哲学人生問答 17歳の特別教室

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  • 講談社 (2019年10月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784065173824

作品紹介・あらすじ

「いじってくる相手との距離の取り方がわかりません」
「給料とやりがい、どちらで仕事を選べば幸福になれますか」
「ありのままの自分を受け入れられません」
「嫌いな人との付き合いが避けられない時、どうしたらいいでしょうか」
「自殺しようとしている人を止めるのは善でしょうか、悪でしょうか」

現役高校生と哲学者が熱くたたかわせた、本気の人生問答。

「生きていくこと」「幸福になること」についての高校生からの人生相談に、哲学者の岸見一郎さんが先人の知恵を生かして真摯に答えます。

大人前夜のきみたちへ。学校では教えてくれない本物の知恵を伝える白熱授業。
「17歳の特別教室」シリーズ第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 面白く 興味深く
    読みました

    著者の岸見一郎さんは
    初見です
    母校の高校生たちの質問に応えて
    17歳の若者たちに語る
    ということで
    かなり言葉を選んで話しておられることに
    好感を持ちました
    また、「教えて諭してやる」という上からの目線も
    感じませんでした
    あぁ この人は誠実な人なのだ
    と思わせてもらえました

    どうやら
    「17歳の特別教室シリーズ」という企画もの
    の一冊のようですね
    高橋源一郎さん
    佐藤優さん
    瀬戸内寂聴さん
    京極夏彦さん
    磯田道史さん
    なかなかの人選ですね
    おもしろそうです

  • 「嫌われる勇気」が心に残ったので、読んでみました。高校生の質問に答えるという形式でしたが、分かりやすく話されていました。「生きているだけでよい」というメッセージを繰り返しおっしゃっていたことが印象に残りました。自分と他者の課題を分けて考える、他者貢献を第一に考える、他者の評価にとらわれない、を実践していこうと思います。

  • 勉強になった
    アドラー心理学、よく聞くがちゃんと学んだことがない。この本に多々出てきたので、興味を持った。
    高校生のときにこんなお話があったら、人生ちょっと明るくなるだろうなと思ったり。
    ありのままの自分を愛して生きていきたいな

  • 賢い17歳たち。
    進学校らしい。
    岸見先生の言葉が、多感な心にどんなふうに響いたのだろう

  • audibleにて拝聴。

    ながら聴きには丁度いい聴きやすさ。

    「幸福」は存在であり、「幸福になる」必要は無い。「幸福である」ことに気づくことが「幸福」


    あるのは「今、ここ」だけ
    「今日という日を今日のために生きる」
    そうやって毎日丁寧に生きていきたい


    高校生の質問に解答していく形なので、具体的で分かりやすい!

  • これは「嫌われる勇気」を読んだ人が、さらにもう一歩踏み込んで理解を深めたい時に是非読むべき本だ。

    ベストセラーになった「嫌われる勇気」の著者の本。著者名を気にかけず、「17歳の特別教室」シリーズが面白いので、思いがけず読むことに。

    この本は、少し読みにくい。理由は、他の「17歳の特別教室」シリーズと違って、講演型でなく、Q&Aの問答型になっているから。ストーリーが存在するわけでないから、最初のうちは、これが延々と続くのかなとしんどくも思った。

    でも、読んでの満足が高い。理由は、問答を通じて、アドラー哲学(心理学)をより理解しやすくなるから。シリーズの京極夏彦さんの講演ではないけれど、「嫌われる勇気」を本だけで読むと、その本に使われた文字だけで切り取られた考え方しか読み取ることができない。ところが、この本は、特に高校生達が自分の身に降りかかっている疑問を投げかけてくれていることで、より実感の湧きやすい・生きた問答になっている。

    「自立」するためにふさわしい、読んだ後、自分自身で考えるためのきっかけになってくれる本だと考える。

  • 「嫌われる勇気」を読んだときは、ライターの古賀さんの名前を頼りに手に取りましたが、本書によって改めて「嫌われる勇気」の元になったアドラー心理学や、岸見さんの考えに触れる事ができ、一段と腑に落ちた感じがしました。
    上手く言えませんが「こういう考え方がある」ということと、「こういう人がいる」ということに非常に強い関係性を見出せた、というか。

    実社会に出る前の、17歳の時にこうした話が聞けるの はとても素晴らしいことだと思います。この時参加した生徒の皆さんは、聞いてすぐにはわからなくても、年齢を重ねるとともに「あれはこういうことだったのか」と気づくこともたくさんあるのではないでしょうか。

  • 子供がもう少し大きくなった時に読み直してみたいかも。

  • 電子版

  • 嫌われる勇気の作者ということを知らずに読んだ。課題についての考え方は参考になった。
    他人の課題と自分自身の課題を分けて考えることが重要だと理解できた。

  • オーディブルで聴いた本

    「成功ではなく、幸福について語ろう」とかなり被っているところが多く、聴きながらああそうだったそうだったとなるから良い。
    本の内容も1回で覚えられるわけじゃないから、何度も似たような話をしてくれる、というのは私からしたらありがたい。
    とくに好きなのは「他人の課題に土足で踏み込まない」「自分の課題と他人の課題を切り分ける」「評価と価値は違う」という話

  • 岸見さんの言葉に、その通りだなぁと思う事が多くあった。自分の課題か、相手の課題かなんて正にその通り。7つの習慣にも似たようなことが書いてあったなと思った。

    岸見さんは、結構きっぱり発言する方で、語尾も曖昧ではなく、断言する。違うと思えば違うと言う。
    それが良さなのかもしれないけど、少しだけ読んでいて気持ちよくない時があったかな。
    自分の価値観が全てではないですからね。

  • 幸福は質的なものでありオリジナルで目に見えない。一方成功は量的なものであり、一般的で目に見える。
    カウンセリングに来るのは嫌われていない人。なぜなら、自分の言いたいことをいっていなかったり、自分が本当にしたいことをしていなかったりするから誰からも嫌われていない。
    自分が幸福になることが他社貢献であるという視点を持つ。
    将来像や夢は昔からあまりないというか、聞かれると困ると位だったのでそこはあまり共感できず。

  • 成功=幸福?
    成功:何かを達成すること、量的、普遍的
    幸福:過程に存在するもの、質的、個人的

    自分の考えを持って自分で決断する
    やり遂げなくていい 上手くいかないと分かったら、
    それまでに割いた時間と労力を惜しまず
    なるべく早く撤収する

    飽きっぽい→やめる決断ができる
    集中できない→同時進行ができる

    親に褒められるために勉強すると、
    成績が落ちたり、褒めてもらえなくなったりしたとき、
    注目されようと親を困らせるようになる
    屈折した承認欲求
    注目されなくなるので幸福になりたくない
    それを恐れない「幸せになる勇気」が必要

    勉強させることはできない
    「勉強していないようなので、
    そのことについて相談したい」と言っておき、
    実際相談されたら親身に聞く

    普通の、ありのままの自分でいればそれでいい
    大人が要求する「普通」は、
    いい大学に行っていい就職をする、
    かなりハイレベルなもの

    いきなり他人にはなれない、この私を受け入れる

    友達は、自分の話を遮らず批判せず聞いてくれる存在
    大人に言うと説教されるようなことも話せる

    今の人生は予行ではなく本番

    生きているだけで価値がある
    勉強も自分の幸せも、生きてるだけで他者貢献
    人生の目的は、
    人と関わること、ただ存在するだけで他者貢献すること

    つらさは他人と比較できない

    将来の夢に職種を答えるのは資本主義的
    仕事と年収が人の価値のように思われている

    (趣味で絵を描くと「凄いね! 将来は画家だね!」と言われる
    趣味と仕事は別物だと子どもにも分かってたのに、
    それを混同するから、
    子どもが就きたい職業はYouTuberだ
    ということになるんだろう)

  • 分かりやすく面白かった!
    友達に助言するときに、辛いことを伝えるのが友情だと思っていたけど哲学的に他者への介入はそこまでしない方がいいと書かれてたのが衝撃的だった

  • 有志の洛南校生との特別講義のやり取りがQ&A形式で綴られており、総じて読みやすかった。
    対話対象が高校生といこともあり、網羅はされていないが、すんなり柔らかく、より近く岸見氏のアドラー解釈を体感できた。
    欲を言えば、1質問のなかで数回やり取りなどがされているとより対話臨場感があったと思われる。

  • アドラー心理学は「人に嫌われても、良いと思ったことはやる」と思っていて、「しかし、ありがた迷惑な人をどうすれば?」と思っていました。でもこの本で「課題を分離する」という考え方を知って、得心しました。

  • 洛南高校での講義
    岸見一郎先生は100分で名著で知ってから尊敬している。読売新聞の人生相談に岸見一郎先生でてほしいなぁ

    決断して上手くいかなかったらやり直せばいい。

    不幸や不満で注目されることをしると、そのことを心地よいと感じてしまい幸せになるのに勇気がいるようになってしまう。幸福にならないことを選んでしまう

    現状をきちんと分析し、今後何をするべきなのかを見極めること、それが出来ることだけが重要なのであって、危機感も焦りも悔しさも必要ではない
    感情は目的のために作り出している、原因で起こるものではない

    課題の分離、必要があれば(許可の上で)共同の課題にする。課題の分離は問題解決の手段であり、最終的な目標ではない。人の課題に土足で踏み込まれることから、対人関係のトラブルの多くは生じる

    成功者になるためのモチベーションをかいているだけであって本当は自分がしてみたいことが他にもたるのかもしれない

    今できることは、できることだけなのだからそこを出発点にするしかない

    できないのであれば、できないという現実を受け入れるしかない。それがありのままの自分である。そのありのままの自分を受け入れ、次にできることを努力するしかない

  • このシリーズで読んだ3冊の中では一番読みにくかった。自分の確固たる意志とか目的とかって正直何をもとに持っていいのかわからない。
    ただ、生きてるだけで価値があると思うことで、やたらに落ち込んだり悩んだりしなくて済むのはいいと思った。落ち込まずに先に進んで行こうと思う。

  • 「存在してるだけで価値がある」という気持ちを強く持てて生きていけたらとてもいいですね。岸見先生の考え方に沿えれば、新しい自分の価値が見つかりそうです。でも、なかなか難しそう。アドラー心理学にも興味がわきました。

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著者プロフィール

岸見 一郎(きしみ・いちろう):1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋古代哲学史専攻)。京都教育大学教育学部、奈良女子大学文学部(哲学・古代ギリシア語)、近大姫路大学看護学部、教育学部(生命倫理)非常勤講師、京都聖カタリナ高校看護専攻科(心理学)非常勤講師を歴任。専門の哲学に並行してアドラー心理学を研究、精力的に執筆・講演活動を行っている。著書に『アドラー心理学入門――よりよい人間関係のために 』(ベスト新書)『エーリッヒ・フロム――孤独を恐れず自由に生きる』(講談社現代新書) など多数。共著に 『嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え』(ダイヤモンド社)がある。

「2025年 『自省のすすめ ひとりで考えるレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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