medium 霊媒探偵城塚翡翠

著者 :
  • 講談社
4.17
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  • (13)
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本棚登録 : 2574
レビュー : 292
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065170946

作品紹介・あらすじ

「死者の提示する謎を、先生が解き明かしてくださいーー」

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎【こうげつしろう】は、心に傷を負った女性、城塚翡翠【じょうづかひすい】と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた――。

●本読み書店員さん、大絶叫!●
ブッラボ~!!!!!!!
ありとあらゆるすべてが伏線という目を見張るほどの緻密にして精緻な構成に驚嘆!本格ミステリの醍醐味である「覆される快感」を究めた、相沢ミステリの最高傑作、存分に堪能しました!!!(ときわ書房本店 宇田川拓也)

うぉぉおおおおおおおおお!!!!なんだこれは!
完全に油断していた!!やられた……。「勝負作」に、偽りなしだ!(啓文社ゆめタウン呉店 三島政幸)

うそやんっ!? ほんまに??? ほんまやー!!!!!!(紀伊國屋書店梅田本店 小泉真規子)/やられた!!(宮脇書店ゆめモール下関店 吉井めぐみ)/読んだら叫びたくなるーーーー!! うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(うさぎや矢板店 山田恵理子)/マジかーーーー!! ちょ!ま! やられた、かんっぜんにやられました!(よむよむ坂戸入西店 阿部千鶴子)/本格ミステリの神が降臨した!(ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理)/私がミステリに求める『最高のカタルシス』(未来屋書店有松店 富田晴子)/すべて、伏線だったのですね(精文館書店豊明店 近藤綾子)/まさかそう来るとは(SuperKaBoS鯖江店 峯森和代)/もうびっくりを通り過ぎて度肝を抜かれました(ブックランドフレンズ 西村友紀)/痛快って感情は極まると涙出るんだ痛快って感情は極まると涙出るんだな。やーーーらーーーれーーーたぁぁぁぁ!!(明林堂書店南佐賀店 本間悠)/心のガラスが割れる音がした!(紀伊國屋書店新宿本店 池上晃子)/ひぇ~~、まさかのまさかでした!!!(コメリ書房鈴鹿店 森田洋子)/ミステリ好き必読の一冊(文教堂北野店 若木ひとえ)/多重に仕掛けられた巧緻の極み、語り継がねばならない大傑作!(BOOKPORT成川真)/このトリックは本物です!!(紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子)/とんでもない怪物作品だ、これは(TSUTAYA中万々店 山中由貴)/予想しようがない展開に「あ゛ーーー」ってなりました。なんだこれ、凄い(ブックセンタージャスト大田店 島田優紀)/ピギャァァァ!!(三省堂書店神保町本店 竹村真志)

感想・レビュー・書評

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  • 紅白見ながら読了。平和な大晦日。

    霊媒探偵ってなんやねん?得意じゃないジャンルと思いつつ、「このミス」一位ということで購入。

    読んでみて、とても秀逸なミステリーだと思った。
    何というか、バランスが取れてて、ああ、なるほど!と読後の腹落ち感が素晴らしい。相沢沙胡さんってスゴい作家だなぁ…。

    採点は、厳し目ですが、限りなく4に近い3。
    第二話から第三話あたりがダラダラしてしまったので。
    その代わり最終話はめちゃくちゃ引き込まれる。どんでん返しのどんでん返し、という感じで混乱必至!感動必至!
    これから読む人は焦らずに噛みしめながら読んでくださいね。

    城塚翡翠がとても魅力的。続編を匂わせ終わりますが、ぜひぜひ。でもこのクオリティを継続できるのかな?

    今年はブクログ始めて、素敵な本にたくさん出会えて良い年になりました。フォロワーやフォローさせていただいた皆さん、お世話になりました。
    ありがとうございました!
    良いお年を!

    • たけさん
      えりりんさん、明けましておめでとうございます!
      コメントありがとうございます!

      えりりんさんのレビュー、いつも楽しく読まさせていただいてま...
      えりりんさん、明けましておめでとうございます!
      コメントありがとうございます!

      えりりんさんのレビュー、いつも楽しく読まさせていただいてます。とても丁寧に書かれているので、その本に書かれていることのエッセンスがよく伝わってきます。

      今年もよろしくお願いいたします!
      2020/01/01
    • やまさん
      新年明けまして、おめでとうございます。
      今年も宜しくお願い致します。
      いつもいいね!有難う御座います。
      やま
      新年明けまして、おめでとうございます。
      今年も宜しくお願い致します。
      いつもいいね!有難う御座います。
      やま
      2020/01/01
    • たけさん
      やまさん!
      あけましておめでとうございます!
      こちらこそいいね!ありがとうございます!

      今年もよろしくお願いいたします!
      やまさん!
      あけましておめでとうございます!
      こちらこそいいね!ありがとうございます!

      今年もよろしくお願いいたします!
      2020/01/03
  • 霊媒の城塚翡翠は絶世の美女。霊媒として得た情報には、証拠能力がない。それを補うのが推理作家の香月史郎であり、二人で殺人事件を解決していく。その頃、シリアルキラーによる連続殺人事件が起こっていた。満を持して二人は、この連続事件を解決しようとする。ここから先はネタバレになるので言えないが、どんでん返しの、そして裏の裏が待っている。ちょっとイヤミスぽくもあるかな。いや、ちょっと悲しい?この作家の「午前零時のサンドリヨン」は途中でつまらなくなって、読むのをやめてしまったのだが、うーん、ちょっと認識を変えないといけないかな。

  • いかにもらしい、翡翠の天然ドジっ子美人キャラ。
    霊視と論理の力を組み合わせながら、ややラノベっぽいノリで進む、1話完結の事件たち。
    そして、作品の根底にある連続殺人事件と、いかにも怪しい人物。

    これで終わりだとしたら、それなりに面白いけれど普通のミステリ……と思っていたら、きちんと意外などんでん返しが!

    さすが『このミステリーがすごい! 2020年版』1位というミステリで、おもしろかった。

    表紙のイラストの違和感も、最後にはすっきり。

  • 【推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。
    彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。
    一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。
    一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。
    だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた―。】

    "翡翠ちゃんかわいい"

    "麻酔銃がないコナン"

    霊媒の能力で得た真実を、倫理の力で証拠に結びつけていく様は読んでいて面白かったです!!
    霊媒ありきで進んでも、そこそこ面白かった風に思いますが…

    衝撃の展開!!!
    香月の正体、翡翠の正体!!
    3つの事件の種明かしで、骨太な正統派ミステリーに!!
    それまでの、香月と翡翠の関係性に違和感や嫌悪感を感じましたが、それも伏線(^^)

    翡翠の霊能力や性格について、更に一考の余地が残るラストも良かったです!!

    「屍人荘の殺人」や「魔眼の匣の殺人」などの特殊設定のミステリーが流行っている、今だからこその面白さもあると思います(^^)

    私は、数えられる程しかミステリー小説を読んでませんが、ミステリーの読み方を教えてくれるような、そんな作品でもありました!!

  • 「衝撃のラスト」「予想外の展開」そんな言葉で評価されていたため、興味が湧き読んでみました。上記の謳い文句はよく聞くものなので、期待半分で読み進めていきました。しかし、最終章はこれまで受けたことのないような強い衝撃を受けました。少し大袈裟かもしれませんが、天動説を信じていたところに地動説が証明されたかのような衝撃でした。

     推理小説としても十分楽しめますが、本作のヒロイン城塚翡翠はとても魅力的な人物でした。神秘的な姿、おっちょこちょいな姿、天真爛漫な姿、聡明な姿、挑戦的な姿、この一冊の中に全て詰まっています。

     総評として本書は魅力的なキャラクター新鮮な設定、最終章の衝撃この3点が魅力だと感じます。

  •  ミステリー三冠を獲得した作品だが、読んでいる途中で犯人の目星がついた。最近読んだアレとあれと同じなのだ(ブクログの本棚の登録済み)。帯に「すべてが、伏線」とあるのもヒントになった。まあ、最終話のどんでん返しは面白かったが。初めのほうの主人公の描写と、表紙に描かれている「彼女」からうける印象との差異が、微妙に気持ち悪かった。妖しさと怪しさ。その原因がそこにあったのだ。どなたかが表紙も「伏線」と感想を書いていた。イラストレーターの遠田志帆さん、いい仕事しています。あと、スピン(しおりひも)がきれいな赤で、表紙イラストに合わせたのだと思う。

  • 見事な“視”でした…。

    霊媒探偵 城塚翡翠、素晴らしい美貌と霊視能力で推理作家 香月史郎と数々の事件を解決していく物語。

    すごかった…。
    霊視と論理のタッグが導き出すものは唸るものの、正直、途中まではどうにもこうにも翡翠のキャラが好きになれず、読みすすめるのに時間を要した。
    が、ついに全てがぐるりと一転するその時が来た。

    必死に文字を頭に取り入れ理解していく、これはかなり集中した時間、読み手まで喉が渇いた。

    まるでどんな小さな塵ひとつも見逃さず、掃除機で綺麗に全部吸い取ったような気分。

    たしかに見事な“視”でした!




    でもやっぱり翡翠のキャラは好きになれず…。

    • やまさん
      くるたんさん
      こんばんは。
      やま
      くるたんさん
      こんばんは。
      やま
      2019/11/09
    • けいたんさん
      きゃあ(〃ノωノ)

      私の紹介できると言っていたミステリこれだったの(笑)
      ぼちぼち読みでまだ2章目。
      全然紹介できてない、お許しを...
      きゃあ(〃ノωノ)

      私の紹介できると言っていたミステリこれだったの(笑)
      ぼちぼち読みでまだ2章目。
      全然紹介できてない、お許しを。
      でも、同じ本が読めて嬉しいよ♪
      あのキャラはちょっと頂けないよね…
      香月さんも1章目では死んだこの事好きだったみたいに書いていたけど、2章目ではもう翡翠を意識し過ぎじゃない!
      これから面白くなってきそうね。
      楽しみです。
      2019/11/14
    • くるたんさん
      けいたん♪こんにちは♪

      わ!うれしい!!これだったのね♪♪

      そうそう、なんかね、翡翠ちゃん、男子が好きなキャラだよねぇー。
      香月さんも目...
      けいたん♪こんにちは♪

      わ!うれしい!!これだったのね♪♪

      そうそう、なんかね、翡翠ちゃん、男子が好きなキャラだよねぇー。
      香月さんも目を奪われ始めてるよね。
      目線がいやらしいわ(笑)。
      この作家さん、男子なのね、なんか納得。
      じっくり楽しんでね(๑•̀ •́)و✧
      2019/11/14
  •  『すべてが、伏線』なんとも魅力的な帯である。
     色んな意味で騙されるんだろと意識しながら読んだので、この犯人は◯◯だな。と予想はできた。でも、その後にこうした展開が待っているとは。すべてが伏線とはここで生きてきたかぁ。

     さて、推理作家の香月史郎は警察の捜査協力をし、数々の事件を解決してきた。香月はとあるきっかけから美貌の霊媒師、城塚翡翠と出会う。そして、2人の協力により、多くの事件を解決していく。
     同じ頃、連続殺人事件が起こっていて、証拠を一切残さない用意周到の殺人鬼は、次のターゲットに翡翠を選ぶ。「私には妨げようのない死が近づいている」という予言通り、翡翠は殺人鬼の手の中に落ちてしまう。果たして翡翠は自分の予言通り殺されてしまうのか。

     読み終えた今、霊媒と推理、どちらが先なのか。少し頭の中が混乱してきてしまった。翡翠の本当の力は?でも、翡翠は本当に可愛らしい女性なんだろうな。色んな意味でお見事な小説でした。

  • 男って女に幻想抱きすぎだろ…
    と言う女の勘での推理しか当たらなかった。
    あんな翡翠ちゃんみたいな絵に書いたような理想的女子は絶対裏があるし、もし何も無ければ欲望の塊すぎて全然好きになれんな。と思ってただけに最後の翡翠ちゃんの変身っぷりは最高だった。
    屍人荘の今村さん的感じの推理小説なんだろうなと思いながら読んだ予想はいい意味で凄い裏切られ、
    空いた口が塞がらないとはまさにこの事。
    この新しく斬新な手口よ推理小説は天晴としか言いようがない。驚きを味わいたいなら絶対読むべき1冊。

  • 推理作家・香月と霊媒師として働く翡翠。警察に協力して難事件を解決する。だがしかし、連続殺人はまだ逮捕されていない、解決できるのか。
    圧巻(甘めかな星4かな)。最初は装丁の絵で抵抗があり、霊媒とかいってるし、読もうか迷ったんだけれど、書店で押せ押せだったので読んでみたら…。しっかりとした推理ものです。ホラー的なものなし。翡翠の天然系の言動で引いてしまうところもあるけれど、最後の章でオセロゲームで全部返された感じの衝撃。
    アメリカのドラマ、メンタリストを思い出したけれど、キャラについては魅力的で知性的な面でその女性版といった感じかなあ(いや、内容は全然違うとわかっていながらも)。でもそれ以上に強烈。最後は怖かったなあ。いやもう、タイトルからして、もう。楽しめること間違いなし、予想以上の一冊。

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著者プロフィール

【相沢沙呼(あいざわ・さこ)】
1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。2011年「原始人ランナウェイ」が第64回日本推理作家協会賞(短編部門)候補作、2018年『マツリカ・マトリョシカ』が第18回本格ミステリ大賞の候補作となる。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け、実写映画化が発表された。最新作『medium 霊媒探偵城塚翡翠』が『このミステリーがすごい!(宝島社)』『本格ミステリ・ベスト10(原書房)』『2019年ベストブック』にてそれぞれ1位を獲得し三冠を達成。

「2020年 『小説の神様(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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