- Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065177150
感想・レビュー・書評
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途中で力尽きてしまった…
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シンギュラリティなんぞで想像を止めない。行きつくとこまで行く作者がAIと人間の関係性の一つの到達点を示す。最高だね。
英語版、中国語版を出して世界に発する価値は十分にある。 -
12基のAIによって全ての仕事が賄われている150年後の地球。1基のAIの不調の原因究明&治療にあたることになった人間行動学を趣味で極める主人公。なかなかに描写や科学的見地がリアルに感じてサクサク読み進められた。
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広い定義で「仕事」とはなんぞや?という哲学的テーマをエンタメSFで昇華した小説。
AIコイオスの精神的な成長と、カウンセラーの主人公との交流が微笑ましい。
さて、明日も仕事しよう。 -
2020.8.13読了
読みやすいためほぼ一気読み。
旅の部分は瑞々しい。
ただ、肝心のクライマックスと結末が惜しい感じ。いまいち乗り切れなかったし、『対面』に意味や価値はあったのか疑問が残った。 -
働き者のAIのおかげで仕事から解放され「仕事」が死語になった世界。
らしいが説得力のある描写もなく、登場人物のほとんどが働いているという状態に困惑。物理の仕事率まで持ち出して「仕事」とは何かを考察するのだが、外国語圏では成立しないのでは、とハラハラさせられる。
仕事をしている人が、仕事をしなくてもいい世界を維持する為に、仕事の意味を考察する。読み手はずっと混乱し続ける事になるだろう。
装丁は素晴らしい。 -
仕事とは、何なのか。
批判されてもブラックと言われても働くのが楽しい人間なので「考えなくて大丈夫。」と思ってしまう。でも、それを純粋に考えた話。なるほどなぁ。 -
今年の本屋大賞はこの作品かもしれない!!ページをめくる手が止まりません。