都出身。東京藝術大学卒業後、アフタヌーン四季賞2014年夏で佳作受賞。2016年、新海誠監督の作品『彼女と彼女の猫』コミカライズでデビュー。2017年6月から『月刊アフタヌーン』で『ブルーピリオド』を連載し、現在の代表作となる。美大受験を目指す高校生を主人公にした同作は、「このマンガがすごい2019 オトコ編」4位、「マンガ大賞2019」ノミネートなど、高い評価を得ている。2019年6月21日、『ブルーピリオド』5巻刊行。

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