ランウェイで笑って(14) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 368
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065178867

作品紹介・あらすじ

身長は、158cmから伸びなかった・・・。
藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。
モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。
そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?


麻衣から“novice”を売る新戦略を任された美依。だが、美依は失言で大物スタイリスト・照実を激怒させてしまい、PRの肝・TGC出展自体が危ういことに! 育人もまた、バッグ制作が難航し、実物完成が間に合わない…!? 照実へのプレゼンチャンスは一瞬。なんと、それはTGCスペシャルコレクションのモデルオーディション! 育人初・コレクションアイテムの成功は、一人の少女に託された──!!

感想・レビュー・書評

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  • あの靴にあんな伏線があったなんて……。後付?
    磁石でカスタマイズできるカバンって、どーなの?
    デザインはともかく、そんなのセレブが使うかしら?

  • カバン作りでみいが活躍
    だがカバンをテルミが使ってくれるかは別問題
    どう売り込むか
    みいと千雪が繋がり、tgcのオーディションで服の着崩しとカバンを組合せて自分をも売り込む
    セイラを打倒し、ファーストルックの座を掴み取る

  • チユキがセイラからファーストルックを勝ち取る
    バッグはテルミに認められたが改良に
    アヤノ、心、シャル…TGCはどうなるのか

    自分自身に価値がつくことを考える

  • 千雪がトップデザイナーにオーラを認められるシーンは痺れた。そこに影ながら、育人とみぃの努力もちゃんとあって、みぃちゃんがこれまでの自分の頑張りを認められたシーンをうるうる来た。頑張ろうと思える場面作りだった

  • TCGに参戦する為にカバン作りに邁進する育人達"novice"チーム
    まさかここに来て、美依が靴を作っていた経験が活きてくるとは思わなかったな
    諦めていた美依の過去の努力を肯定し、今に繋げて現状を打破させる構成はかなり好き


    前の巻の後半から美依はかなり成長しているのだけど、それにしたってテルミにあんな要求をするとは思わなかったよ……。しかも、自覚的な要求ではなく無自覚での要求なのだから恐ろしい
    普通、ここまで無神経に人の領分を犯してしまうタイプはその性質によって足元を掬われてしまうものだけど、美依の場合はふんわりした無神経さが逆に数多の繋がり、コネクションを手に入れることになるのか
    コネ入社と馬鹿にされていた彼女が、その実コネの部分が最大の武器だったとは思わなかった

    "novice"の努力が実って遂に形になった試作バッグ。それが育人の手を通じて千雪に渡される描写は印象的。ここから物語は千雪を主軸とし、TCGでテルミのショーに出るために奮闘する物語が描かれる
    だからこの流れで千雪は試作バッグをテルミに見せることを一番の目的にしていない
    セイラに勝ち、オーディションに残る為のアイテムとして試作バッグを利用する

    でも、そこには確かに育人と一緒にTCGに出たいという想いもあって。
    土壇場での着こなし変更、それを感じさせない強さに満ちた振る舞い
    いつの間にか千雪が大きく成長したと感じられる描写だった

    だからこそ、そんな千雪を押しつぶそうとするセイラが恐ろしく見えるし、そんなセイラを一瞬にしてけちょんけちょんにしてしまったシャルの超越的なオーラが衝撃的

    TCGを前にして新たな課題を提示された育人と千雪。二人の戦いはどのような勝ちを生み出していくのか、TCG本番が待ち遠しくて仕方ないね

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著者プロフィール




「2020年 『ランウェイで笑って 158cmモデル、パリコレへ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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