- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065174173
作品紹介・あらすじ
京都・月読神社で女性の絞殺死体が発見される。翌朝、近隣の松尾大社では女性の兄の死体が鳥居に吊される。事件を取材する小松崎良平は、桑原崇と棚旗奈々が一泊旅行で京都にいると知り、強引に合流する。記紀最大の謎とされる月読命の真の姿とは? 渡来人技術集団・秦氏の悲劇とは? 崇の推理が冴えわたる待望のQED新作。
感想・レビュー・書評
-
はじめてこのシリーズを読んだ。一作目も読んでみたい。京極さんを彷彿とさせる蘊蓄がおもしろかった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
有名なのに詳しくはほとんど知られていないツクヨミについて色々知ることができる点は面白い。
個人的には、このシリーズはミステリーというより雑学本の感覚で読んでいる。 -
かなーりお久しぶりのQEDシリーズ。
奈々ちゃんとタタルのやりとりが相変わらずで、古巣に帰ったような懐かしい安心感。
京都の神社を巡る二人にまたしても降りかかるのは、月に纏わる連続殺人事件。歴史が絡むせいでこのシリーズの犯人の動機は独特で理解し難いものが多い印象だけれど、今回の犯人の動機はその中でもかなり独りよがり度がダントツ。
ミステリーの面の満足度は微妙だが、ミステリアスな月読命の正体に迫る歴史の謎解き解釈はやはり興味深い。
またシリーズ通して最初から読みたくなってしまった。 -
京都西部の松尾大社にまつわる話。
月はなぜ不吉と言われているのか?三つ巴紋の意味とは?
一読後に実際に舞台となった神社などを巡るのが本シリーズのおすすめの楽しみ方。 -
月と秦氏の関係に迫る歴史本です。
-
日本人は古来、月を不吉なものとしてきたのか? 京都、月を祀る神社で起こる連続殺人。
著者プロフィール
高田崇史の作品






この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。





