- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065173091
作品紹介・あらすじ
大陸公路の強国「パルス」の若き王子・アルスラーン。永遠と思われた国の栄華が終わりを告げた時、すべての運命が変わる!! 荒川 弘×田中芳樹の最強タッグで描く、世界最高の歴史ファンタジー、最新作!
ルシタニア討伐の軍を率い、王都・エクバターナを目指す王太子・アルスラーン。大陸公路を進軍し、敵の拠点・聖マヌエル城を攻略したアルスラーンは、敗軍の少女兵と対峙する。それは、かつて王都で出会った捕虜兵・エトワールだった。一方、アルスラーンの快進撃に揺れる王都では、銀仮面ヒルメス、幽閉されたアンドラゴラス王が王座奪還の機を窺う! 混乱のパルスを狙う隣国の思惑も絡み、王都奪還戦は新たな局面へ!!
感想・レビュー・書評
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トゥラーン軍登場。その前に、アンドラゴラスが破獄すること、完全に忘れてました。そういえば、この後親子の再会を果たすんだけど、あっけなく追い返されるんだったか。それはさておき、今回はクバートが全面的に活躍するようになって、個人的にはそれが一番の見どころだった。何だか唐突に差し込まれたようにも感じたけど、最後のダリューンとの一コマ、かなりかっこよろし。
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名作ライトのノベルの漫画化。これは、世代では懐かしい思い出手にとっている人も多いのではないだろうか。壮大な大陸をアルスラーン王子が人々を従え、慕われ、大きなうねりとなっていく。重きは、奴隷解放などの正義で戦線を拡大していくところにあるのだが、その旅の先で起こる滑稽な軍師とのやりとりが魅力だ。そのあたりの古くからのファンの感じる魅力を漫画版でもしっかり活かしている。12巻目まで。原作も長かったが、非常に楽しみだ。
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ペシャワールを行ったり来たりであまり進まない。
ギャグパートが多く、あまり緊張感が感じられない。
アンドラゴラス王が最強。 -
お父さんほんとに人間?
ギスカールは完全にギャグキャラだなぁ憎めない。
タハミーネが初めて感情を露わにしたのが印象的。 -
アルスラーン戦記(12)(講談社コミックス)
著作者:荒川弘
アルスラーンの快進撃に揺れる王都では
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 -
ますます面白くなってきた!
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また物語が大きく動いてワクワクしますね。
ラストのふたりはすっかり悪役表現w
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毎回胸躍ります。ギーヴ出てこないのがちょっとつまらないけれど、カッコいいファランギースたっぷり見られて満足です。アンドラゴラス王は超人?タハミーネの人間らしいところも垣間見えて、これからさらにストーリーが動きそうでワクワクが止まりません。次も半年後かあ、、。
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読了
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読了。面白かった。
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アンドラゴラス強っwww
トゥラーンまで登場してきて大混戦だな。 -
初版 帯
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古来_噂とは愚昧の苗床に咲く毒草でしかない筈だ 王位簒奪 思慮分別に富む ただし攻城戦はそれほど得意ではない 人の形をした厄災
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プリズン・ブレイク!急襲のトゥラーン。ペシャワール防衛戦の12巻。
あーだこーだと目論んでいたギスカールに立ちはだかったのは、まさかのアンドラゴラス。おそらく、作中最強の戦士であろうアンドラゴラス国王です。フルコンディションでタイマンしたら、ダリューンやヒルメスですら対抗できないと思わせる強さ。
アトロパテネで戦歴に大きな傷をつけましたが、一度しかない機会を逃さず最大最高の結果を出すのだから、戦士としてはやはり超一流です。
ヒルメスが尊師に唆されて、ルクナバード入手へ向かっていなければ、エクバターナはどんな戦闘が繰り広げられていたのやら。ギスカールもイノケンティウスも、なす術なく斬り殺されていたのでしょうかね、兄弟揃って。血族の争いに軍を率いて突入するアルスラーン。そこで明かされる出生の秘密。みたいな展開だったのかしらん。
エクバターナへ向かって進撃を続けるアルスラーン軍に急報。トゥラーン軍、ペシャワール急襲。拠点を失うわけにいかないので、道半ばで撤退。
ここで、エトワールたちルシタニア人とはお別れ。これまでの道中で、戦争の相手が異教徒という言葉だけの存在でなく、自分と同じ人間であること。互いに尊重することのできる人間であることを、言葉でなく肌感覚としてしることができたエトワールの経験は、彼女の人生に大きな財産となるはず。別れ際にややこしい言い方になってしまうのは、今までの人生を捨て去ってしまうことは、宗教でなくこれまでの自分への裏切りだと思っているからかなぁ。即座の手のひら返しは、盲信と変わらない。信じるものが、イアルダボードから違うものに入れ替わっただけなので。
何より、エトワールが追い求め続けた強さというものの、一端に触れたことが財産。騎士としての強さでなく、人としての強さ。実は、彼女はかつて追い続けたものよりも、強く誇り高いものを手に入れているのですが、それに気づくのはまだ先か。
ルシタニアの人々の希望の星となったエトワール。名は体を表すというやつです。
トゥラーンの攻撃を跳ね返すペシャワール。イゼルローンと並んで、田中芳樹世界の絶対防衛拠点。
かつては、バフマンとキシュワードという万騎長が立ちはだかったペシャワール。さらにダリューンとクバードという二人が加わったからには、もうお手上げです。
ダリューン、クバードが災厄の塊とされてますが、おそらく万騎長は誰でも同じでしょう。ダリューンとかがずば抜けてるだけで、誰が戦場にいても一緒。幽遊白書のS級妖怪の括りの感じです。
ところで、各国王の呼び名が様々でとても楽しい。細かい部分ですが、文化の違いを端的に表現していて好きです。パルス=シャーオ。シンドゥラ=ラージャ。トゥラーン=カガーン。 -
アンドラゴラスと再会したタハミーネの叫びが
何も物を言わない印象が深いだけに、とても心に残りました。
原作の小説を最終巻まで読み終えたので、先の展開を知っています。
いずれ実娘と思しき女性と再会するのですが、どちらに似て描かれるのかが、
又、タハミーネの心情がどの様に描かれるのか、楽しみです。
それからエステルが無事に出産した女性から、
この子を抱いてやって欲しいと云われ抱いた姿も
アルスラーンに「借りておくから、生きて戻れ」と鼓舞した姿も印象的でした。
生まれ育った国の宗教を信じており、他宗教の考えを取り入れる事はしませんが、
アルスラーンを通じて「この様な考えもある」と思っている印象も受けました。
そしてクバードがファランギースと合流しました。
ここに共にシャプールも居れば、より戦が楽になったのに…と考えずにはいられません…。