AI崩壊 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2019年11月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784065177433

作品紹介・あらすじ

命の価値を、誰が決めるーー。

2030年、日本は投薬、治療、体調管理までを担う画期的なAI「のぞみ」に社会を委ねていた。
しかしその理想的な世界が一転、何者かに暴走させられたAIはついに命の選別を始める。
止められるのは警察に追われる天才科学者、桐生浩介。
限られた時間の中で国民の命は守れるのか。小説版「AI崩壊」。

主演:大沢たかお×監督:入江悠
豪華キャストが集結。邦画史上、前代未聞の大スケール!

2020年1月31日(金)映画公開!
最大の注目作の小説版、ついに発売。

感想・レビュー・書評

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  • AIが暴走する話

    あまり好きな分野でないけど
    浜口さんの作品なので、楽しく読めた。

    AIもそうですがネット…アプリ等もそう…

    40代のベルゴとしてはアナログ~ハイテクへの切り替わりを経験してる世代…

    個人的に【便利と引き換えに人は退化していってる気がする】

    何でも便利になり
    物を買うにしても、遊ぶにしても、愛でるにしても…

    思考、我慢、思い入れ、閃きなど失っていってると思う。

    本→本屋で探索することなく、欲しいものを検索

    電話→黒電話時代は自分家や友人等電話番号は暗記してたが…今は無理

    カーナビ→どこにも行けるようになったが、道をあまり覚えれない

    車→マニュアルは面倒臭いからオートマが主流になった為、踏み間違えが増える

    CD等→欲しい曲を買うか、有料コンテンツで聞き放題の為 アルバム等欲しい曲以外と出会わなくなるし、アーティストへの思い入れも減る

    便利=進化 ではない

    現代は【趣】が足りないです

    ※だから話が変わるけど 俺が何を言いたいかって言うと…
    【素麺つゆは、水で薄めず すりおろしたトマトを入れて薄めると美味しいよ!】って事!!

  • 映画の原作と思いきや映画のノベライズだった!
    ちょっと残念。
    だったら映画見ればいいじゃん(笑)
    正直、小説としての厚み(?)を感じられず、テンポよく、登場人物の深堀もなく、ドキドキシーンやお涙シーンで、ありがちな展開だなぁって思って、読み進めていたら、最後の最後で、映画の小説版ですって書いてありました。

    ストーリとしては、近未来の物語。
    AI「のぞみ」が投薬、治療、日本のインフラを支える世界。そんな「のぞみ」が突然、暴走。結果、日本が大混乱に。
    誰が「のぞみ」を暴走させたのか?
    その目的は?

    その容疑者として追われるのが、「のぞみ」の生みの親のAI天才学者桐生浩介。
    追い詰めるのはMIT出身の警察官桜庭。
    桜庭の開発したAI百眼で、桐生の足取りを追います。
    桐生VS桜庭

    「のぞみ」の暴走は止められるのか?
    事件の真相は?そして、その目的は?

    そもそも、AIそのものの設定に疑問がありますが、エンターテイメントとして割り切りましょう。

    映画を見てみたい!

  • 『AI崩壊』
    【A;購読動機】
    AIがビジネスに関わる領域が変化している。 
    そして、増えてきている。
    そのような環境下で、AIが小説のなかでどのように描かれているのか?に関心をもち、購読した。

    【B;物語】
    AIが医療を含めて国民の生活になくてはならないものになっている設定。
    心臓ペースメーカー、確率の高い手術方法、すべてAIがアウトプットしてくれる環境である。
    そうした中、AIが暴走を始める。
    暴走した結果、医療事故、交通事故をはじめ多くの災難が手伝い、大量の国民が命を落とすこととなる。
    AIの暴走が起きたのはなぜか?
    その暴走はどのように止めるのか?

    【C;他者レビュー】
    他者レビューと同様に、環境ならびに人物設定に疑問の余地を残す。また、映画化が先、物語があとのためか、会話が多い展開である。そのため、脚本のようなイメージをぬぐいきれない。

    【D;読み終えて】
    自分の公私に置きかえてみる。買い物、音楽、小説、しごとをするにあたって、自身の状況や嗜好を取り入れることができているのは、アルゴリズムのおかげである。
    アルゴリズムで便利になり、時間ができる。
    このメリットをどのような時間にするのか?
    今後も、アルゴリズムと自身の役割を認識した共同生活は続くだろう。
    考える。創る。発展させる。
    そうした流れを太くしたい。

  • 奥さんの望さんを救いたくて懸命に作った医療AIのぞみ。結局望さんは救えなかったけど、多くの人を助けるのぞみがテロで暴走するお話。

    近未来的なお話で楽しいですが、展開早すぎてあっという間に終わります。隙間時間にオススメ。♪( ´▽`)

  • 昨年、久々に見たいと思う邦画がありました。

    それが本作「AI崩壊」です。

    コロナ禍を理由に映画館に足を運ぶことをせず、現時点で映像は見ていませんが、そんな中で本書(ノベライズ)に出会ってしまいました(^^;

    休日の午後、昼食も食べ終えてお昼寝でも...って思いながら手にし、どっぷりハマり一気読みでした。

    著書の作品は「22年目の告白」に続き2作品目の読了となりましたが、今思えば2作品共にノベライズですね。

    しっかりと楽しめたので、著書のオリジナル作品も必ず読みたい!と思い、先に書き残すことにしました。

    直近で成毛眞氏の「アフターコロナの生存戦略」「2040年の未来予測」を立て続けに読み、本作で主役級に描かれるAIがいかに生活を変化させるのかといった内容を読み終えたところだった為、2030年という時代設定と共に尚更リアルに物語の世界に入り込むことが出来ました。

    AIは人間を超えるのか?

    不可能といわれ、仮に勝つとしてもまだ先だと思われていた対極でAIが人間に勝ち、ある意味では既に人間を超えた。

    それを可能にしているのはディープラーニング以外の何ものでもないのだろう。

    人間の行動をあらゆる端末やセンサーで情報として集め、ビッグデータとしてAIが止まることなく学びを続けた先に待つ未来。

    楽しみでもあり、不安に思う部分も確かにある。

    若い頃に夢中になったターミネーターの世界。

    もはやAIが進化し続けることからは回避出来ない時代となり、近未来においては世界が一変するのは時間の問題。

    本作で「のぞみ(AI)」は確かに暴走し、最後には命の選別をおこなおうとする。

    しかし、それは「のぞみ」が自ら望んだことではなく、人間が恣意的にプログラムを書き換える。

    ラストでは「のぞみ」が自らの生まれた意味を理解し、自ら暴走を止めるがこれが現実になるのかは誰にもわからない。

    我々に待ち受ける未来がAI vs 人間 的な危機的状況にならないことを切に願います。

    説明
    内容紹介
    命の価値を、誰が決めるーー。

    2030年、日本は投薬、治療、体調管理までを担う画期的なAI「のぞみ」に社会を委ねていた。
    しかしその理想的な世界が一転、何者かに暴走させられたAIはついに命の選別を始める。
    止められるのは警察に追われる天才科学者、桐生浩介。
    限られた時間の中で国民の命は守れるのか。小説版「AI崩壊」。

    主演:大沢たかお×監督:入江悠
    豪華キャストが集結。邦画史上、前代未聞の大スケール!

    2020年1月31日(金)映画公開!
    最大の注目作の小説版、ついに発売。

    内容(「BOOK」データベースより)
    二〇三〇年、日本は投薬、治療、体調管理までを担う画期的なAI「のぞみ」に社会を委ねていた。しかしその理想的な世界が一転、何者かに暴走させられたAIはついに命の選別を始める。止められるのは警察に追われる天才科学者、桐生浩介。限られた時間の中で国民の命は守れるのか。小説版「AI崩壊」。
    著者について
    浜口 倫太郎
    1979年奈良県生まれ。2010年、『アゲイン』(文庫時『もういっぺん。』に改題)で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。放送作家として『ビーバップ!ハイヒール』などを担当。他の著書に『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』『廃校先生』『シンマイ!』などがある。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    浜口/倫太郎
    1979年奈良県生まれ。2010年、『アゲイン』(文庫は『もういっぺん。』に改題)で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。放送作家として『ビーバップ!ハイヒール』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • AIの進化から、起きそうな話。
    アナログは不滅!

  • 映画が始まる昨年末ぐらいから、店頭でよく見かけていたが、映画のノベライズなので、スルーしていたが、やはり気になり、映画の公開から約2ヶ月遅れでやっと読んでみた。
    舞台はシンギュラリティと言われている2045年よりも前の2030年。日本は投薬や治療、体調管理などを医療AI「のぞみ」に委ねる生活を送っていた。
    きっかけは心臓に病を抱える現総理大臣を救ったこと。その功績を称え、開発者である桐生が総理大臣賞を受賞した為、何年かぶりに日本に帰国した時に、突然「のぞみ」が暴走を始める。
    「のぞみ」の目的は、命の選別を図ること。その見せしめのように、心臓にペースメーカを入れていた総理大臣が死亡し、「のぞみ」によって制御されていた世の中が暴走する。
    「のぞみ」を暴走させた犯人は誰なのか?そして、その目的は?
    天才と言われる「のぞみ」の生みの親・桐生と、「のぞみ」のビッグデータを警察犯罪にも利用したいと考えるエリート警官・桜庭の頭脳戦が繰り広げられる。ハッキングにはハッキングで対抗し、この仕掛け合いは手に汗握る展開で面白い。
    ただ、犯人の動機に関しては、あまり説得力のないもので、ラストも物理的というか、心情に働きかけることでごまかされてしまった感が否めない。
    この作者さんは「22年目の告白」も読んでいて、映画とはまた別の展開で、小説も楽しめたので、機会があれば、映画も観ようと思う。
    個人的に映画のキャスティングが魅力的。

  • 近い将来が見えるような話。
    それはAIと共有する世の中。
    その中心にあるのが、AIの「のぞみ」。
    AIの研究者として最も優秀といわれ、神と言われる桐生浩介が、妻を病から救うために開発したもの。
    それが、何者かの手によって穢れ、暴走を始める。
    止められるのは開発した桐生だけ…
    AIの怖さと便利さに、複雑な思いを未来にも感じてしまう。

    2022.3.31

  • 近い未来に起こりうる!?

    便利と背中合わせの恐怖。
    AIのテクノロジーと登場人物がもつ人間臭さのアンマッチが物語を盛り上げる!

    テンポよくストーリーが進み一気読み。

    お互いの良さが活きる世の中になれば。
    と、考えさせられる。

  • コンピューター社会になりつつ今、このままAIに任せていいのだろうか、いつかAIが崩壊したらどうなるのだろうかといった不安も背中合わせだと思う
    一方で、便利な世の中になっている事実も否めない

    タイトルの通りとても興味のある内容だった

  • 二〇三〇年、日本は投薬、治療、体調管理までを担う画期的なAI「のぞみ」に社会を委ねていた。しかしその理想的な世界が一転、何者かに暴走させられたAIはついに命の選択を始める。止められるのは警察に追われる天才科学者、桐生浩介。限られた時間の中で国民の命は守れるのか。小説版「AI崩壊」。

  • 映画の小説化。映画のノベライズ本は初めて読みました。しかも映画の脚本家が小説化したわけではなく、脚本家と小説の作家は別人。

    私は映画を観ずに小説を読みましたが、映画が観たくなりました。映像を意識した書かれ方がされているように思います。映像がないとわからないというわけではなく、カメラのパーン、ズームのような動きを文字で書くとこうなるのか、という印象です。状況だけが書かれた一文が置かれていると、画面いっぱいその光景が映っているように想像させられます。場面転換の軽快さも映像っぽさを感じました。心理描写より動作の描写が多い印象があり、その分「これ、俳優さんが演じたらどうなるのかな」と思いました。
    映画を観ていなくてもスピード感があって楽しめる小説だと思います。

  • あ、そうなんだ。
    こちらが原作で映画化ではなく、映画ありきの作品だったのなね。
    道理でテンポ良く話が進んでいったのか。
    映画見に行けるかなぁ…

  • 医療とAIという、自分がまさに関わっている領域であったので映画とともに気になっていたので読んでみた。

    以下、本流のネタバレではないが、物語を構成する支流のところで面白いと思ったポイントを記載したい。

    ①AIがインフラとなった近未来
    本の中では2030年と書かれていたが、現在の社会の状況を踏まえると、こういう未来が十分に想像できた。AIによる利便性を享受するだけでは済まされない。個人個人が、AIとはどういうものかをある程度理解することが求められそうだ。

    ②AIによる治療法の提案
    がん治療において、治療薬の提案をAIが行う。しかし、今回の話のように、それが未承認薬である可能性も十分にあり得る。そうなったときに、自分や家族はどのように考えるのだろうか。

    ③人間によるAIの育て方
    AIはデータがあって成り立つものである。私たちの生活において、様々なデータが集められていき、それがビッグデータとしてAIを育てる元となる。私たちのデータが、知らず知らずのうちに集められていること、それらが使われていることをまず多くの人は理解しているのだろうか。また、そのデータの使い方によっては、人を助けるどころか差別の助長につながりかねない(将来的にがんになる確率が高いから保険には入れない、とか)。このような問題に対応できるような社会の枠組みが必要であるだろう。

    ミステリーとしては、この人が怪しそうと思った人が結局犯人だったので、個人的にはもっと面白かったらよかったなと思った。
    ただ、これからのAIについて考える上ではとても参考になり、面白かった。AIという言葉がパワーワード化してきているが、AIが当たり前となる近未来の話、そこにどんな問題があって考えることが必要になるかという面で読むのもありなのでは。

  • ご都合主義のストーリーが過ぎる。そんなわけ無いだろう、とページを捲るたびに言わずにはいられない展開。
    文章も下手で、ストーリーと相まって学芸会を見ている気分になった。

  • 「のぞみ」がいる世界は、安心が保証されていて、理想的だなと素直に感じました。
    ただ、何かに頼るということは、人の成長や技術を止めてしまうこともあるのだなと。
    それは今の時代でも心に留めておきたいところです。

  • AIにも心がある、個性がある、というのを伝えたかったのかな。
    人からAI主流の社会へと変化して、人は仕事がなくなったり、監視されたり。でも、便利性があるし、効率も上がる。物事にはいろんな功罪があるけれど、AIもその例に漏れず。うまく使えば、のぞみのようになるかもだけど、のぞみだって完璧ではない。結局のところ、その短所は、人間自らが補わないといけないんだよな。余りにも便利すぎると、人間は楽な方に傾く生き物だから、そのまま堕落していざという時には、役立たなくなる可能性もある。だからこそ、一旦立ち止まって考えないといけないなと思った。
    2030年、日本はもっと退化しているだろうけど、どんな感じなんだろ。私の生活はどれくらいAIに支配されるんだろ。
    桜庭は、明らかに最初から疑わしかったし、サイコパスだしで、最悪だったけど、言わんとしていることはわかった。やり方よね。確かに、社会保障やら何やら、高齢者中心の政治なんてもう飽き飽きだし、社会の荷物なんて言葉を選ばなきゃ思えるけど、それをどうするか、人道的にどう対処するかを考えるのも、開発者であり、AIなんじゃないかな。新たな発想的なことってAIできないのかな。よく知らないけど。
    とにかく、結末は見えてたけど、面白かった。桐生は勿論のこと、登場人物皆が切れ者でカッコよかった。

  •  映画脚本の書籍化だけあって、しっかり分かりやすくエンタメにまとまってるなぁ、という印象。その分、テーマであるAIと人間の共生についてや、対警察との頭脳戦は底が浅いとも感じましたし、わざとらしい展開も多かったですが、疾走感をもって読み進められたので、まぁそれはそれで……。
     映画は観ていないのですが、おそらく登場人物ごとの視点が次々切り替わっていく方式なんでしょうね。作中でも視点がコロコロ変わるので、没入しにくかったのが少々残念。西村さん……主人公だと思ってたらまさかの途中退場……orz 最後の最後でAI崩壊ならぬ涙腺崩壊しかけたのを、電車の中でぐっと堪えました。

  • こなれてない表現も多々あるも映画を観ているみたいでワクワク、ドキドキで面白かった。原発神話持ち出すまでもなく、世の中に絶対安全はないけどA Iに頼らざるを得ないんだろうなぁ、私は今もガラケーだが…極端だけど桜庭の考えも理解できる。「正義こそが天使にも悪魔にもなる。そして人は、A Iは、その正義を扱うことができるのだろうか…」

  • AIに頼り切る人間たちの描写にはゾッとさせられた。自動運転でないと自分たちでは運転できない子だったり、近い未来で起こり得そうだ。
    映画化したときの予告で、桐生の逃走劇と銘打たれていたので「犯人は桐生でないんだろうな」「天才といわれている桜庭がきっと犯人なんだろうな」と早い段階で想像できてしまったのが少し残念…
    のぞみがラストに家族写真をみて自我を取り戻すという展開も少しモヤッとしてしまった。

    登場人物は皆とても魅力的だった。
    富永記者と心ちゃん、合田さんの関係が後で繋がっていったり、合田さんと奥瀬さんのバディだったり

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著者プロフィール

1979年奈良県生まれ。2010年、『アゲイン』(文庫時『もういっぺん。』に改題)で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。放送作家として『ビーバップ!ハイヒール』などを担当。他の著書に『22年目の告白-私が殺人犯です-』『廃校先生』『シンマイ!』などがある。

「2021年 『ゲーム部はじめました。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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