大江戸ミッション・インポッシブル 顔役を消せ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 56
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065174388

作品紹介・あらすじ

南町奉行所の最底辺、牢屋見廻り同心・川瀬若菜の知られざる素顔。山田正紀版ミッション・インポッシブル開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 2019年11月講談社文庫刊。書下ろし。シリーズ1作目。異能力を持ったふたつの集団のぶつかり合いの伝奇ストーリー。盛りすぎな感もあるが、それなりに面白く、楽しい。

  •  設定が大きいが、それを全て支え切れているか。
     かなり楽しめたが、シリーズ完結した際に、あらためて評価すべきだな。

  • 江戸の町で、川衆と陸衆という二つの泥棒寄合が争う話なのだが、忍者小説のようでもある。様々な特技を持つ泥棒たちが、困難なミッションに挑むという、タイトル通りの内容である。途中で藤八拳が出てくるが、三味線や鉦が入るのと、ルールがちょっと違う(同じ手で続けて3度勝ってはいけない)ようだ。

  • 普通に面白くドキドキしながらワクワクしながら読んだし、普通に面白かったですね。
    ただまあ必殺って偉大だなあってのは思った。
    終盤が特に脳内であの光景が出てきた。

  • 江戸の闇を二分する泥棒寄合・川衆と天敵陸衆の華麗な殺戮合戦。山田正紀新境地!

  • これまでとは異なる文体。
    歌舞伎の世話もののよう。
    主人公の上司の同心は、コロンボをモデルにしていると思った。

  • 時代劇好きな私としては好みな話でした。イーサンハントのM:Iとは全くの別物ですが、川瀬若菜verも良かったです…でもイーサンハントと言うより渡辺小五郎(必殺仕事人)の方に近いって見方もありますが笑。次作へ持ち越した謎を巡って、そのまま幽霊船を奪えへ

  • 著者名で予約買いしたが…

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著者プロフィール

1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で本格ミステリ大賞、日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍。

「2023年 『山田正紀・超絶ミステリコレクション#7 神曲法廷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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