浜村渚の計算ノート(1) (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065173374

作品紹介・あらすじ

「刑事さん、解けちゃいました。」

「数学の地位向上のため国民全員を人質とする」。天才数学者・高木源一郎が始めたテロ活動。彼の作った有名教育ソフトで学んだ日本人は予備催眠を受けており、彼の命令次第でテロの加害者にも被害者にもなりうるのだ。
四色問題、フィボナッチ数列――。対「数学テロ」に対抗するため、警視庁が見つけ出した最終兵器は、一人の天才女子中学生・浜村渚だった!
 講談社文庫の人気数学ミステリーが青い鳥に。
『ぬり絵をやめさせる』『悪魔との約束』『ちごうた計算』の3話を収録。
イラストはすべて描きおろし。
特別付録「クイズ! 青柳碧人先生からの挑戦状!」も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 国の理系科目軽視の方針に反発する天才数学者ドクター・ピタゴラスこと高木源一郎

    高木が主導するテロ組織「黒い三角定規」の起こす数学テロが日本を震撼させる

    捜査に行き詰まる警視庁にあらわれた助っ人は浜村渚
    数学に特異な才能をもつ中学2年生だった

    長野で起きた連続殺人を四色問題で
    美術館で起きた毒ガス殺人を容積の公式で
    奈良で起きた誘拐事件をフィボナッチ数列で

    「刑事さん、解けちゃいました」

    とろんとした二重まぶたに長いまつげの美少女が事件を解決していく新時代数学ミステリー

    講談社文庫で展開中の人気シリーズ(既刊11巻)が青い鳥文庫に初登場
    (2011年6月刊の文庫版第1作4話から3話を収録)

    「浜村渚計算ノート」第1作は第3回「講談社Birth」小説部門受賞作
    2009年7月に講談社Birthレーベルから出版された著者のデビュー作

  • ゼロで割ってはなりませぬ!

  • 数学エンタメ本。小説で理解できるのかちょっと不安だったけど、小3(マンガ未読)でも理解できたようだ。数学ネタの犯罪への生かし方が面白い。

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著者プロフィール

1980年千葉県生まれ。2009年『浜村渚の計算ノート』で第三回講談社birth小説部門を受賞しデビュー。「ブタカン」「西川麻子」「猫河原家の人びと」などシリーズ多数。2019年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』が各ミステリーランキングや書店年間ランキングにランクインし、本屋大賞にもノミネートされた。

「2023年 『あかがみんは脱出できない(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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