満鉄全史 「国策会社」の全貌 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065162729

作品紹介・あらすじ

明治40年(1907)、「10万の生霊と20億の戦費」といわれる犠牲を払って獲得した南満洲の地に誕生した一鉄道会社は、「陽に鉄道経営の仮面を装い、陰に百般の施設を実行する」実質的な国家機関として大陸政策を牽引した。しかし必然的に政官軍の縄張り争いと対中・対ソ事情の変化、そして場当たり的な政策の影響が直撃する位置に置かれた組織は、図らずも近代日本を体現する存在として日本の支配政策のお粗末さを象徴する存在として現代に伝えられている。
日露戦争から敗戦まで「日本の生命線」の表舞台に立ち続けた組織の足取りを正確にたどり、「国策」という言葉が包含する曖昧さと無責任さを炙り出す。年表、首脳陣人事一覧、会社組織一覧付き。(原本:選書メチエ、2006年刊)

プロローグ――「国策会社」満鉄とは何だったのか
第一章 国策会社満鉄の誕生
第二章 「国策」をめぐる相克
第三章 使命の終わりと新たな「国策」
終 章 国策会社満鉄と戦後日本
エピローグ――現代日本にとっての満鉄

年表
歴代満鉄首脳陣人事一覧
南満洲鉄道株式会社組織一覧

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 講談社選書メチエ版で既読。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1966年生まれ。歴史学者。国文学研究資料館准教授。専門は日本近現代史・東アジア国際関係史・記録資料学(アーカイブズ学)。近年は海外引揚研究を中心に活動している。

「2017年 『国民国家と戦争 挫折の日本近代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

満鉄全史 「国策会社」の全貌 (講談社学術文庫)のその他の作品

加藤聖文の作品

ツイートする