感動のメカニズム 心を動かすWork&Lifeのつくり方 (講談社現代新書)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065175224

作品紹介・あらすじ

すべての人の心に感動を。感動にあふれた豊かな人生を。
日々の暮らしにも、ビジネスにも使える、実践・感動学入門。

著者独自の「STAR分析」を用いて、トヨタ/ホンダ、Yahoo!/Google、タリーズ/スターバックス、マクドナルド/モスバーガー…、『アナと雪の女王』/『千と千尋の神隠し』…が私たちにもたらす感動のタイプを解析。感動を創出する先端的な企業やプロジェクトを訪ねながら、「感動をデザインする」方法を明らかに。

「感動する○○」はこうして創造せよ!

 * * *

[本書の内容]
はじめに
第1章 感動の時代がやってきた
第2章 これまでの感動研究
第3章 感動のSTAR分析とは何か
第4章 感動のSATR分析を用いた研究事例
    4-1 類似会社の感動のSTAR分析
        トヨタ/ホンダ、Yahoo!/Google、マクドナルド/モスバーガー、
        タリーズ/スターバックス
    4-2 製品・サービス・非営利の感動の比較
    4-3 ストーリーのSTAR分析
        アナと雪の女王、千と千尋の神隠し
    4-4 STAR分析を用いたデザインの研究
        ホッピー
第5章 感動の実践事例集
    5-1 一〇〇〇年後を見据え「美しい経営」をする「都田建設」
    5-2 体験から感動が生まれる「ソウ・エクスペリエンス」
    5-3 混沌の中から本当の自分を見つける「コモンビート」
    5-4 自然の中、五感で感じる「森へ」
    5-5 お義父さんのストーリー
第6章 感動の見つけ方・高め方
おわりに

感想・レビュー・書評

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  • 飛ばし読み。前野さんの文章合わないらしい。

  • 幸福を追求する著者が、感動に着目した研究や事例を紹介している。

    感動を定量化する方法として「感動のSTAR分析」の紹介。
    感動の「構成要素」を分解して評価することで分析/比較可能とする方法のようである。このSTAR分析を用いて世の感動に関する事例を分析している。

    そのうえで、特に著者が着目する感動を作る先進的な取り組みを紹介。
    このような紹介をすることで、著者は、幸福な社会を実現するため、より多くの感動を社会実装を推奨している。

  • 感動のデザインとして紹介されているSTAR
    (Sense, Think, Act, Relate) 分析。導入は面白かったし、紹介されている事例は確かに感動する、素敵な企業やサービスやストーリー。でも当たり前のような気がしてしまう。
    Sは仮定として思い浮かぶことを入れているだけのような、ややこじつけ感がある。

  • 幸福学の前野先生の著作で「感動」という現象を分析する手法を解説。先行研究の応用である感動のSTAR分析(Sense,Think,Act,Relate)はわかりやすい。事例分析は同分野の商品・サービスでSTARに当てはまるものと当てはまらないものでの比較があるとよりわかりやすかったかな。

    普段NPOの皆さんと話をする中で、事業で創り出したい価値が感動や幸福などに通ずることは少なくないが、それらのあり様がすでに学術的にも扱われつつあることは知らない人が多い。「言葉にできない」「目に見えない」を抽象的なままでいる逃げ口上にしてはいけない。

    マーケティングにそれなりに関わる身としては先行研究として紹介されていたシュミットの『経験価値マーケティング』など読んでみたくなったけど、すでに絶版のようで中古は最低で倍額ぐらいか…!とりあえず積読もう少し減らせるまで探しながら待とう。

  • 図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」

    クラブ・サークル名 野球部

    請求記号:K-2542
    所蔵館 2号館図書館

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50166727

  • 感動のSTAR分析を解説している本

  • 前半が論文のようでかなり文字が細かいです。父は読めないって言ってました(笑)後半の具体的な例を基に話が展開していくの、良かったです。感動はシェアすると良いですよね。

  • この著者の本は好きで読みますが、STAR分析は使い慣れないとちょっとわかりづらい感じがします。

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著者プロフィール

慶應義塾大学SDM研究科教授・ウェルビーイングリサーチセンター長、一般社団法人ウェルビーイングデザイン代表理事。1962年山口県生まれ東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了、キヤノン入社。カリフォルニア大学バークレー校Visiting Industrial Fellow、慶應義塾大学理工学部専任講師、同助教授、同教授を経て2008年より現職。『幸せのメカニズム―実践・幸福学入門』(講談社現代新書)、『幸せな職場の経営学』(小学館)、『ウェルビーイング』(前野マドカ氏との共著・日経文庫)など書著多数。

「2023年 『実践!ウェルビーイング診断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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