とんがり帽子のアトリエ(6) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
4.31
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本棚登録 : 851
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065177785

作品紹介・あらすじ

魔法使い・キーフリーの弟子となったココは、同じアトリエで魔法を学ぶアガットとリチェの「第2の試験」に付き添いで同行する。そこに、禁止魔法を使う「つばあり帽」の妨害が入り、窮地は脱するが試験は中断、キーフリーは負傷してしまう。魔警団のメンバー・ルルシィと共に魔法使いの住む海底の「大講堂」に向かった一同は、三賢者の一人ベルダルートと面会し、再試験を受けることに…!スケッチブック付き限定版も同時発売!

感想・レビュー・書評

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  • 発想する人
    形にする人
    実行する人
    それぞれに得意なことと
    苦手なことがあって
    それぞれの分野で力を発揮して
    みんなの目的を叶えていく。
    内に籠るのではなく
    わからないことを
    わからないとして質問して繋げていく
    成長がここにある。

  • キーフリー、クックロウよりも、オルーギオのほうが先生に向いてる気がする……。
    キーフリーは見守っているわけだけど、なんというか甘やかしているように思える。
    キーフリーの先生が登場で、また不穏な感じだし。
    キーフリー、やっぱりやばい気がするー

  • 4人で力を合わせてベルダルートの試験に挑むお話。4人らしい、真っ直ぐで綺麗な魔法。禁止魔法とは対極にある美しい世界。だからこそ、つばあり帽やキーフリーの抱える闇がより際立つ。

  • 大講堂へみんなで行くところから。

    ココは魔法について知らない人だった訳だけど、魔警団の存在も知らなかったみたいだし、大講堂のことも知らないみたいだけど、そんなに知らないものなの?と思ってしまう。
    少なからず知らざる人達も魔法使いと関わってたり、恩恵を受けてるのに。

    最後ベルダルートがココを夜中に呼び出したけど、それもつばあり帽の罠かと思った。
    キーフリーからもココを守るってどういうことなんだろう。
    キーフリーがつばあり帽に恨みを持っている理由や、大講堂から遠いところにアトリエを構えてる理由が次で分かるのかしら。

  • 大講堂へ。

    建物全体が海底にあり、空気の層で居住空間を生み出している景色が幻想的で心躍る。泡馬車が美しくて素敵。

    三賢者ベルダルートの再試験編。やっぱり4人揃って協力し合うのを見たい。何だかんだ2巻のドラゴン振りなんだ…。

    以前のココはオドオドした不安気な表情や誤魔化し笑いが非常に多かったが、短期間で色々な経験を積んだおかげか顔付きがとても良い。
    対照的にアガットは焦りや動揺する場面が増えた。

    1巻の頃に比べると線が随分変わったことがわかる。あの時の陰影も重さがあって好きだったけど、益々洗練されていく印象。

    少々話が込み入ってきたのでついていくのが大変。


    1刷
    2021.6.19

  • 浜辺がお風呂って発想がすごい。

  •  一見棘のあるキャラクターが、実はそうでないことを見せることの多い今巻。良かった。オルーギオはきちんと、優しく面倒を見てくれるし(前からそうか)、それから名前は忘れちゃったけど、引率の魔警団の人。ドタイプだった。あとはなんと言ってもアガット。ココに抱いていた警戒心も緩んで、手を取り合っていけば、一層の成長を見せることだろうと思う。
     また、発想と技術、個性と目的という風に、それぞれを象徴するように示す大ゴマがあったけど、ここのテティアの台詞にはハッとした。特にテティアは、最初から魔法を使う目的がはっきりとしていたから、ふんわりした外見や言動に反して、実はかなり芯のあるキャラクターなのかも知れないな、と。確かに、それぞれの資質はこれまでも描かれてきたことだったし、最初からこの方向性を意識してかき分けていたなら、凄いなと思った。
     次巻も楽しみ。

  • 大講堂編。キーフリーの再試験は楽しい。

  • ただでさえ試験はつばあり帽に妨害されて、ユイニィは身を隠さなきゃいけなくなるし先生は重傷だしで大変なのに、さらに自警団ならぬ魔警団に半ば連行されるなんて泣きっ面に蜂。
    でも初めて明かされた魔法使い達の本拠地はなかなか独創的で面白かった。まさか海底にあるとは。その発想はなかったな。うまく口裏合わせする余裕もないままに賢者の前に出されたから心配したけど、何とかユイニィの事は誤魔化せた様子。ユイニィの師匠はマジで殴りたい。
    アガットがいよいよデレてきて嬉しい限り。ちょっと不穏な話もあったけど、まっすぐなココの信頼が伝わってくれて良かった。
    そしてベルダルート様を驚かせる課題も無事に完了できて良かった。一体どんな驚きをと思ったけど、ほんと彼女たちはいつも予想外のことをしてくれるな。
    ベルダルート様に気に入ってもらえて、ここで賢者に匿ってもらえれば確かに安全安心なんだけど、いったいキーフリー先生に何があるんだろ?

  • “脅威の前兆”のココのビジュアルが良くて、闇堕ちした話も見てみたいなと思った。

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著者プロフィール

ビームコミックス『エニデヴィ』で漫画家デビュー。イラストレーターとしてもマーベルコミックス、DCコミックス、スター・ウォーズ等のアメリカンコミックスの表紙・挿画などを手がけている。2016年より『月刊モーニングtwo』で『とんがり帽子のアトリエ』を連載開始。本作は日本での人気のみならず、フランス「JapanExpoAwards」をはじめ海外でも多くの漫画賞を受賞している。

「2023年 『とんがり帽子のアトリエ(12)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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