危険なビーナス (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 365
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065165836

感想・レビュー・書評

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  • 久々の東野圭吾作品

    ドラマの先が気になり1日で読破、思ったより軽くてなんか肩透かし…

    吉高由里子と妻夫木聡のドラマの方が原作の軽さに合ってて良いかも。

    弟の妻、と名乗る楓が現れ、動物病院院長代行の伯郎と真相を探る。
    八神家の莫大な財産相続を軸に、亡くなった母の死因解明と画家達の特殊能力と脳の解明へ向けた研究など各テーマ的には面白いのだが其々が軽くしか絡まず、そして最後も呆気なく収束

    楓にはすっかり騙されたが、伯郎の女好きな軽さがこの作品の軽さの元なのかな?

  • これは男性が好きそうな作品。

    四十路のおっさんが主人公。惚れっぽい。
    誰でも良いから〜みたいな感じが気持ち悪すぎた。
    しかも、酒飲みで自己中心的。
    上から物言う姿勢も好かんかった。
    珍しくイライラする主人公でした。
    犯人は予想外。
    そういった部分では東野さんマジック。

  • 失踪と過去に迫る話。
    割と一気に読みました。気になる展開ではありましたが、
    いまいち物たらない感がありました。

  • 東野作品の中でもなかなか進まなかった本だった。理系の東野さんならではの部分があまり入らなかったのと、登場人物が頭に描きにくかったのが理由な気がする。弟の妻を好きになってしまう主人公あまり好きになれず、感情移入がしにくかった…。でも最後の終わり方は好きだった。

  • 主人公のハクちゃんが美人にすぐにフラフラして、軽薄に思えて好きになれなかった。
    ミステリー的要素は少しハラハラわくわくはしたけれど、全体的に浅いかな。
    テレビ化を意識してエンターメント的要素が強いのかな。

  • 普通

  • 登場人物に、あまり魅力を感じない。楓の存在が不自然すぎるし、主人公の伯朗も中学生みたい。

    伯朗の母親の死の真相もピンとこなかった。

  • 感想を書くのをすっかり
    忘れてしまいました。。。
    書いていないのを思い出し
    どうだったかなア。。。
    と考えながら書きます(笑)

    なんとなく
    弟明人が失踪した時点で
    いや、こいつがカギでしょ?
    むしろ、生きてんじゃない?
    あとでひょっこり現れるとか?
    と先入観たっぷりに読みはじめ
    すぐに妻の楓が出て来た時に
    怪しいなぁ、と思ってしまう自分。

    伯朗の視点はスケベ野郎だな・・・
    くらいに留められて良かったですね。
    これで男女の関係になんかになったら
    速攻でエンディングまで飛ばしてましたね。

    で、読み進めていくうちに
    『後天性サヴァン症候群』だったか
    この辺りから、気分として
    一気に最後でいいかな。。。
    と思ってしまったんですよね。
    なんだろう。。。

    最後に楓が再登場で
    どこぞの有名グラマラス女優が
    演じるような気がして、
    これはドラマ化か
    映画化するんだろうな。。。
    って思った作品でしたね。

  • 2.8

  • 最初は動物の事が色々書いてあり、
    何の話しなのかと思っていたが、
    読み込むうちに楽しくなってきた。

    が、話が長過ぎる感じもしてしまい。
    2の評価にしました。

    個人の感想です。

  • 読みやすかったけど内容的にはそんなもんか。というのが正直な感想。

  • 主人公は獣医を営む伯郎。

    ある日、伯郎の元に弟、明人の妻を名乗る楓が現れる。

    楓に惹かれ、失踪した明人の行方を共に探す事になった伯郎。

    主人公の伯郎に全く魅力を感じず、共感出来る人物もいなかったせいか、正直面白いと思える作品ではなく、久々の新作に期待し過ぎていたせいもあり肩すかし感があった。

    終盤のオチには少し驚きがあったものの、読後の満足感は得られませんでした。
    次作に期待。

  • 弟の妻と名乗る楓の振る舞いに少々疑心暗鬼になりながら読み進め、後半はちょっと予想外の展開でした。
    遺産相続問題、義父の動物実験や研究、消えた絵の謎、16年前の母の死…。色々な出来事が絡まりあいラストはやはり東野さんだなぁと感じました。

    ただ登場人物に感情移入出来なかったのと動物実験のくだりなどは読みづらかったです。

  • 今月の2冊目。今年の8冊目。

    東野さんのキレがなくなったと感じてから、読まなくなっていたのだが、飛行機で移動があったので、買ってみた。講談社、ということもあり、そこまででは無いだろうという希望が。。。
    危険なビーナス(笑)って感じです。

  • そもそも主人公の伯郎が、好みのタイプじゃなかったので、引き込まれなかったけど、最後はやっぱりドンデン返しの結末で満足。

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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