- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065181577
作品紹介・あらすじ
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「藤、異動の本当の理由は…」
前巻よりスタートした、藤・源のもう一人の同期を描く、ロングシリーズ「同期の桜」佳境へ。 藤、異動の本当の理由、警察学校卒業後の桜の行方、そして藤が保管する“箱詰め”の中身、少しずつ明かされていく真実に、新任警察官・川合は翻弄されていく――。
昇任試験に鑑識競技会、藤の美少女時代、そしてまたまた画伯が登場! 11巻も「働き方改革」とは無縁で頑張ります!
感想・レビュー・書評
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そういうことだったのかー。
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元警察官ならではのリアリティと割と常に過酷ながらも楽しそうな登場人物達にほのぼのする。
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うおおお、面白い!
今までの全てがここの収束している。
交通立哨の回、そりゃ藤部長もああいう反応になるよなぁ。
次も楽しみ。 -
安定の面白さ
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「法じゃどうすることもできない事案と 法の中でしか動けない仕事と 『国民を守る』という警察の責務と クソみてぇな矛盾ばっかり」な警察という仕事。それでも「『誰か』がやらなきゃいけない仕事」なんだよね。ハードで不条理だらけな日常を描いた警察コメディ。
今回はやっぱり「同期の桜」編に目を奪われる。明かされた過去と、向き合うべき現在。今までの登場人物や出来事が繋がって形になっていくところが素晴らしい。タイトルだけではなく、あの台詞まで伏線回収してくるとは思わなくて驚いた。すべて知った上で最初の展開を思い出してみると感慨深いものがあるね。川合と藤の間に生まれた絆は紛れもなく本物だったんだと。箱詰めになった過去へ逆襲することはできるのか。
認知症の家族を描いた「あきらめの一線」もよかった。奥さんの「『この人となら辛くても最後まで一緒にいよう』と思える人のほうがいいじゃない」という言葉も一理あるけど、生きるのはあくまで自分の人生なんだよね。他人や物事に一線を引けないと、自分の人生の歩き方を忘れてしまう。
ぼくも考えすぎてしまう方だから身に沁みた。線を引くことに罪悪感を覚えたり、引き際を見失っていたりするんだよね。今回の藤部長やケアマネのように、第三者から線を引くように伝えられる環境はとても大事だなと思ってる。 -
面白くてためになるし警察官を尊敬するようになる漫画からついに物語としての深みまで出してきやがった。天井知らずの成長力。
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最高に面白い。