危険なビーナス (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.79
  • (3)
  • (13)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 283
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065165836

作品紹介・あらすじ

2019年8月9日文庫化!
惚れっぽい独身獣医・伯朗が、新たに好きになった相手は、失踪した弟の妻だった

恋も謎もスリリングな絶品ミステリー!

「最初にいったはずです。
彼女には気をつけたほうがいいですよ、と」

独身獣医の伯朗のもとに、かかってきた一本の電話--「初めまして、お義兄様っ」。弟の明人と、最近結婚したというその女性・楓は、明人が失踪したといい、伯朗に手助けを頼む。原因は明人が相続するはずの莫大な遺産なのか。調査を手伝う伯朗は、次第に楓に惹かれていくが。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 一気読みしてしまった。

    それくらい次の展開が気になる作品だったと思う。

    また東野圭吾作品には本当にハズレがなく面白いものばかりだと改めて再確認できた内容だった。

    主人公の女性に対する不器用さが顕著に出ていたところ、登場人物のキャラクターがとてもよかった!

    また数学、医学を絡めた内容だったので少し賢くなった気持ちになる。

  • この頃、糸かけ曼荼羅をすることがあって、素数って本当に神秘的で面白いなぁ、数学の世界って奥深いなぁと思っていたんだけど、この小説の謎にも出てくる「ウラムの螺旋」というのも初めて知って、とっても興味深かった。
    ウラムの螺旋やサヴァン症候群という事件のカギになる部分は最後の方にやっと出てきて、ほとんどの部分が楓という謎の女性に振り回される獣医師、伯郎のドタバタ劇みたいな感じになっている。少しだけ、ハードボイルドの主人公ぽく描かれつつ、アタマの中では病院に来る女性の年齢やボディラインを妄想したり、美人の助手にセクハラと思われないように上っ面でごまかしたりしていて愛すべきエロ男。あなたの弟の妻です、と登場する楓は最初からあやしくて、弟本人から紹介されたわけでもなく、入籍もしてないのに伯郎や親戚がそんなに信用するかね?というあたりがちょっと無理な展開だったけど、それ以外はなかなか面白かった。サヴァン症候群って本当にあるのかな?都市伝説みたいなものじゃないかなぁと思った。東野圭吾はクローン人間とか、体と心が入れ替わるとか、そいうのも題材にしているので、それに類するもので、現実的にあるかないかはあんまり重要じゃなく、小説として楽しめれば良いのかと思った。

  • 久しぶりに痛快恋愛ミステリーといったとこ。最近東野圭吾さんは生命倫理とかに関心が強いのかもしれない。

    ゆうまと蔭山のキャラに背景が加わっていたら、もっとおもしろかったかも。テレビでやるとしたら、のるかそるかは楓は誰がやるかだろうなぁ。

    腑に落ちなかったのは、家がなくなったことを確かめない人が多いこと。あれだけの関心と執着があれば、絶対現地に行くはずだけどね…

    いくら警察をいい加減にするとして、まあ使われてない実家の風呂で死んだら、まあバレるよ。仲の良いご近所に話を聞けば普段あの家の風呂には入ってないこともわかるだろうし。

    ま、なんにせよ、とってもおもしろかった。

  • 【あらすじ】
    独身獣医の伯朗のもとに、かかってきた一本の電話―「初めまして、お義兄様っ」。弟の明人と最近、結婚したというその女性・楓は、明人が失踪したといい、伯朗に手助けを頼む。原因は明人が相続するはずの莫大な遺産なのか。調査を手伝う伯朗は、次第に楓に惹かれていくが。恋も謎もスリリングな絶品ミステリー。

    【感想】

  • あっという間に読了。
    2時間スペシャルドラマを観た感じ。

  • 作品紹介
    2019年8月9日文庫化!
    惚れっぽい独身獣医・伯朗が、新たに好きになった相手は、失踪した弟の妻だった

    恋も謎もスリリングな絶品ミステリー!

    「最初にいったはずです。
    彼女には気をつけたほうがいいですよ、と」

    独身獣医の伯朗のもとに、かかってきた一本の電話--「初めまして、お義兄様っ」。弟の明人と、最近結婚したというその女性・楓は、明人が失踪したといい、伯朗に手助けを頼む。原...

  • 独身獣医の伯朗が新たに好きになったのは、失踪した弟の妻だった。絶品恋愛ミステリー!

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

東野圭吾の作品

危険なビーナス (講談社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする