アルスラーン戦記(12) (講談社コミックス)

  • 講談社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065173091

作品紹介・あらすじ

大陸公路の強国「パルス」の若き王子・アルスラーン。永遠と思われた国の栄華が終わりを告げた時、すべての運命が変わる!! 荒川 弘×田中芳樹の最強タッグで描く、世界最高の歴史ファンタジー、最新作!


ルシタニア討伐の軍を率い、王都・エクバターナを目指す王太子・アルスラーン。大陸公路を進軍し、敵の拠点・聖マヌエル城を攻略したアルスラーンは、敗軍の少女兵と対峙する。それは、かつて王都で出会った捕虜兵・エトワールだった。一方、アルスラーンの快進撃に揺れる王都では、銀仮面ヒルメス、幽閉されたアンドラゴラス王が王座奪還の機を窺う! 混乱のパルスを狙う隣国の思惑も絡み、王都奪還戦は新たな局面へ!!

感想・レビュー・書評

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  • トゥラーン軍登場。その前に、アンドラゴラスが破獄すること、完全に忘れてました。そういえば、この後親子の再会を果たすんだけど、あっけなく追い返されるんだったか。それはさておき、今回はクバートが全面的に活躍するようになって、個人的にはそれが一番の見どころだった。何だか唐突に差し込まれたようにも感じたけど、最後のダリューンとの一コマ、かなりかっこよろし。

  • ザーブル城を攻略したヒルメスがギスカールに自分の出自を伝えるところから。

    アンドラゴラス王が脱獄。
    凄まじい執念と体力。。
    タハミーネと再会するも打ち解けない夫婦。
    何を抱えてるんだろう。
    タハミーネが言ってる「私の子供」はヒルメスのことだよね?
    レンタルで読んでると細かいところがうろ覚えになってしまう。

    アルスラーン達はペシャワールに一旦戻ることになったけど、ダリューン達の活躍が期待出来るので楽しみ!

    なかなかすんなり王都に辿りつけないけど、アンドラゴラス王が復活したとなったらどうなるんだろう?
    続きを早く読みたいです!

  • 名作ライトのノベルの漫画化。これは、世代では懐かしい思い出手にとっている人も多いのではないだろうか。壮大な大陸をアルスラーン王子が人々を従え、慕われ、大きなうねりとなっていく。重きは、奴隷解放などの正義で戦線を拡大していくところにあるのだが、その旅の先で起こる滑稽な軍師とのやりとりが魅力だ。そのあたりの古くからのファンの感じる魅力を漫画版でもしっかり活かしている。12巻目まで。原作も長かったが、非常に楽しみだ。

  • 購入。

    やっぱり荒川弘先生はスゴい。動物の動きが自然、だから違和感なく世界観に浸られる。
    原作は最終を迎えたので、マンガでもしっかり最後までやりきって欲しいです!

  • ペシャワールを行ったり来たりであまり進まない。

    ギャグパートが多く、あまり緊張感が感じられない。

    アンドラゴラス王が最強。

  • お父さんほんとに人間?
    ギスカールは完全にギャグキャラだなぁ憎めない。
    タハミーネが初めて感情を露わにしたのが印象的。

  • アルスラーン戦記(12)(講談社コミックス)
    著作者:荒川弘
    アルスラーンの快進撃に揺れる王都では
    タイムライン
    https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

  • ますます面白くなってきた!

  • 人の形をした災厄めが

    ラストの双璧たるや、素晴らしい!!
    クバードがファランギースに熱をあげる展開、これ懐かしい。

    トゥラーンのカルルックさん、敵ながらいい目持ってるなぁ。

    ヒルメスは、だんだん王の器には狭量と思わせられるような展開になってきていて、残念でならない。
    ギスカールに色々と心の葛藤見抜かれちゃってるしね。
    ギスカールもただの小狡い奴でなく、しっかり知恵者な辺り、今見るとなかなかいいかもと思ってしまう。

    シンドゥラの坊っちゃんは小物感半端ないけど、まぁよくやった。

    そして、王族と言えばひ弱。腕力より知恵者。なイメージを完全に覆してくれた王様の一人プリズンブレイク!!
    しかも半年拷問受けたら、筋力衰えるだろうに、それすらも覆して鎖引きちぎるわ、何あれ猛獣?
    鎖使いは前の方で伏線も張られていたわけだけど、しかし、あそこまで舞踏派な一人でなんでもできちゃう王様設定も珍しいのでは?
    おしむらくは、やっぱりこいつも警告の美女の虜だということ。
    牢獄はブレイクできても、心寄せる女の心は開けない、と。
    まあ、拷問中も半年かけて鎖錆びさせてるような気骨のある人ですからね。
    だけど、タハミーネさんの心はきっともう誰も開くことできないんだろうなぁ。
    彼女も変なのにばかり好かれてかわいそうに。

    アルスラーン殿下におかれましては、慈悲は諸刃の剣とはいえ、今回はよい方に転がってくれて何より。
    いい目するようになったなぁ。

  • また物語が大きく動いてワクワクしますね。
    ラストのふたりはすっかり悪役表現w

  • 毎回胸躍ります。ギーヴ出てこないのがちょっとつまらないけれど、カッコいいファランギースたっぷり見られて満足です。アンドラゴラス王は超人?タハミーネの人間らしいところも垣間見えて、これからさらにストーリーが動きそうでワクワクが止まりません。次も半年後かあ、、。

  • 読了

  • 読了。面白かった。

  • アンドラゴラス強っwww

    トゥラーンまで登場してきて大混戦だな。

  • 初版 帯

  • 古来_噂とは愚昧の苗床に咲く毒草でしかない筈だ 王位簒奪 思慮分別に富む ただし攻城戦はそれほど得意ではない 人の形をした厄災

  • そうそう
    こういう展開だったなぁ
    と思いながら
    また読み返したくなります原作を
    完結したらしいんですけど
    私は読んでいるのは途中で止まっているんです
    この辺りからも
    どんどん盛り上がってきています

  • プリズン・ブレイク!急襲のトゥラーン。ペシャワール防衛戦の12巻。

    あーだこーだと目論んでいたギスカールに立ちはだかったのは、まさかのアンドラゴラス。おそらく、作中最強の戦士であろうアンドラゴラス国王です。フルコンディションでタイマンしたら、ダリューンやヒルメスですら対抗できないと思わせる強さ。
    アトロパテネで戦歴に大きな傷をつけましたが、一度しかない機会を逃さず最大最高の結果を出すのだから、戦士としてはやはり超一流です。
    ヒルメスが尊師に唆されて、ルクナバード入手へ向かっていなければ、エクバターナはどんな戦闘が繰り広げられていたのやら。ギスカールもイノケンティウスも、なす術なく斬り殺されていたのでしょうかね、兄弟揃って。血族の争いに軍を率いて突入するアルスラーン。そこで明かされる出生の秘密。みたいな展開だったのかしらん。

    エクバターナへ向かって進撃を続けるアルスラーン軍に急報。トゥラーン軍、ペシャワール急襲。拠点を失うわけにいかないので、道半ばで撤退。
    ここで、エトワールたちルシタニア人とはお別れ。これまでの道中で、戦争の相手が異教徒という言葉だけの存在でなく、自分と同じ人間であること。互いに尊重することのできる人間であることを、言葉でなく肌感覚としてしることができたエトワールの経験は、彼女の人生に大きな財産となるはず。別れ際にややこしい言い方になってしまうのは、今までの人生を捨て去ってしまうことは、宗教でなくこれまでの自分への裏切りだと思っているからかなぁ。即座の手のひら返しは、盲信と変わらない。信じるものが、イアルダボードから違うものに入れ替わっただけなので。
    何より、エトワールが追い求め続けた強さというものの、一端に触れたことが財産。騎士としての強さでなく、人としての強さ。実は、彼女はかつて追い続けたものよりも、強く誇り高いものを手に入れているのですが、それに気づくのはまだ先か。
    ルシタニアの人々の希望の星となったエトワール。名は体を表すというやつです。

    トゥラーンの攻撃を跳ね返すペシャワール。イゼルローンと並んで、田中芳樹世界の絶対防衛拠点。
    かつては、バフマンとキシュワードという万騎長が立ちはだかったペシャワール。さらにダリューンとクバードという二人が加わったからには、もうお手上げです。
    ダリューン、クバードが災厄の塊とされてますが、おそらく万騎長は誰でも同じでしょう。ダリューンとかがずば抜けてるだけで、誰が戦場にいても一緒。幽遊白書のS級妖怪の括りの感じです。

    ところで、各国王の呼び名が様々でとても楽しい。細かい部分ですが、文化の違いを端的に表現していて好きです。パルス=シャーオ。シンドゥラ=ラージャ。トゥラーン=カガーン。

  • 新刊でるたび読んでいる漫画。
    何がどう面白いのか説明せよ、と言われてもなかなか難しいんだけど、
    はちゃめちゃに強くて気高い戦士たちが、
    とことんかっこいいんだよなー。

    ナルサス卿は策士。

    戦士たちはどこまでも飛び続けることはできない。
    アルスラーンは戦士たちが帰ってくる、とまり木という解釈、まさにと思った。

  • アンドラゴラスと再会したタハミーネの叫びが
    何も物を言わない印象が深いだけに、とても心に残りました。
    原作の小説を最終巻まで読み終えたので、先の展開を知っています。
    いずれ実娘と思しき女性と再会するのですが、どちらに似て描かれるのかが、
    又、タハミーネの心情がどの様に描かれるのか、楽しみです。

    それからエステルが無事に出産した女性から、
    この子を抱いてやって欲しいと云われ抱いた姿も
    アルスラーンに「借りておくから、生きて戻れ」と鼓舞した姿も印象的でした。
    生まれ育った国の宗教を信じており、他宗教の考えを取り入れる事はしませんが、
    アルスラーンを通じて「この様な考えもある」と思っている印象も受けました。

    そしてクバードがファランギースと合流しました。
    ここに共にシャプールも居れば、より戦が楽になったのに…と考えずにはいられません…。

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著者プロフィール

荒川 弘は1973年5月8日生まれ、北海道出身の漫画家。
代表作『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)、『獣神演武』(スクウェア・エニックス)、『百姓貴族』(新書館)。
1999年にエニックス21世紀マンガ大賞を受賞してデビュー。衛藤ヒロユキのアシスタントを経て独立。
大ヒット作『鋼の錬金術師』で、2004年第49回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。
2011年19号より『銀の匙 Silver Spoon』で初の週刊連載開始。同作で2013年第58回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。

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