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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784065164037
作品紹介・あらすじ
伍子胥VS.范蠡
呉越両軍、激突!
国家の命運を賭した戦いが始まった。
伍子胥と范蠡、二人の知略戦の行方は――。
2500年の時を超えて鮮やかに蘇る古代中国歴史譚!
感想・レビュー・書評
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范蠡が楚との盟約に動く。
一方、勾践は臥薪嘗胆。西施は間人に。
驕り高ぶる夫差との対決は最終巻へ。
その時、伍子胥はどう動くのか?
あまり動きのなかった8巻。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終巻で本の感想を書く。
呉王夫差と越王勾践
この二人の王の違いが、関わった人々の運命を翻弄する。
伍子胥と范蠡もその渦の中へ……,
この長い物語もいよいよクライマックスへ。 -
史実または史書に描写された出来事を拾い、それへ作者自身が解釈を加えて話を紡いでいくのが歴史小説だろう。どのような出来事を採用するかといった取捨選択には作家の考え、つまり作家性が表れる。
本巻も確かに面白かったが、宮城谷の作家性には共感できない点もあった。
諸稽郢の外交交渉での活躍は実に痛快である。彼の弁舌は後の戦国時代に現れる縦横家のそれそのもので、読んでいて楽しかった。
「徹底して理を求めると、ほかの者には不合理に映るのではあるまいか。」『大戦略』より。
「策を好む者は、策に淪没する。」『大戦略』より。
「まともに押しても動かない岩も、梃をつかえば動く。交渉のこつは、それである。」『講和成る』より。
「発想が秀逸でも手段が陋劣では、けっきょく愚策におわってしまう。」『講和成る』より。
「この世には、いかなる財宝にもまさる物がある。それが人のことばというものだ」『雪中の声』より。
「推量の上に推量を積んでも、実像はみえてこない。」『楚への密使』より。
「旅行は人の精神を育てるにちがいない。」『船上の風』より。 -
今流行りの始皇帝よりも前の話で、紀元前6世紀、春秋戦国時代の中国が舞台です。
呉と越という小国同士の激しい対立を軸に、復讐・忠義・覇権争いが交錯する物語です。
呉王闔閭が天下取りを狙う一方、父王を殺された越王勾践が復讐を誓い、策士・范蠡の知略と共に国の再興を図る過程が描かれています。
伍子胥や伯嚭など、実在した歴史的人物たちの思惑や悲劇も交え、ただの戦記ではなく人間ドラマとしての深みを持った構成でした。
歴史の大きなうねりの中で、それぞれの信念がぶつかり合う重厚な一冊です。
読み始める前の予備知識がなかったために、人物を想像するのが困難でしたが、読み続けていくにつれて、その世界観にのめり込んでいきました。
全9巻と長いですが、読み応えは抜群でした。 -
呉の敵となる越もまた孫子の兵法を学ぶ。ここに兵法の法たる所以(ゆえん)がある。
https://sessendo.blogspot.com/2022/03/blog-post_16.html -
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呉越の戦いが始まり、伍子胥と范蠡は知略をめぐらす。現代に鮮やかに蘇る春秋歴史絵巻!
著者プロフィール
宮城谷昌光の作品
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