- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065163160
作品紹介・あらすじ
ミャンマー政府は崩壊し、戦場と化したシャン州――。全力で攻勢に出る人民解放軍に対し、アラタは二〇式自動歩兵で対抗するが……。
感想・レビュー・書評
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ついに米中が本格的な戦争を始めてアラタは米軍と共同作戦を展開する、という7巻。
ハード戦争物と俺ツエーが両立している奇跡的な作品で、相変わらずの快進撃が気持ちいいが、その陰で子供が死んでいる。
子供が死ぬと主人公アラタは陰鬱になる。
まめたん本格参入でさらに戦闘が面白い。面白いと思いながら読むと読者も辛いという、常に二律背反な小説ですが、とにかく筆力が高いところが一番好きだ。
「子供たちを戦わせて、自分たちは後ろで待っていろというのか」
「なるべく被害は減らしてみせますよ。言っちゃなんですが、僕のほうが子供を亡くしたとき悲しいので」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦争して領土を取り戻そう、とか言ってる馬鹿は、戦争の始め方や進め方以上に、終わらせ方についてお勉強しているのだろうか、と思いながら読んでた。
まぁ、戦争を題材にしたラノベを愉しんでいる、のは、その馬鹿と立ち位置に大した違いはない、のかもしれませんが。 -
マージナル・オペレーションシリーズの第16作です。とうとう日本製陸戦型ドローン「まめたん」を大量運用することになりました。無双状態です。犠牲を気にしない敵とは決して戦いたくないですね。まだ、無人戦闘ではありませんが、怖い怖い。「まめたん」から丸みをとったら怖いですよ、絶対。一人で扱えるドローンの量には制限が必要だよなー、自律型は怖いです。(2019年)
著者プロフィール
芝村裕吏の作品





