メンタルが強い人がやめた13の習慣 (講談社+α新書)

  • 講談社 (2019年10月19日発売)
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本 ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784065175668

作品紹介・あらすじ

全米で1000万人が読んだメソッド!

「メンタルの強い人」は、最悪の状況でも人生最大の危機でも、
なんとか切り抜ける方法を知っている。
誰もがもっている13の思考習慣をやめれば、折れない心になる。

01「自分を哀れむ習慣」をやめる
02「自分の力を手放す習慣」をやめる
03「現状維持の習慣」をやめる
04「どうにもならないことで悩む習慣」をやめる
05「みんなにいい顔をする習慣」をやめる
06「リスクを取らない習慣」をやめる
07「過去を引きずる習慣」をやめる
08「同じ過ちを繰り返す習慣」をやめる
09「人の成功に嫉妬する習慣」をやめる
10「一度の失敗でくじける習慣」をやめる
11「孤独を恐れる習慣」をやめる
12「自分は特別だと思う習慣」をやめる
13「すぐに結果を求める習慣」をやめる

***

この本は、著者のメンタルが極限まで弱った時に誕生した。
23歳で母をくも膜下出血のために亡くし、26歳のときに夫が心臓発作で突然逝ってしまうという不幸に見舞われたエイミー。
愛する人を失って泣き、怒り、仕事を休んでひきこもり、心に決めた。
泣きながら残りの人生を過ごすなんて、まっぴらだと。
だからこそ、打ちのめされそうな自分を支えるために、いつのまにか染みついた13の習慣をやめることを。
名もなきセラピストが綴ったブログ「メンタルの強い人がしない13のこと」は投稿5日後にウェブ版Forbesに転載され、その2日後には1日100万以上に読まれる人気記事に。書籍化が決定した。

本書は2015年夏に刊行した同名タイトルの単行本の縮約版です。
よりいっそうコンパクトに学んでいただけます。

感想・レビュー・書評

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  • 日頃の生活の中で、ココ直したいなーっと思っていることがいくつかありました

    達成するためには意識しないといけないこともあるけど、結果を性急に求めすぎても駄目……

    簡単そうで難しい……

  • サイコセラピスト(心理療法士、精神療法士)である著者、エイミー・モーリンさんが、実際にメンタルに問題のある患者の例を提示しながら、どんな考え方を辞めたら快方に向かっていったのかを記している。
    自分も含め、メンタル弱めな方は自分に近いケースも少なくないと思う。
    すぐに実践できる内容もあれば、実践云々ではなくお守りとして心に留めておきたい言葉や考え方も多数出てきた。

  • 著者の壮絶な体験から始まる本書。
    実際に自分がどんな風に辛い出来事を乗り越えて来たか、
    心理療法士としてどんな風にアドバイスし患者さんの成長を促したか
    具体的に実践的に書かれていて説得力があった。

    良い習慣を取り入れるよりも、
    足を引っ張る習慣を断つ方が効果的なんだと思えた。

    そしてここでいう習慣は
    運動や食生活といったことではなく、
    「心の癖」ともいうべきもので、
    誰しも1つや2つ、何ならもっと心当たりがあることばかりなんじゃないかと思った。

    自分が陥りがちな心の癖を知り、
    しっかり意識して行こうと思う。

  • 登録してから読み終わるのに2年経過して、その間76冊も先を越してしまっていた。マーカーチェックしてたから、後回しに。。。メンタルケアの一助になればと購入した本、ふらっと読み返して気持ちを強く持ちたいと思いました。
    内容は13のやめる、断ち切る事柄を書いていて、基本前向きに立ち向かう。人は過去には戻れないから前に進むしか無い。

  • これができればメンタルは強くなるだろうけど、そんな簡単に実行できるものでもないよな…と思ってしまう。それでも、最初から諦めずに、この本に書いてあることを素直に実行しようとする気持ちは、確かに大事なのだろうと思う。

  • ぱっと本を開いてみると07「過去を引きずる習慣」をやめるのページ。娘は18で家を出たが、10回以上家への出戻りを繰り返している。恋人ができてしばらくすると同居するために家を出て行くが、うまくいかなくなって戻ってくる。問題があるのは娘の方に見えるが、ここでは母親の方がメインだというので読んでみた。
    母親が自分の問題点を自覚し、どこをどう変えるかがポイント。説得力がある。そしてその母親の変化が娘にも影響を及ぼし、よい変化があったとのこと。
    なぜその悪い習慣のままでいるのか。それが原因でどんな問題点を抱えているのか。そしてそれをどう変えるか、すると何がどう変わるかが書かれている。説得力があって、アドバイスに従って変えようと思うだろうなと。
    これは、あまり良くない状況に陥っているのが一時的なのではなく、良くない状況が習慣化しているところで、あるいはそれが習慣化していることに本人が気づかないところで読むのがいいだろう。たまに思い出して手に取って読むと、励ましてもらえそうな本だ。その話はごもっとも、よく理解できるけど今は無理…そんな時に、この本を読んでしまうと余計に滅入るかもしれない。
    この考え方は、やっぱりメンタルが強い人の考え方だなと思う。そしてメンタルが強い人というのは、実はこの著者のことだろう。そうやって悲しみを乗り越えてきたと。それで強くなれるのはちょっとうらやましい。
    ところでこの本は縮約版とのことだが、元とどう違うんだろう。ちょっとそれを知りたくなった。

  • 総論:自制心がすべて

  • ◯メンタルを強くしてだらだら考える時間を減らしたい

    ・変えられないことで悩む時間は無駄
    →その時間を今やるべきことに集中する
    →それでも悩んでしまっていると思ったら、そのたびに悩む時間がもったいないと意識する

  • どうやったら自分の行動を達成できるかではなく、何が自分の行動の足を引っ張っているか。

    この本で書かれている13の習慣は誰もがいくつかは必ず持っている習慣でしょう。

    この13の習慣をきっぱりとやめることは難しいかもしれませんが、これらの習慣が自分の行動を縛っているということを理解するだけでも違うと思います。

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著者プロフィール

メイン州のニューイングランド大学でソーシャルワークの修士号取得。ハーバード大学のジャッジベーカーチルドレンセンターをはじめ、学校、コミュニティ、病院などでサイコセラピストとしてキャリアを積む。現在も子どもから大人までを対象にセラピーを行うと同時に、ノースイースタン大学の講師、複数の大学のサイコセラピストを務める。デビュー作『メンタルが強い人がやめた13の習慣』はベストセラーとなり、30ヵ国で出版された。

「2019年 『メンタルが強い子どもに育てる13の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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