分断を生むエジソン

著者 :
  • 講談社
3.23
  • (4)
  • (10)
  • (8)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 173
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065181065

作品紹介・あらすじ

デビュー2作で25万部 ビジネスリーダー最新作

世界が「分断」して見えたなら、
あなたには、足りないものがある

ベストセラー『天才を殺す凡人』から1年、
女性起業家アンナの復活を追う物語
彼女はすべての「働くひと」に問いかける
「仕事で愛を、生めますか?」


(本書の内容)
これからのビジネスは「影響力の地図」を持つものだけが勝つ

5人の法則――これは実際に経営をしているとしばしばぶつかる問題である。たとえば、人が「うちの会社は」と言うとき、そのほとんどのケースは、実際には「自分の周りの5人」に起きていることだけで話している。
つまり、職場の認識は「身近な5人」によって歪められるのである。
ビジネスパーソンが「影響力の地図」を持つべき理由は、これを超えるためだ。身近な5人以外を理解すること。
言うなれば、6人目以降の世界を理解しようと努力することなのだ。

東の国と西の国――
中部と南部――
そこに生まれる分断の正体とは
職場の認識を歪める「分断を生むエジソン」とは何者なのか?

■ビジネスには「ペイン型」と「ゲイン型」の2種がある
■リーダーは二度生まれる。一度は弱さだけ知って
■自分の中に「発明家」と「投資家」と「戦略家」を飼え

◎特別付録 4人の「分断する王」と5人の「繋ぐもの」、9種類のうち1枚のカードつき。あなたは誰を引き当てるのか?


(あとがきより)
私たちはいま、とてつもない高い氷山の前にいる
あなたは、どちらの道を進むのか――

分断を煽ること。
それは最も簡単な才能の使い方だと私は思います。スター・ウォーズの悪役ダース・ベイダーのように、人間は気を抜くと自らの正当性を証明する方向に進みます。
一方で、その反対側に回ること、この本の主人公たちのように生きることは、たとえるなら、最も高い山を最も難しいルートから登るようなものです。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 物語なのであっさり読了。わかったようなわからないような、なんとなくフワフワした感じ。わたしの経験値が足りないだけなのかもしれない。また時が一定量過ぎてから再読してみよう。

  • 【No.83】「選ばれた人間、大いなる才能はその力を適切にコントロールされなければ、人を殺す凶器にもなる」「人々を幸せにできない経営者に価値はない。経済とは雇用だからな。その意味で君は経営者として失敗したのだ。眩しすぎる光に人は憧れとともに恐怖を感じる。炎は遠いと勇気を灯すが近すぎると焼けてしまう」「人はみたい世界だけで生きられるようになった。全員が見るメディアは衰え、人は見たい情報だけを選べるようになった。つまり、主観の時代が来ている」「人が”うちの会社は””会社って”と言うとき、そのほとんどのケースは、実際には”自分の周りの5人”に起きていることだけで話していることが実に多い。言い換えれば、ほとんどの人にとって、世界はその程度の大きさでしかないのだ」「人が”影響力の地図”を持つべき理由は、これを超えるためだ。この身近な5人以外を理解すること、言うならば、6人目以降の世界を理解しようと努力することなのだ。そして偉大なリーダーの役割は、これらを繋ぐことなのだ」「分断を生むエジソン=好奇心にすべてを捧げて猛スピードで突き進むが、そのスピードに誰もついてこられず、大きな分断を生む」「あるレベルを超えると、人は自らにインスピレーションを与えうるものだけが本質的に金を払う価値があるということに気づく」「小品やサービスには2種類のものがある。苦痛を取り除くことと、価値を増やすこと。前者がペイン。”人の苦しみ(ペイン)を取り除いてくれること”。後者がゲイン。”人の喜び(ゲイン)を拡大させてくれること”。究極的な価値はこの2つしかない」「支配力のルール=それ以外の選択肢を考える必要がないものだけが、強い。このとき、人は”何も考える必要がないまま”、その商品を選ぶ」「才能に溢れた人間は、その溢れ出る才能がゆえに、自分を破壊してしまうことがある。市場に対して早すぎる最適化を求められる。だが、それは自らを殺すナイフにもなる」「いいか?仲間には2種類ある。一つは、一緒にいて楽しい、時を忘れさせてくれる存在だ。これも大事だ。でも、奴に必要なのは、もう一つの仲間。それは、お互いのやるべき、使命を思い出させてくれる友なんだよ」「”才能を持つこと”は時にとてつもない苦痛と責任を伴うことがある」

  • 「人を熟知する」ことの本質は、「分かり合えないことを理解すること」に激しく共感していた私が、読み進めていく中で「人の物語に出演したいか?そのために私はどうありたいか?」とBeingに行き着いた。

  • 経営者にとって必要な資質と能力をテーマにした意識高めな人向けのビジネス小説。テクノロジーの世界で能力を発揮する天才起業家の女性と、日本一依頼料の高い実力派コンサルタントの男性。そんな二人を深く知り、両者を繋ぐ役割を果たすのが、資本主義経済において大成功を収めたが今は隠居生活を送っている元経営者の老人。登場人物はこの3人のみで、彼らの会話と心象推移を中心に物語は進む。著者の前作「天才を殺す凡人」と同じ雰囲気を持つ作風だが、本作は更に上位のレイヤーから現代の経営の本質を紐解いていこうとする著者の意思を感じた。

  • 意味不明、理解不能。ただ、これが自分のレベルにあわないことが原因なのか、作品の質に起因するのか、判断できません。なんとなく後者のような気もするので、星はなし(評価なし)としておきます。

  • 思考方法違いか、最後まで読みづらい文章だった。

    おもしろい喩えは
    西の国=シリコンバレー新しいものを生み出す(1)、中の国=ワシントンDCルールの制定や調整(2)、東の国=ニューヨーク実利(10)、南の国その他日常生活に埋没して生きる人達=その他大勢の大衆(100)

  • 難しすぎた。。

  • 世の中の捉え方や考え方を新しい言葉に置き換えて説明されているのが分かりやすく、学びが多い。
    いたるところに、なるほど!が散りばめられている。

    前作、「天才を殺す凡人」と比べると起業家、経営者向けて書かれた本、という印象。自分にとっては少し難しさがあった。

    認識は『役割によって』解釈される
    →この本も違う立場の人が読んだら、また違った見え方がするのかもしれない。

    自分自身のフェーズが上がったら、改めて読み直すと新しい発見が多そう。

  • 北野さんの本は、自分が思い悩んでいることを言葉にしてくれる。
    世界をありのままに見て、良くしていこうとするエジソン (天才)の思考が個人的にはしっくりくることが多い。

    人それぞれに個性はあるので
    シチュエーション毎に位置する国は変わるのだと思う。
    西の国→天才
    中部→政府などルールを作る人
    東の国→経済や組織を牛耳るビジネスマン
    南部→自分の周辺を大切にする普通の人

    相容れない価値観と出会い
    悩んでしまったらこの本を読んで
    そのときの自分の思考がどのポジションにあるか
    冷静になるための1冊にしたい。

    「ほとんどの人は変化など求めていない」
    という記載が一番突き刺さった。
    自分は変化量しか求めてないので。

  • ▼@yuigak さんによるこれからの経営者に求められるもの
    ■経営者は起業家/投資家/戦略家たれ
    ■ビジネスパーソンは地図のような客観も意識せよ
    ■サービスはペイン/ゲイン型に分類
    ■支配から影響の時代へ

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

兵庫県出身、神戸大学経営学部卒。就職氷河期に博報堂へ入社し、経営企画局・経理財務局で勤務。その後、ボストンコンサルティンググループを経て、2016年、ワンキャリアに参画。執行役員として事業開発を経験し、現在同社の最高戦略責任者、子会社の代表取締役を兼務。テレビ番組や新聞、ビジネス誌などで「職業人生の設計」「組織戦略」の専門家としてコメントを寄せる。
著書に『転職の思考法』『オープネス』(ダイヤモンド社)『天才を殺す凡人』(日本経済新聞出版社)がある。

「2019年 『分断を生むエジソン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北野唯我の作品

分断を生むエジソンを本棚に登録しているひと

ツイートする