池魚の殃 鬼籍通覧 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 338
感想 : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065165317

作品紹介・あらすじ

O医大法医学教室の大学院生・伊月崇と指導教官の伏野ミチルは、何者かによって拉致監禁された。現場にはミイラ化した腕が残されていたのだが……。誰が何の目的で監禁したのか。ミイラは誰の腕なのか? 魅力的なキャラクターとリアルな医学知識で描く、法医学教室のメディカルミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • なんの因果か、伊月と指導教官の伏野が拉致監禁され、そこで発見した右腕のミイラ!命は助かったものの「なぜ」の疑問が残る中、謎解明に向け走り出す。背景には自分の過去を振り返り、何が正しかったのか自問自答する。誰にでもある過去の出来事にどこまで責任が問われるのか?どうすれば良かったのか誰もわからないが、生きているものは過去を捨てるのではなく、その事実をもって進んでいくしかない。少し重い作品。

  • いきなり事件に巻き込まれていつもと違う展開。警察はもっと頑張って犯人見つけてほしかった。今回は食欲なくすような生々しいご遺体や解剖は少な目。

  • なかなか衝撃的なスタート。
    新鮮で面白かった。

    2020.11.15
    114

  • 衝撃的なオープニングだけどその後はけっこうほのぼのしててよかった。

  • このシリーズは気に入ってます。登場人物も成長していくし、次が楽しみです

  • 被害者になった先生方。真っ暗闇からの脱出はできたのか?
    仕掛けた犯人の狙いはどこにあるのか?

    池魚の殃
    池に住む魚に降りかかった災難とは……

  • 何度読んでも好き

  • 文庫化。
    これで既刊分は全部文庫になったのかな? 新装版刊行から始めて、短期間にシリーズ全作を読破すると、作風の変遷が解って面白い。

  • まさかの拉致監禁! 若き法医学者たちに人生最大の危機が迫る。災いは忘れた頃に!

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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