究極の歩き方 (講談社現代新書)

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本棚登録 : 352
感想 : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065174333

作品紹介・あらすじ

日本人の足を知り尽くしたアシックスの研究部門が、ウォーキングシューズ作りを通して研究分析した日本人のための「究極の歩行術」を初公開。日本人の足は50歳を境に激変する。50歳からの歩き方次第で、100歳まで元気に歩けるかどうかが決まるのです。

感想・レビュー・書評

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  • 人間50歳から体がいろいろ変わっていくらしい。
    歩き方にそれが顕著に表れる。歩幅ピッチ左右バランス。そのため50歳以上におすすめの靴を開発している。足型別など色々特徴がある。
    歩くとか体を動かすことは年齢を重ねるほど意識してやることが大切。

  • 人体工学に関して少し興味があったので読んだ本。

    個人的にはもう少し歩き方からもたらされる体全体への影響が理解したかったがどちらかと言うと

  • 良書。
    50歳が足のターニングポイントとはショックだった。特に意識はしなかったが、言われてみれば若い時のように歩けない気がしていた。
    背筋を伸ばし、大股で、かかと着地、膝を伸ばす、手は後ろに振るのを意識して、7km/hを目指す。
    ウォーキングシューズはアシックス製がいいらしい。

  •  50歳を境界に、歩き方が変わるらしい。元気に颯爽と歩き続けることができるか、いかにもお年寄り然とした歩き方になるか。豊富なサンプル数とエビデンスの提示。説得力は十分だ。
     もうしばらく、元気にお外で遊びたい僕は、忘年会帰りにバスには乗らず、大股で歩いて帰りました。

  • 題名に惹かれて買ったけど、内容はそれほど
    究極ではありません。
    気になったのがグラフの傾向線の引き方が誘導的な事。線が無ければただの散布図なのに無理に線を引いて傾向を出している。
    結局靴の宣伝ですね。

  • コマーシャルとして書いてることはわかってるんだけど、あまりにちゃんと書いてあるから、楽しく読めちゃう。綿密な研究していることは当たり前として、それをちゃんと読ませる形にしてるのが良い。客観的データの開示が充分あり、それに伴うインサイトがある。年寄りも歩きのピッチが落ちないとか、目から鱗。

  • 足の男女差、年齢的変化など詳しいデータをベースに理想的な歩き方を指南する好著だ.図33の理想的な歩行姿勢をしっかり眺めて、時速7kmのfast walking(brisk walking)を実行しよう.退職後10年間ほぼ毎日15,000歩を歩いているので、非常に参考になった.後期高齢者の年齢に近づいてきているので、今後の歩き方を考えてみるのに良い資料だ.

  • アシックスさんの情熱が詰まっている一冊でした!
    シューズ選びって見た目から入ってサイズ(足長)だけ見がちですが足囲なども見て、目的に応じた機能を持っている靴を選ばなきゃいけないんだなと考えさせられます…
    ち目的に応じて適切な靴を選ぶことは身体にはプラスしかありません!
    シューズの機能知るだけでも靴選び楽しくなって運動したくなると思います♩

  • 50歳で歩き方が変わる。
    かかとの着地ポイントは歩行速度で変わる。早くなるほど外側になる。ランニングは一番外。プロネーション。
    クッション性を保つため。

    足の指を使って歩く=はだし教育の成果。

    時速8キロでは、歩く、走るともエネルギー消費は同じ。
    8キロ以下は、走ったほうが消費は多い。
    8キロ以上は、歩いたほうが消費は多い。
    自然と走り始める速度は7キロ程度=8キロを超えると走ったほうがエネルギー消費が少ない=楽だから。

    無酸素運動も必要=インターバルウォーキング。3分間時速7キロを目標に早歩き。3分普通の速さ。を繰り返す。

    早く歩ける人と早く歩けない人、がいる。

    モデルウォークで若々しく見える。肩を水平に保ち、腹を引き締める。膝を開かずまっすぐに、両足を開かない。つま先を上げる、ストライドを大きくする。腰を立てて回旋させる。

  • アシックス研究所の研究成果、日本人の足型と歩き方。目からウロコの知見が豊富な一冊。

    靴を選ぶ時、単純に足長だけで考えていた自分。実は靴選びには幅はもちろん、足型、アーチについても考える必要があるという。

    また50歳を過ぎると足型が変わってくる、という部分がまもなく五十路の自分には気になる部分であった。

    生活習慣病の予防につながる効率的な歩き方、ファストウォーキングについても記載。

    自分にあったウォーキングシューズを履いて履いて外出したくなる。

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著者プロフィール


1985年アシックスのシューズ、アパレルの研究部門が統合されて設立。「スポーツで培った知的技術により、質の高いライフスタイルを創造する」というビジョンを具現化するアシックスの基幹を担う研究部門。人間の身体や動作を科学的に分析することで、アスリートに限らず、一般の人々の生活に役立つ製品やサービスを継続的に開発することを哲学としている。アシックスは1980年代に「走れるビジネスシューズ」を発売、ウォーキングの研究を進め、2002年に3次元足形計測機を店頭に配備、百万人単位の日本人の足型のデータを持つ。2017年に3Dセンサーを使った歩行姿勢測定システムを、NECソリューションイノベータと共同で開発、3Dセンサーに向かって歩くだけで、その人の歩き方の特徴や歩行年齢がわかるシステムを生かして分析を進めている。

「2019年 『究極の歩き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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