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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784065177426
作品紹介・あらすじ
歴史あるホテル・ウィンチェスター。コンシェルジュの友納はホテルを騒がす怪奇現象に振り回されながも、今日もお客様のために働く。
みんなの感想まとめ
歴史あるホテルを舞台に、コンシェルジュの友納が幽霊たちと共に日々の業務をこなす姿を描いた物語は、ホラーとほっこり感が絶妙に融合しています。444人の亡霊たちが引き起こす騒動に振り回されながらも、友納は...
感想・レビュー・書評
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ディズニーリゾート近くのホテルウェンチェスター、その設定からホーンテッドマンションに入り込んで物語が進められている感覚になった。怖い話のようでほっこり不思議なホラー。最後は泣けてくる話だった。
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伝統と格式の宿、ホテル・ウィンチェスターは毎晩のように数多くの宿泊者が訪れる
だがこのホテルは、宿泊者の大半は気付かないそこかしこに、444人もの亡霊がひしめき合う幽霊ホテルでもあった
亡霊たちはちょっとした、時にはとても迷惑なイタズラや騒ぎ、亡霊同士の喧嘩などのトラブルを引き起こすものの、亡霊たちをなだめ、お客様を安心させるコンシェルジュ友納の働きにより、ウィンチェスター・ホテルは平穏を保っている
しかし、お客様の抱える問題と亡霊たちの性質が意外な形で作用し、騒動が思いがけない波紋を起こしてしまうのだった
伝統的な幽霊屋敷のホラーと、人怖もののミステリの要素がマーブル模様になった風味の、ライトな読み心地でした
亡霊とホテルの組み合わせだと『シャイニング』を連想させるし、ウィンチェスターという名前はアメリカの有名な幽霊屋敷だけど、おどろおどろしさはむしろ人間の方が持ち合わせていて、亡霊のみなさんは見た目やあだ名がむしろチャーミングだった
ハリポタのホグワーツに出てくる亡霊のみなさんに通じるくらいの質感
最終話では視点が宿泊客の少女となって、怪異に遭遇し恐怖するものの、人ならざるものに護られて、大人となってウィンチェスター・ホテルを後にする、クラシカルなゴシックホラーだったし、色んなホラーの古典の要素が詰め込まれている作品です
コンシェルジュの友納が、困らせる亡霊たちには優しく、お客様には恭しいのは良いとして、ホテルに損害を与えかねない迷惑客にもおもてなしの心を持ち続け、再びの来訪を待つ姿勢なのには疑問を感じたのですが、最終話の少女との会話で納得のいく真相が示されたので、そこも満足してます
古い建物が意志を持ち、それを媒介とするように亡霊が集まり、囚われて、それらの思念が凝り固まり、ひとつの巨大な生き物のように振る舞いだす、冬の季節にぴったりのホラーでした
余談ですが、ウィンチェスター・ホテルは東京駅までのアクセスが良く、ディズニーリゾート帰りの客が訪れる、日比谷公園の隣、との記述があったので、おそらくモデルは帝国ホテルかと思われます -
霊感のあるコンシェルジュがホテルに住み着く霊に振り回されるお仕事小説という括りではあるが、霊だか何だかわからないのもあったり、このホテルそのものが不思議なものを容認してる感じ。意外とホラー。
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由緒正しきホテル・ウィンチェスター。
長い歴史を持つこのホテルに棲みついた
444の亡霊が起こす騒動から
宿泊客をお守りするのが
優秀なコンシェルジュ友納の仕事。
4つの事件がおさめられている
ちょっぴりホラーテイストの
日常の謎系ミステリかしら。
ホテルをうろついている亡霊たちは
ちょっとした悪さをしたり
部屋を冷気で満たしたりするけれど
この場所が好きなのよね〜。
怖いのは、やっぱり人間のほう…。
一応、4話目でオチはついてますが
続きがあったら読みたいな。 -
怖がりのくせして“ウィンチェスター”と聞くと引き寄せられてしまうんです。『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』(2018)も好奇心を抑えられずに観に行きましたが、しらふじゃ怖かろうと酒飲んで鑑賞したら寝てしまった(笑)。そして本作はそんなウィンチェスターの幽霊屋敷をモチーフにしたのでしょう、亡霊が棲みついているホテルの話。
ホテルスタッフの中で唯一亡霊が見えて会話もできるコンシェルジュが主人公。亡霊に呼び捨てにされているのが可笑しい。「ウチのホテルでは何ひとつおかしなことは起こらず、いっさいの後ろ暗いところもございません」と言うこと自体怪しいがな(笑)。
何かトラブルが起きたときこそ、客が常連になるかどうかのチャンスだというのは、すべての接客業において同じな気がします。この幽霊ホテルであっても。
“妖怪アパート”シリーズなどが好きな人にはお薦め。
映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/0ca920789e47a5157dfbe21223d248b4 -
タイトルとあらすじで勝手に海外が舞台かと思い込んでいたけれど、舞台は東京都内の老舗ホテル。444の亡霊が棲みつくホテル・ウィンチェスターで働くコンシェルジュの日常。例えるならホーンテッドマンションみたいなノリで特別後引くようなホラー感もなく、読みやすくてささっと読めてよかった。
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ん?よくわからなかった。
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シャイニング!みたいな?笑 でもこちらの方が好き。もう遠慮なくキャラクターを作ってるところが好き。ただ最後の場面はシャイニング!のほっこり版。
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これもいわゆる特殊設定ミステリなんだろな。ライト~な小説にちょびっとだけホラーのエッセンスを足した感じ。まぁ、仕事が忙しくて心に余裕がないときに、可もなく不可もなく。
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歴史ある老舗ホテル・ウィンチェスター。ここには444の亡霊が棲みついている。コンシェルジュとして働く勤続十年目の友納は、ありえないトラブルに振り回されながら今日も最高のおもてなしのために奔走する! 血の降る部屋、怪奇現象が頻発する呪われたフロア、五十三年前の火災事故――の謎。〈死者の祭り〉ハロウィーンに現れる怪物とホテルの関係に隠された切ない秘密とは?
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お化けホテルを舞台にしたミステリ。亡霊や呪われた屋敷ものが好きなので、楽しく読めました。ミステリとしてのどんでん返しが仕掛けられているのも気が利いています。
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著者プロフィール
木犀あこの作品
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