- 講談社 (2019年11月7日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784065175842
作品紹介・あらすじ
離島の簡易郵便局で働きながら、女子高生・日和子と暮らす三宅。進学で島を離れる可能性が高くなった日和子と一緒に過ごせる時間は、そう長くないかもしれない。そんな中、急に日和子が自分を避けだしたように思えて、仲直りがしたい三宅は直接話す機会を作ろうとするが――。不器用な社会人と、離島の女子高生。手さぐりだけど、気づけば笑顔の日常ドラマ、完結!
みんなの感想まとめ
不器用な社会人と女子高生の日常を描いた物語は、心温まる感動のドラマです。離島の静かな町で繰り広げられる三宅と日和子の関係は、進学を控えた日和子の心情の変化とともに深まります。登場人物たちの表情や感情の...
感想・レビュー・書評
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3巻までなのですぐ読み終えた。
でももっとゆっくり読みたかったな。
絵柄がとても好みで温かい雰囲気の作品によくマッチしていると感じた。登場人物の表情が特に魅力的で、感情の移り変わりがわかりやすく、女の子に関して言えばその移り変わる表情がどれもとても可愛い。
最終話、個人的にオチとして最高だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三宅が島に来て季節は巡り、日和子も大学受験などで日々の生活が変わっていく。
「僕が今 問題なくやっていけているのは本当に偶然が重なっただけ」
周りの人たちに恵まれたおかげという三宅の言葉に、日和子がかけた言葉が好き。
「やっくんが仕事を紹介したのは三宅くんのことを信頼してるからで うちで歓迎されてるのは三宅くんがいい人だからでしょ?ただの偶然じゃなくて三宅くんだからできたことだよ だったらそれって運じゃなくて実力じゃん」
二人の言ってることはどちらも正しいんだよね。11話の流星群を見る回で「ずっと願っとけばいいんだよ そしたらそのうちタイミングがあって…」という言葉のように、三宅はずっと真面目にやってきたからこそ、運というタイミングをつかめたんだと思う。
受験に合格したら簡単に会えなくなって、仲良くなるほど離れるのが寂しくなる。そう考えて、周りを避けていた日和子。三宅があの言葉をかけてあげられたのは、前回の「僕らの時間は減っていくものじゃなくて 増えていくものなんだ」って思いからなのかなと。お互いに影響し合って変わっていく姿が見てて心地いい。
12話では三宅の東京でのつらい過去をやさしい光で包みこんでいてよかった。つらい経験をしても、それが誰かのつらさに寄り添う気持ちになるのなら報われる。
13話の映画回にも通じるよね。生まれ変わるとしたら自分か、他人か。つらい過去があっても「同じ人生がいい」と思った三宅。オセロのように挟んで黒を白に変えてくれるのは人の縁だったりするからね。
そして、最終話。きっとあの言葉を使ってくれると思ってた!最後の「三宅くんの代わりはもういないね」って言葉のあたたかさ。代わりはいるからこそ自分が選んだ道で、代わりがいない自分になった物語。最高のラストだった!
「時間というのはどうして ゆっくり進んでほしいときに限って あっという間に過ぎていくものなんだろう」
まさにこの言葉のように過ぎてしまった3冊。もっと読んでいたかったと心から思った作品だった。
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著者プロフィール
中村ひなたの作品
