- 講談社 (2019年7月12日発売)
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感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (672ページ) / ISBN・EAN: 9784065164983
作品紹介・あらすじ
女学校時代から歌人となり、その後は仏教研究家としてもてはやされ、ついには情熱を傾け続けていた小説で大いに注目を集めた女性作家・岡本かの子。だがその創作過程は尋常ではなかった。大人気漫画家・岡本一平の妻でありながら、金持ちの息子と青年医師に惚れこみ同居させるのだ。3人の美男子に傅かれる専制君主。世間からは奇矯と見られる共同生活から芸術作品は生み出されていった。特に一平は本業の人気も夫婦の営みも捨て、かの子を支え続けたのだった。死の前後数年にして不動の人気を勝ち得た女性作家。天衣無縫であり稀有なその生涯を、愛情をこめて描いた評伝小説の傑作!
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
独特な生き様を持つ女性作家の評伝が描かれています。彼女は歌人としての才能を開花させ、仏教研究家としても名を馳せた一方で、家庭内では金持ちの息子や青年医師と共に生活し、世間からは奇矯と見なされる存在でし...
感想・レビュー・書評
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とても興味深い内容でした。あの時代にこんな方が存在していたのか?!と驚きました。もしかしたら、あの時代だからこそ…なのだろうか?!とも思えますが。芸術家は普通ではいられないのだ、という考え方があるのだなあ…それは私の理解を超えています。
わからないからこそ面白かったです。 -
私が持っているのは、旧版(吉祥天女の切り絵が表紙)です。
読もうと思ったきっかけは、かの子が亡くなった時に夫の一平と息子の太郎が交わした手紙についての文章を読んで、二人にこれほど愛された女性のことをぜひ知りたいと思ったことでした。
紅く燃え盛る恒星のように凄まじい生き様が、瀬戸内先生の力強い筆で書き尽くされています。昭和37年から連載されたと年譜にありますが、当時存命でいらっしゃった岡本太郎さん、実妹石井きんさんなど、関係者の方々への取材や著作の引用が多く、リアルです。
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中高の頃の課題図書だったが、660頁という厚さに圧倒され読まずじまいだった。読んで母校の出身だった事が分かり、なぜこのような奔放な女性のについて書かれた本が一応お嬢様学校と言われていた我が校の課題図書だったのか、ようやく理解した
父の様な存在の夫と愛人との生活は理想といえば理想。今の私なら理解できる。若い時に読んでも??だっただろう。
最後の一平を送った太郎のくだりは泣けてくる。 -
長かった…
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川端康成に認められ、女性作家として一時代を築きかけた岡本かの子。その生涯を描いた、評伝小説の傑作!
著者プロフィール
瀬戸内寂聴の作品
