ライドンキング(3) (シリウスKC)

著者 :
  • 講談社
4.14
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本棚登録 : 238
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065172605

作品紹介・あらすじ

ダンジョン攻略から帰ってきたプルチノフ大統領。その時、大統領不在の村はジェラリエ騎士団による襲撃を受けていた。強力な魔術兵器の爆風に飛ばされる子供たち。自衛のためとはいえ、村の子供たちに武器を与え、戦場に立たせたことを深く後悔する大統領。この事態を受け、大統領はジェラリエとの直接交渉に乗り出す。そしてプルチノフ村は新たな国として、王国からの独立を宣言する――!

感想・レビュー・書評

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  • とても面白い!素晴らしい!獣神合体は爆笑してしまった。
    交渉力、ジェラリエとタクタロスの真相、魔導院(タワー)、混沌(ケイオス)の邪教徒…など見所満載!一気に広がったなぁー。プルチノフがなぜここにいるのかの謎も明らかになるのだろうか?
    改めて…頭抜ける面白さ。次巻がとても楽しみです。

  • 意外に設定ちゃんとしてんのね。。。というか、作者、空手小公子の人か!

  • ちょっとずつ強い敵が出てくるのは基本なんだけど、全く苦境に陥ることもなく撃退するプーチ、いや、プルチノフ。やっとケンタウロスにライドンできたと思ったらまさかの獣神合体プルセロスと獣神変形マルチノス。思ってたのと違うっ!ここで笑わせてくるとは思わなかった。完全に不意打ちである。戦い終わってわかった姫の正体。タクタロスは最初から正体がわかっていたから背中を貸したのかも知れないですね。哀しい出自だった。このまま退場させるのは惜しいな。それにしても鋼鉄ジーグを歌いながら行進するオークの群れよ……

  • 相変わらず面白く読ませる。
    今巻はスーツ姿で交渉に臨む大統領のかっこよさに痺れる。普段は上半身裸のオッサンなのに、見せ場じゃダンディな正装でキメるとは反則!!でもあのスーツどこから持ってきたの……登庁シーンで既に脱いでた気がするけど魔法で出したんだろうか。

    今回は村での激闘が演じられるが、大統領率いる一派の活躍が痛快。ケンタウロスだって男気に惚れます。
    合体シーンはまさかの……でしたが。
    弱きを守り強きをくじき、悪には鉄拳制裁も辞さぬ生き様がかっこいい。

    今巻は異世界の社会構造や差別も興味深かった。
    人間に差別されるケンタウロスの中でもまた差別があり、罪人や奴隷は馬の脚を切り落とされる。
    それがただ残酷な刑罰ではなく、食料事情から来る実際的な処置として描かれているのがすごい。
    忘れがちだが被差別者の中でも差別があって、さらに弱い者が虐げられる。
    鬼人や亜人の奴隷を孕ませるクズ領主といい、実際に亜人と人間が同居する世界があったらこういうことが起こりえるよな、という説得力がある。
    頭の中だけで考え出され完結する虚構のファンタジーじゃない、現実世界とも類似するシビアな搾取の構造と種の違いや集団内の優劣に起因する根深い差別問題、それによって生み出された犠牲者たちの存在が、いちキャラクターとして描写されることで酷くリアルに迫ってくる。

    女騎士はまだ何か目的がありそうだったのに退場してしまったが、本当にこれきりだろうか。
    この世界ならネクロマンサーでも現れて復活させてくれるんじゃないかワンチャン期待してるのだが、それをしたらしたで緊迫感が薄れそうだし難しいところ。
    冷酷非情だが信念に高潔な彼女なら、自分と同じ境遇で産み落とされた者どもがなんぴとにも脅かされず生きられる王国を築き上げようとしてもおかしくない。
    これで終わりでは惜しすぎるキャラなので、今の彼女に至る経緯や生い立ちなど掘り下げてほしかった。

  • ■書名

    書名:ライドンキング(3)
    著者:馬場 康誌

    ■概要

    ダンジョン攻略から帰ってきたプルチノフ大統領。その時、大統領不在の村はジェラリエ
    騎士団による襲撃を受けていた。強力な魔術兵器の爆風に飛ばされる子供たち。
    自衛のためとはいえ、村の子供たちに武器を与え、戦場に立たせたことを深く後悔
    する大統領。この事態を受け、大統領はジェラリエとの直接交渉に乗り出す。
    そしてプルチノフ村は新たな国として、王国からの独立を宣言する――!
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    今回はシリアス多めですね。テンポはよく面白いです。
    国としての独立、新しい敵の登場となかなか目まぐるしいです。
    今までの敵だと魅力が無いと思ったけど、今度の敵もうーんという感じかな?
    魔術師関連ぐらいかな?(あの魔術師は小物感だけど、今後、もっといいキャラクター
    が出てくるはず。)
    シリアス多めな割に、敵が今一つなのがこの漫画の特徴かな?
    この漫画だけ、妙にそう感じるんですよね。
    なんでそう感じるかはよくわからないのだけど、出てくる敵がなんとなく
    「悪者に徹していない感」と「小物感」があるんですよね・・・

    この漫画、このままだとかなり長く続くような気がする・・・・
    適度にまとめて欲しいです。

  • 姫様、同情の余地がありそうで、やっぱり無かったので退場してしまったな

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著者プロフィール

★漫画家。11月22日生。北海道函館市出身。1994年に『超剣士 雷王丸』(コミックボンボン冬の増刊号)でデビュー。代表作『空手小公子 小日向海流』は2000年~2012年までヤングマガジンにて長期連載され、単行本は全50巻発行された。その後、続編となる『空手小公子物語』を連載。その他の作品に『ストリートファイターIIV列伝』(コミックボンボン)、『LIZARD KING』(COMIC激漫)などがある。

「2017年 『ネメシス ♯35』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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