新装版 無明の闇 鬼籍通覧 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065176504

作品紹介・あらすじ

凄惨な轢き逃げ遺体が運ばれ、解剖が始まった。唯一の目撃者は8歳の女の子。警察が目撃証言を取ろうと詰め寄るが、ミチルはその少女をかばって、若い警察官を殴りつける。実はミチルも、かつて友達の轢き逃げ事件の「目撃者」になったことがあった。21年の時を経て、2つの事件の真相が明らかになる。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の良心の裁き

  • 20240113
    法医学にオカルトとは、予想外だった

  • 鬼籍通覧シリーズ第2。
    今回はミチルの過去が明らかに。
    凄惨な事件の真相が明るみに出るで、砂奈子ちゃんも少し安らかになれたかな。
    法医学ミステリーとオカルト。
    まさかオカルト要素があるとは知らず、前作では驚いたけど、今回もあります。
    子供の、まして赤ちゃんの事件はより痛ましい。
    子供を亡くした親を思うとまた痛ましい。

  • 鬼籍通覧の2作目。
    今回はちょっと読んでて辛い気持ちになる話やら描写が多かった……前作はミステリーっぽさがあったけど今回はとにかく心理的に辛かった。
    ミチルさんの過去話が辛すぎて筧と伊月の会話にただただ癒される、本当にあのコンビ大好き。
    結末は……まぁ、因果応報というか自業自得というか。
    本当にこういうこともあるのかもしれないよねっていう。

  • ミチルの心の闇が深い。気持ちはわかるけどもう少し真っ当な解決方法は無かったのかなと思います。

  • 覚えている箇所が、一冊毎に異なっているのが不思議。
    結末は、覚えているけど、細かいところは確認しながら再読しました。
    幽霊もの、最初からこの作者さんの得意分野だったのだなぁ、と改めて認識。

  • 本格的な法医学ものかと思ってたから拍子抜けした。残念。でも伊月くんがロッカーみたいな細さでイケメンって設定はなんか好き。

  • 法医学ミステリーなので勉強になる部分も多い。科学と不思議の融合は相反するもののようでそうではないのかもしれない。世の中は目に見えないものもあるんだろうな。

  • 前作と同様でホラー(?)だった。
    このシリーズはこういう路線なのかな。

  • 基本、幽霊が出るホラーなのね…

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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