江戸は浅草2 盗人探し (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.16
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  • (4)
本棚登録 : 110
感想 : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065174203

作品紹介・あらすじ

ぶらり浅草、ちょいと色恋。浅草・下町長屋の住人たちが降りかかる騒動を解決。注目女流時代作家、人気のシリーズ、第二弾!
目次:第一話 盗人探し
   第二話 預り物
   第三話 破寺の雪女
   第四話 辻射り

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第二弾。

    真一郎と大介の凸凹コンビをはじめ、六軒長屋の面々の仲の良さが読んでいて微笑ましく思います。
    第四話「辻射り」では、“元・矢師”の真一郎が面目躍如のカッコいい姿を見せてくれました。

  • 長屋の話好きデス。
    時代は違っても、生まれ育った下町に思いを寄せながら・・

  • 2021.01.20

  • 202012/シリーズ第二弾。第一話:盗人探し、第二話:預り物、第三話:破寺の雪女、第四話:辻射り
    遊女の小間物盗難の犯人探し等、今回も長屋の面々で事件解決に奔走。
    個性的な登場人物達と、単純な勧善懲悪ではない折り合いややるせなさがあるのも良い。

  • 久兵衛長屋の六軒長屋。住んでいる人々は独身で職人。
    性格は様々。事情も様々だが、それぞれ助け合って気心がしれている。

    大家の久兵衛は大店の隠居。
    その久兵衛の雑用をこなすのが真一郎、息子には用心棒といってあるが、荒事は苦手。

    今回の第二巻。
    郭の中の盗人探し。
    お鈴宛の預かり物の謎。
    雪女を見たという真面目な手代のひめた恋話。
    辻斬りならぬ、辻射り。弓士が犯人とされる事件の真相は?

    それぞれに隠された哀しいお話あり、情愛あり、職人事情ありのぎっしり詰まった4話で構成。面白かった!

  • シリーズ第2弾。登場人物が個性的で良い。特に真一郎と大介のコンビは掛け合いも楽しい。今巻では、前作で名前だけ出てきた冬青が登場した。知野さんの本は、上絵師律シリーズを読んでいるけど、こちらのシリーズも好き。

  • キャラが皆個性的で楽しい。それぞれに癖があって、人間らしい複雑さを持っているので、人物像に厚みがある。

  • 令和2年1月14日読了。

  • 2019/12/19(木曜日)

  • 108
    最終章がよかった。
    いささか興奮。

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著者プロフィール

1972年生まれ、ミネソタ大学卒業、カナダBC州在住。2012年『鈴の神さま』でデビュー。同年『妖国の剣士』で第4回角川春樹小説賞受賞。「上絵師・律の似面絵帖」シリーズでブレイクした注目時代作家。

「2023年 『江戸は浅草5 春の捕物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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