花野井くんと恋の病(4) (KC デザート)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 816
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065167168

作品紹介・あらすじ

お試しを経て、日生ほたると花野井くんは本当の彼氏彼女に! 恋人としての初デート後、自分の気持ちを素直に伝えようと決めた花野井くんは、ほたるにある「お願い」をして……!? 
恋がわからない女子×愛が重すぎる男子の初恋ピュアラブストーリー、恋して世界が輝く第4巻!

感想・レビュー・書評

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  • まさかの花野井くんとホタル、八尾くんの関係がちらりと垣間見え始めました!

  • ほたるちゃんを通して花野井くんの世界が広がってるのが素敵。倉田くんと花野井くんがいい友達になりそうでワクワクする。
    優しい世界観でほんわかする漫画だなぁ。
    そして森野先生の描く犬がすごく可愛い!

  • 花野井くんがどうしてこうなのか、背景が見えてきました。
    運命の人という概念にとらわれてしまっていた結果がこれまでの恋愛かな。
    でもほたると付き合い始めて、人を好きになる事・人に好きになられる事・大切に思う事・大切に思われる事の本当の意味を知っていくんだね。
    二人が本当に愛おしい。

    6巻以降も買ってくるんだった…

  • 恋の展開も時間もなかなか進まないな、この漫画。
    けど、次の巻から2年生になるのかな。

    しかし、花野井くん、まさかのおな小!

  • 13話〜16話収録。

    1話で花野井くんが拘りを見せていた“運命の人”というフレーズの由来らしきストーリーが13話の冒頭で提示され、花野井くんの幼少期の思い出と共に16話で回収されるという、まるで交響曲みたいな流れになっていてお見事!です。
    単行本1冊にどこからどこまで収録されるからって考えての構成なんですかね。すごいな〜。

    13話:花野井くんの幼少期の回想シーン+恋人同士になってからの初デートのお話。
    1巻2話で手繋ぎを「お安いご用」と言っていたほたるちゃんですが、恋人になると照れるのね〜、かわいい。(そもそも1巻3話で「手を握ったりハグしたりは友達でもする」って言ってたの、そりゃそーだけど、1話ラストのハグで花野井くん超嬉しそうだったし2話でしたいことノートに手繋ぎのお願い書いた時もドキドキしてただろうにちょっとひでぇなwと思ってたので、今回手繋ぎで初々しい反応が見れてなんか安心しました)
    アクセサリーショップでペアリングを見つけた2人。花野井くんはすごく欲しそうだけど、欲しいものを欲しいと強く言えないみたいで、それは幼少期からそうだったみたいで…。2巻の初詣でも願い事叶えてもらったことあんまりないと言っていたのが思い出されます。
    指輪のこと考えてたらはぐれてしまった2人。デートが嫌になったから帰ったんじゃ、って花野井くん、どういう思考??と思いましたが、過去のデートは良い思い出がなさそうだったっけ…。
    無事再会できて、ほたるちゃんは金額が気になってただけだとわかり、お値段のかわいいペアリングを購入!
    金銭感覚しっかりしてるほたるちゃんもいいし、花野井くんも欲しいものを欲しいと言っていいんだってわかってよかったね。
    …って、言っていいんだってなった途端に同じ所でバイトするんかーい!w
    今回は花野井くんの過去が少し判明し、花野井くん目線で話が進んで面白かったというか、幸せな筈なのに脆さがありそうというか…
    けど、彼氏が同じバイト先で働くんかぁ。ほたるちゃん、寛大だな…。

    14話:2人のバイト先のお話がメイン。2人の距離感を読者に代わってきょーちゃんとしまむーが心配してくれて一安心(笑)。
    ほたるちゃんと同じ職場ってことは八尾くんと花野井くんが一緒に働くってことで、仕事中は一応大丈夫そうだけど、オフになった途端、花野井くん、八尾くんへの敵意むき出し〜。
    社員の黒江主任は最初厳しそうだったけど、花野井くん、きっちり仕事をこなし、主任と話ができて、な〜んだ、主任は主任で接し方がわかんなかっただけなのね。ちゃんと話をしてみたら意外と良さそうな人で良かったです。
    ほたるちゃんも花野井くんの世界が広がってくの、嬉しそう。彼氏に「私だけを見て!」って言うんじゃなくて、「私以外も見てくれたらいいな」(※意訳です)みたいに思うの、なんか面白い(笑)。
    バイト後はしっかり恋人モードでラブラブだし、オンオフの切り替え、大丈夫そうですね。

    15話:八尾くんの愛犬ホタル登場&ほたるちゃんときょーちゃんの出会いのお話。
     ほたるちゃんは八尾くんと小学校が同じで、きょーちゃんとは中学が同じで、ってことは3人はわりと近いところに住んでるのかな。
     きょーちゃんは恋バナ大好きだけど恋は自力で掴むもの!って逞しくていいね。パワフルなきょーちゃんにほたるちゃんも良い影響受けたみたいで、きょーちゃんに軽く嫉妬(?)してた花野井くんもこれは納得せざるを得ない模様…。いやいや、彼女の友達と張り合おうと思わないで(笑)。まぁでも花野井くんが徐々にほたるちゃんの以外の人を認めてきてるってことかな。
    4巻表紙は花野井くんがほたるちゃんをよしよししてるところなんですねー。
    と平和に終わらず、遂に、花野井くんの部屋の禁断のほたるちゃんゾーンの謎が…!
    これはじめ見たとき、花野井くんが闇ルートで卒業アルバム入手したんじゃないかと思って(笑)びっくりしちゃって、なーんだ同じ小学校だったのね、そっかそっか正規ルートでの入手か、良かった〜と思っちゃったけど、
    んん?同じ小学校?花野井くんはほたるちゃんのこと昔から知ってたの?それで八尾くんは花野井くんと会ったことあるような様子なの?ほたるちゃんは花野井くんのこと知らないの?と驚く場面ですね。早とちり、良くない!(笑)
    あと、バレンタインのチョコの箱があるけど、さすがに中身は食べたよね…?

    16話:桜の季節の花野井くんのお誕生日のお話。扉絵のほたるちゃん、ゆるくパーマかけてるみたいで可愛い。
    花野井くんのお誕生日をお祝いしようと張り切ってたのに法事と被っちゃったほたるちゃん。
    日頃からほたるちゃんの相談に乗ってくれてるかがりお姉さんが頼りになります!
    この時しかない若者(高校生)の時間を我慢させちゃいかんよね。とりあえず顔だけ出せば義理通したってことでいいと思います!カーチャンもそう言やいいのに、他のことで気が回らなかったりするんだろな、ほんとお姉さんがいてくれてよかった!
    あと、上と下の兄弟姉妹がわりと自由にやってて親が怒んなかったり怒られてもへっちゃらだったりすると、中間子っておとなしくなりがちなのわかります…。
     無事法事を抜け出して花野井くんの元へ急ぐほたるちゃん。花野井くん、居場所についてなんで嘘つくかな〜。ほんとは2人で行くはずだったから下見に来てるって言いづらかった?
    でもちゃんとほたるちゃんが見つけてくれて良かったね!
     ほたるちゃんの誕生日では花野井くんが“特別”を教えてくれて、ほたるちゃんは花野井くんのお誕生日を特別にお祝いしたくって(計画通りにはいかなかったけど)、花野井くんは少しずつだけど1番に拘らなくなってきてる?
     誕生日をテーマに2人の成長が描かれていて素敵だなと思いました。
    …だけじゃ終わらないのね、この作品!
     花野井くん、ほたるちゃんと同じ小学校だっただけじゃなく、ほたるちゃんのトラウマとなった現場にいたのか~!
     15話できょーちゃんに軽く嫉妬してたのは、ほたるちゃんのそばにいてあげられなかったから、なのかもね。
     そして1話や13話の“運命の人”から考えるに、花野井くんは自分の運命の人はほたるちゃんだと思ってて、ほたるちゃんに自分のことを運命の人だと思ってもらいたいんだ…。
     桜吹雪の中の2人がなんともドラマチックで、2人の過去の繋がりが徐々に明らかになる、すごく読み応えのある巻でした!

  • 花野井くんにとっての運命の人ってすごく大きな存在。小学校の同級生であのシーンを目撃してたんだね… きょーちゃんはつらい時期のほたるを支えてくれていたって考えると、勝てないって思っちゃうか。

  • 花野井くんに告白出来たところから。

    謎のお爺さんとか、小学生の時に髪を切られた現場に居たらしいとか、ちょっとした謎が。
    あの雨の日に初めて出会って好きになったんじゃないんか。
    実は昔から知ってたとかって展開はあまり好きじゃないけど、昔は好きだった訳ではなさそうなので、続きも読んでみたいと思います。

  • 第13~16話収録。
    正式カップルになった後の初デートから花野井くんのお誕生日まで。花野井くんがほたるの小学校の同級生と発覚。ほたる家で髪を伸ばさない理由を聞いていたけれど、ほたるのトラウマの現場に遭遇しているなら想像できるはず。わざわざ聞いた理由は後で明らかになってほしい。高校で再会するまで数多の女性と付き合ってきた設定も同様。きょーちゃんと友人になるきっかけと、花野井くんの元へ駆けつけるほたるが良かったです。

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著者プロフィール

森野萌(もりの めぐみ)
月刊『デザート』(講談社)に『マイ・フェア・ネイバー』が初掲載。同誌で2014年に始まった初の本格連載『おはよう、いばら姫』が『このマンガがすごい!2016』オンナ編にランクインするなど注目を集めている。現在月刊『デザート』で連載中の『花野井くんと恋の病』が、第45回講談社漫画賞少女漫画部門受賞。

「2022年 『花野井くんと恋の病(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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