しろとくろ (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 208
感想 : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065169582

作品紹介・あらすじ

なんで さみしいの
なんで ねむれないの
なんで あいたいの

のびやかな線と色で描かれる、出会いの喜び。

白と黒でつむぎだされる出会いの喜び。

感想・レビュー・書評

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  • ペロッ!なんでなんで、さみしいの。

  • しろの言葉に、心をぎゅっとつかまれた。
    世界は「なんで」でいっぱいだね。

  • #吉祥寺美術館 へ行ってきました。#きくちちき絵本展しろとくろ 、やっとのことで滑り込みました。
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    新進気鋭の絵本作家ちきさん、2012年デビューでまだたったの7年!
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    @ehonya_rusuban さんで出会った#とらこのおくりもの と#つながる が私のちきさんとの出会いでした。それからは熱烈なファン…絵本も大人買いしてしまったりと。
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    「100年後の誰かの心にも寄り添える絵本を作りたい!」このちきさんの言葉が全ての絵本に届いています。単に面白い〜とか楽しい〜とかだけでなく、心の奥底に届く純粋さや人の心のせつなさをしみじみと感じます。
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    当日美術館にちきさんとほとんど同着…というまさかのタイミング。色々お話しをさせて頂きサインまでサラサラっと書いて下さいました。本当にありがとうございました。
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    今回の展覧会は猫のしろと犬のくろの出会いの物語、おまけに2部構成の新作発表でもありました。
    猫のしろが主人公の「しろとくろ」の方が先、その後「くろ」が続く〜というものでした。
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    7割くらいがその展示でしたが、驚いたのが会場にしろとくろがいます!立体作品として向き合いながら配置され、まるで自分自身が絵本の中に飛び込んだようでした。そう、出会いの場を展示にしているのです。そしてこの展覧会の為に描いたという墨と水彩で描かれた大型バナー作品6枚、これは圧巻です!
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    繊細な面があるしろと、天真爛漫なくろ、性格はそれぞれ違うけれど…どちらも愛息の内面を反映させているということです。
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    この2冊はどちらが欠けても成り立たない〜、皆さん是非手にしてみて下さい。あ〜、もう1回行きたかった…本当にそう思います。
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    絵本に使われなかった原画もたくさん、かなり苦労されたとのこと!墨の温もりと濃淡から出る奥行きさが心の奥行きさにもつながると感じました。
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    もう既に沢山絵本を出されています。どれもこれも心にしみる本になっていますよ!大人にも子供にも愛される作家さんです!
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    #きくちちき
    #しろとくろ
    #くろ

  • 白い猫が黒いのにペロってされちゃってびっくりした。
    可愛かった。

    2023/02/13 5歳

  • 自由奔放なのびのびした絵.

  • 白い猫の「なんで なんで」が可愛くて、ぺらりぺらりページを捲っていくうちに、「……え、それ、好きってことだよ……!!」と胸がぎゅんぎゅんして拍手しちゃいました。黒い犬サイドのお話『くろ』もあるそうなので、此方も是非読みたいです。

  • きくちちきさんの絵本、かなり前から読んでみたかったのだがこれが初。

    どちらかというと大人向けですかね。

    ダイナミックなタッチの絵柄で好き嫌いは分かれそう。
    誰もがパッと見てかわいいというような絵柄ではない。
    ただ、ねこの表情の豊かさはこのタッチでないと出せないかな。
    見てるうちに徐々に愛着が湧いてくる。

    他の作品も読んでみたい。

  • なんでかな?と思う事、いっぱいあるわ!

  • 無邪気な白猫は「なんで」といろいろなことに興味津々。
    ある日黒い犬に出会う。
    その後、離れてしまった寂しさや、また会いたいというまっすぐな気持ち、また会えた嬉しさがのびのびとしたイラストで描かれている。
    勢いのあるアートのような作品。

    1回目と2回目で、白猫と黒い犬が会うシーンの感情の違いがわかるようになっている絵と構成がすごい。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/730744

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著者プロフィール

1975年北海道生まれ。絵本作家。2012年『しろねこくろねこ』(学研プラス)でデビュー、同作が2013年ブラチスラバ世界絵本原画展で金のりんご賞を受賞。また、2019年には『もみじのてがみ』(小峰書店)で同展金牌を受賞。その他の絵本作品に『いちにのさん』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)、『ゆき』(ほるぷ出版)、『パパのぼり』(文溪堂)、『しろとくろ』『くろ』(講談社)、『とらのこ とらこ』(小学館)、『おひさまわらった』(JULA出版局/フレーベル館)など。

「2023年 『ひとりで あしぶみ していたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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