王の遊戯盤 欧州妖異譚22 (講談社X文庫)

著者 : 篠原美季 かわい千草

• 講談社 (2019年7月5日発売)

作品紹介・あらすじ

秋の気配が漂うロンドン。パリの情勢が不安定なためフォーダム邸に泊まっていたシモンは、ベルジュ家秘蔵のダイヤモンドを大英博物館に展示する交渉を任されていた。交渉当日、シモンとの待ち合わせで大英博物館に来たユウリは、偶然奇妙な形の石を拾う。それは古代メソポタミアと現代を繋ぐものであり、世界の崩壊にもつながる代物だった。ユウリは大切な人々を守るため不思議で危険なゲームに身を投じた……。

感想・レビュー・書評

[とっこさんの感想 · 2019年12月4日]

安定の面白さ。

アシュレイがシモンに言った孤高の王様って言葉が気になった。
シモン自身と他の意味も重ねてそうなんだけど、なぁ。

[hosinotukiさんの感想 · 2019年10月6日]

今回は全体的に盛り上がりに欠け．さらっと通り過ぎた感がある．シモンがパリにいると何かと面倒なので次巻からロンドンへ来る設定なのかな．

[レナさんの感想 · 2019年7月15日]

読了。

著者プロフィール

横浜市在住。「英国妖異譚」でホワイトハート大賞〈優秀賞〉を受賞しデビュー。シリーズ化され大人気に。主人公たちの成長に伴い、パブリックスクールを卒業した後は「欧州妖異譚」シリーズとして書き続けられている。その他ホワイトハートでは、「セント・ラファエロ妖異譚」「あおやぎ亭」がある。「ヴァチカン図書館の裏蔵書」シリーズ（新潮文庫nex）、「琥珀のRiddle]「倫敦花幻譚」シリーズ（ともに新書館）ほか著作多数。

「2023年 『シモン・ド・ベルジュはかく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」