- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065171264
作品紹介・あらすじ
ハロウィンにウキウキなスカーレットが一転、己の凄惨な過去を語り出す…。
接待はお任せあれ。地獄のニコニコ三連星とは?
サタン王の依頼を受け、技術課がギャルゲ開発! ナンダカンダとギャルゲ談義が止まらない!
そしてナンジャモンジャな補佐官の登場で、二九巻にして十王補佐官全員集合!
感想・レビュー・書評
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今回の新キャラはキャラの濃い八戒さんと、10人目の補佐官。
まさかのナンジャモンジャ。
ビジュアルも性格も大変好みでした。
可愛い癒し系。
ただし虫も凄い。
驚いたのはスカーレット嬢の過去が語られたこと。
普通にホラー映画作れそうだった…… -
初版 帯
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スカーレットの過去話だとか、描き方によっては印象が異なってくるような内容を巧くこの作品の色として重くなり過ぎずかといってひたすら明るいギャグでもなく、というテイストで描いているな、という印象が強い巻だった
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凶霊スカーレットoriginと十王庁最後の補佐官登場の29巻。
スカーレットみたいな子が凶霊になってしまったというところに、呪われた血筋というか血統の怖さがかいまみえる気がする。ある意味選ばれし存在であるよね、彼女。自分が否定していたことが、なぜか自分に発現してしまうという。
主人公な感じ。取り巻きがいうように、なんだかんだと彼女は勝ち組側の存在です。 -
待ってました、最新刊
この『鬼灯の冷徹』も三つ目の大台手前まで来てくれました
表紙を飾ったのが、形部と信楽の化け狸父娘であったのは、少し吃驚したけど、基本的に嫌いなキャラではない。どちらかと言えば、きっぷの良い性格に好感が持てる
また、本編にも、しっかり登場しているので、無問題
個人的に、この(29)で印象的だった、三つの回はこちら
第246話「仕事ができる奴は、大概、何かの真性」
まず、サブタイトルからして、ヤバさが感じられる
つまり、本編は、もっとヤバい
仮に、読み手らに、「最も嫌いなキャラは?」と質問した場合、ベスト3には入るであろう、ミキマキのマネージャー、彼が宿す毒の濃ゆさに鳥肌が立つ
ハッキリ言っていいなら、関わりたくないタイプの存在だ。しかし、人間性はともかくとして、仕事が出来るのも、また事実だ。なので、間に人を挟んでなら、それなりに大事な仕事も任せられるように思う
鬼灯様が真性と見抜き、座敷童子sが太鼓判を押す彼が、(30)の表紙を飾っちゃう可能性は0じゃない
第248・249話「凶霊の日」
他の読み手も理解を示してくれると思うんだが、こういう、マジメと言うのか、闇を感じさせる話が、地獄を舞台にしたコメディである『鬼灯の冷徹』の高い質を維持しているんじゃないだろうか
今や、『鬼灯の冷徹』ヒロイン陣の中でも、かなりの人気を得るようになった、スカーレット嬢
チョロインと言っちゃ、失礼かも知れないが、まぁ、上手い言葉に丸め込まれやすく、手玉に取られやすい純真さがあるスカーレット嬢だけど、彼女が凶霊と墜ちた出来事は、かなり重い。相当に凄惨さが強いので、ショックを受けた読み手も多そうだ
鬼灯様が何だかんだで優しくし、リリス様がこうも積極的にスカウトしている理由が、この「凶霊の日」を読むと察せるだろう。闇の面が強い存在同士だからか、共調しているのかな
今度は、座敷童子sとスカーレット嬢が一緒に遊ぶ・・・・・・スカーレット嬢が座敷童子sのオモチャになっちゃうだけかもしれないが、話も読んでみたいものだ
第253話「噂の種火」
シンプルに言えば、強烈だ。江口先生が、クセの強いキャラを生み出すセンスの持ち主だって事は、百も承知していたが・・・・・・ハッカイ、彼、彼女? は、もの凄い
見た目と名前、そんで、「人参果」ってキーワードから考えれば、あのハッカイであるのは間違いないだろうが、どうして、ここで、この仕事に就いているか、全く解らん。その辺りもいつか、江口先生は描いてくれるだろう
また、この回の冒頭で、前巻、ちょっとしたキッカケで友達になった辛子さんと信楽さんが談笑しているのも、嬉しい。一体、何で盛り上がっていたのか。やはり、コイバナ?
何より、檎ミキ派としても、この「噂の種火」はグッと来るストーリーだった。面倒事はごめんだ、と言いながらも、ミキちゃんにお願いされ、ハッカイへの手土産を用意してあげる点、「見るな」と言われたものを、つい見ようとしちゃったミキちゃんの行動を読んで、釘を刺し直す点など、檎ミキにはたまらん
次巻の表紙、ハッカイである可能性は捨てきれない。江口先生の趣味っつーか、癖を考えると、十分にありえる
この台詞を引用に選んだのは、説得力あるなぁ、と感じたので
以前にも書いたんだが、キャラと台詞の相性、これは重要だと思う
とびっきりにエグい惨劇を起こしたスカーレット嬢だからこそ、説得力が出ているのだ、発言の前半、後半、どちらにも
個人的な好みもあるだろうけど、私としちゃ、後半が好きだ
主役になれる日なんて、そうそう訪れるものじゃない
だったら、そのタイミングは逃さず、思い切り、やるしかない
じゃなきゃ、もったいないではないか
「悲劇なんて、他人から見たら、笑えるくらい軽いものなのよ。私も、アンタが陰キャだったって聞いて、『やっぱね~』って内心、ちょっと笑っちゃったしね。ごめんね。じゃあ、心置きなく、本題よ!!! アンタたち、恐ろしいとか言ってないで、今こそ、主役に躍り出なさい! 霊の中では、我々はクイーンビーとジョックでしょ!! 今日の主役は、凶霊の我々でしょ!!!」(byスカーレット) -
鬼灯様も変わってきましたね。すごくいい内容で、これからも続いて欲しいです。
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江口夏実の作品





