もの忘れをこれ以上増やしたくない人が読む本 脳のゴミをためない習慣 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 63
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065169155

作品紹介・あらすじ

「人の名前が出てこない」あなた! これ以上悪化させない「予防法」を、今一番売れている脳活性化の本の著者が教えます! たとえば「ガムを毎食1枚噛むだけ」など自然と生活に取り入れられるものばかり。
「予防に勝る治療なし!」世界最前線の研究や東洋医学をもとに教える、最もシンプルで最強の実践書です。
「おもいッきりテレビ」に23年間レギュラー出演していた著者の松原先生。80代後半でも現役で活躍する健康長寿の松原先生が実践するのが、もの忘れが悪化する「その前」に、原因である脳のゴミをためない習慣。
認知症になったら治す決定打はまだ見つかっていません。だからこそ予防! 最大の予防は脳循環をよくすること。そのためにまず何をすればいいか。歯周病や糖尿病の治療、毛細血管を鍛えること、咀嚼や睡眠にも大きな予防効果があります。
さらに、認知症に進行させる「面倒くさい」の10の悪影響はとくに要注意と指摘。加齢で起こる「面倒くさい」心理は、記憶力低下も、車庫入れの失敗も、運動する気も人づきあいも、うつ傾向まで呼び込む、まるで認知症に導く落とし穴だったのです。心と体両面から脳の神経細胞をダメにするゴミ(アミロイドβ)を、ふだんの生活の中で撃退しましょう。人生100年、悠々生きる基本が、「その前」に脳のゴミをためない習慣なのです。

感想・レビュー・書評

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  • 知人に20代でアルツハイマーになった人がいます。私の年齢では早い気もするのですが気になったので読みました。睡眠、咀嚼、運動、食事。書いてあることはシンプルで当たり前で昔はみんながやっていたようなことですが、今の私たちには難しいのです。実践的な本なので、色々と気になる方は読むと役にたつと思います。読みやすくわかりやすいのが良かったです。とても良い本だと思いました。

  • 認知症予防の方法が科学的に表されている書。
    今回図書館で借りて読んだが、手許に置いてまた読みたい本。電子版で購入しよう。

  • 出版当時88歳、現役医師が自ら実践する「ボケない方法」をわかりやすく教えてくれる本。認知症はまだ治療法がなく、いかに予防するか、悪化させないかが勝負。「毎食後にガムを噛む」「胸郭を広げて呼吸する」は私もやります。

  • 警戒すべきはもの忘れより「面倒くさい(意欲低下)」。脳細胞の障害により、意識・活力・欲求・行動などの生きるための活動が低下すると、記憶力が低下し、うつ傾向となり、ひきこもり、食事もとらなくなり、孤独になり、仲間づくりしなくなり、考えなくなり、運動量が減り、遂行能力が低下し、見当識が低下する。脳の老化を抑えるためには、中年期からの軽い運動が最強の習慣。過剰な運動は大悪。

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著者プロフィール

松原英多(まつばら・えいた)
1931年東京生まれ。医学博士・内科医・日本東洋医学会専門医・良導絡学会専門医・エビス診療所院長。東邦大学医学部卒業後、アメリカ・カナダに4年間遊学。帰国後、母校で大脳生理学の研究、東洋医学・医学心理・催眠療法を学ぶ。日本テレビ系列「午後は○○おもいッきりテレビ」のホームドクターとして23年間にわたりレギュラー出演。長年の経験と研究をもとに最新の医学情報を入れながら、身体や脳の健康を積極的に守る身近で意外な方法と知恵をわかりやすく、楽しく語る。

「2022年 『91歳の現役医師がやっている 一生ボケない習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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