うんち学入門 生き物にとって「排泄物」とは何か (ブルーバックス)
- 講談社 (2021年10月21日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065170144
作品紹介・あらすじ
うんちに秘められた生き物たちの「すごい生きざま」!
なぜするのか?
いつからしはじめたのか?
しない生き物はいるのか?
臭い理由は?
うんちに擬態する生物や、他人のうんちを食べる動物がいる!?
仲間やライバルの行動を支配する、うんちを使った情報戦略とは?
うんちとは……、進化の結晶にして生存戦略の武器だった!
思わず誰かに話したくる「うんちのうんちく」が満載!
〈もくじ〉
第1章 生物にとって「うんち」とは何か
第2章 個体にとっての「うんち」──なぜ「する」のか
第3章 集団にとっての「うんち」──果たして「役に立つ」のか
第4章 他の生物にとっての「うんち」──「うんち」を使った巧みな「生き残り」&「情報」戦略
第5章 環境にとっての「うんち」──地球規模で活躍する「うんち」
感想・レビュー・書評
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中学生から読めるようにと、様々な視点からわかりやすく
書かれている「うんち」について科学的に考えるための
入門書。良く書かれているとは思うのだが、語り手をうんち
にしたのが思ったほど効果を示していないのが残念。そこは
素直に子供で良かったのではないかな。 -
せっかく買ったけどまた期待外れ。途中でやめる。
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ブクログの抽選に当たっていただいた本。ブクログさんありがとうございます。
「うんち学」と聞くとキワモノに聞こえるがすごく真っ当な生物学だった。特に序盤は中学高校で習った生物の知識(リボソームとかATPとか)の復習。
途中からは目から鱗のうんちに関する真実が多数。いくつか挙げると、
・サンゴやサナダムシやホヤはうんちをしない
・うんちの臭いの正体は腸内細菌の放出物
・鳥のフンの白色の正体は尿酸
・「口と肛門」の誕生から顎の進化並びに頭の進化が始まった
・腸内細菌には善玉菌・悪玉菌・日和見菌が2:1:7の割合でいる
・悪玉菌の増加は下痢や便秘を引き起こす
・ウサギやネズミに見られる食糞は、うんちに残った未消化の栄養素を無駄にしないため
・人間は二足歩行になったから肛門括約筋が弱くなり、お尻を拭く必要が出てきた。他の哺乳類は強力な括約筋でうんちを吹っ飛ばすからお尻を拭かなくても平気
…などなど。
すごく勉強になった。 -
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00560515 -
人糞について医学的に解説したり〜みたいな内容かと思ったら、うんちを題材に生物とは生態系とはみたいなことを語ってる本だった。思ったのと違ったけどこれはこれで壮大な感じでおもしろかった。あとで再読したい
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うんちが生物においてどのような役割を果たしているのか?を子供でもわかるようにストーリー仕立てで解説した本。興味がないジャンルだったため最後まで読めなかった。
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見た目と違い、大人の本。うんち君とミエルダの掛け合いで解説が進むが、これが難しく感じるのは私の脳ミソに問題が?
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うんちについてうんち君が詳しく解説してくれます。
著者プロフィール
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